
投資をする上で知っておきたいのが、どのアセットクラスに投資すれば好パフォーマンスが得られるのかということ。
あくまでも過去のパフォーマンスですが、参考にはなると思います。
老後資金を資産運用で準備するためには、投資対象をしっかりと選ぶことは大切ですからね。
大切な資金を投資するのですから、しっかりと選んで悔いの残らないようにしたいです。
長期投資でのパフォーマンス
過去のアセットクラス別パフォーマンスは10年くらいの分であれば探せばいくらでも出てきますが、超長期となると話は別でなかなか見ることはできません。
だけど、クレディスイスのサイトで超長期でのパフォーマンスに関する記事を見つけましたので参考にしました。
過去115年でのパフォーマンス
出典元:Credit Suisseglobal research Institute
上から順に1900年から2014年までの株式、長期債券、米国短期債券の累積リターンのグラフと主要アセットクラスでの年率リターンの図です。
株式が債券を圧倒しています。超長期になると株式は圧倒的に有利ですね。
但し、20年程の期間である場合は報われない可能性もあります。
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でも2000年以降は長期国債のパフォーマンスがいいですね。株式だけでなく、債券にも投資した方がいいのかもしれないと思わせるグラフです。
過去115年でのセクター別株式パフォーマンス
出典元:Credit Suisse
global research Institute
米国と英国でのセクター別長期パフォーマンスのグラフです。
タバコ、アルコールのパフォーマンスが高いです。
シーゲル博士の株式投資の未来にもタバコセクターの圧倒的なパフォーマンスの良さが書かれているので、タバコ銘柄のパフォーマンスが良いことは知っていたけれど、アルコールもなんですね。
個別株投資するなら、退屈だけれどもタバコとアルコールを中心に投資すればいいかもしれません。
タバコ銘柄は不人気のため、高配当の所が多いので配当金再投資するには最適かもしれないなと思っています。
私は米国株の個別株にも投資しているのだけど、株式投資の未来を読んでいるのでPM(フィリップモリス)とMO(アルトリアグループ)というタバコ銘柄にも投資しています。
PMは株価はここ数年、ずっと横ばいだけど配当利回りが高いので配当金再投資がやりやすいです。
株価が低迷している間は、配当金は再投資して株数を増やしていく。すると株数が増えるのでもらえる配当金も増えていくという好循環が生まれます。
まとめ
あくまでも過去のデータだけれど、やはり株式のパフォーマンスが債券を圧倒しています。だけど2000年以降は意外にも長期国債のパフォーマンスが良いです。
その期間はITバブルやリーマンショックといった暴落がありましたからね。
100年もの超長期での運用になるとやはり株式投資一択ですが、2000年以降のパフォーマンスを見ると、20年やそこらの運用年数ならば、ある程度は債券にも投資した方がいいのかなとも思いますね。
悩ましいですが、各人でよく考えて投資対象を選ばないといけないです。
[最終更新日]: 2020/02/07