株式投資における投資期間は、本当にさまざまです。
買ったとたんに急騰するなんていう幸運も経験したことはあるし、買った途端にに含み損で結局損切りすることになったという苦い経験もあります。
いろいろと経験してきて、私が実践しているのはどちらかというと中長期投資。
投資経験が長期投資というには投資歴が2019年で15年目と投資期間が短すぎるので、中期投資といった方がしっくりくるかもしれません。
一番理想的なのは買った後に適正価格や目標としている株価まで短期間で騰がることだけど、そんな偶然はほとんどないです。
デイトレなどの短期投資は一種の才能だと思うので、誰もができることではないですし、私にはその才能がないので残念ながらできません。
短期投資の才能はないとすると、中長期で投資するしかないんですよね。
じっくりと時間をかけながら有望だと思った企業の成長を見守りつつ、大きな利益を狙うということを心掛けています。
目次
中期投資や長期投資で大きな利益を狙いたい
せっかく中長期で投資するのだったら、大きな利益を狙いたいです。
投資先の銘柄にもよるけれども、ちょっと騰がったくらいでは売らずに、最低でも2倍以上はとれるくらいを目指しています。
2倍、3倍くらいまで値上がりする株であればそんなにも珍しいことではありません。
ただ、途中で売りたくなる気持ちを抑える精神力は必要になります。
テンバガー(10倍株)は市場からのプレゼント
運が良ければ投資家の憧れであるテンバガー(10倍株)もゲットできるかもしれません。
テンバガー(10倍株)は運の要素がかなりの割合を占めていると思うので、狙って獲るのは無理じゃないかと思うんですよね。
私も何回か10倍以上に値上がりした株に投資していましたけど、どれもが運でした。
まぁ、リーマンショック後に安値で放置されていたときに、たまたま投資した株を保有し続けていたら、たまたま業績が復活して株価も騰がったというだけの話で、たまたまの連続(笑)
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2017年もテンバガー(10倍株)ゲット!達成まで6年かかったよ。
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テンバガー株の紹介から2週間ほどで20倍株になりました。ありえない…!
20倍以上になった株は未成年口座で1単元しか持ってなかった(保有している間に株式分割されて保有株数は増えていたけど)ので、残念ながら利益も20倍株の割りには少なかったですが、それでも、この株(ヤーマン)だけの利益で200万円以上にはなりましたよ。
最高で2700円くらいまで値上がりしたのに、今はまた1000円近辺をウロウロしていますから、優待の100株を恩株として残して売り切っておいて良かったです!
もっと騰がるかもしれないという欲にまみれていると、売り時を逃しかねません。
ほどほどのところ(割高になった水準)では、ある程度の売却をおすすめします。
未成年口座の元手は300万円ほどしかなく、今では5倍以上には増やすことができましたが、まだまだ未成年口座の投資額は少ないので200万円の利益でもインパクトはそれなりに大きいです。
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テンバガーについては、ピーター・リンチの株で勝つにも書かれてありますよ。
中長期投資でも失敗することもあるが、勉強代と割り切る気持ちが必要
過去に実際に経験した大きな損失というのは、リーマンショックのときです。
以前にも記事にしたのですが、ローランドDGという3Dプリンターの会社で当時は大きな損失を出しました。
ローランドDGでの過去の大損経験、今思い出しても泣ける…。
ローランドDGの株価は一番ひどいときで、高値から90%近くも下落していたのです。
ビックリするほどの下落率ですよね?
高値が6460円で、安値が756円。
私が購入し始めたのは3000円頃だったので、実際に90%も損したわけではないですけど、ナンピンを続けてしまったために、損失は雪だるま式に増えていきました。
配当金が雪だるま式に増えるのなら笑いが止まらないですけど、含み損の雪だるまなんて笑いごとでは済まされません。
計画性のないナンピンは要注意です!
ローランドDGのような景気敏感株への投資は難しいので、ある程度経験を積んでから投資した方がいいかもしれません。
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株式投資での壮絶な損切り経験、高値から90%も下落して大損!
大損したローランドDG、10年後の株価はどうなった?
私が損切したのは、1000円くらいのとき。
ほぼ底値で損切りしてますね(>_<)
その後、もしも当時損切せずに、保有し続けていたらどうなっていたのでしょうか?
アベノミクスがスタートしたころから株価は騰がりはじめ、2014年には5000円を突破しています。
たらればですが、損切せずに保有し続けていたら、利益を得られていた時期もあったのです。
中期投資や長期投資でも損切りは必要だ
後に株価が回復するなら、売らない方が良かった?
いいえ、損切りしておいて良かったですよ。後悔はしていません。
一度不安を覚えた企業に投資し続けるだけの根性が私にはありませんでしたし、あの時は損切してよかったと思います。
株価が回復するという保証もありませんしね。
投資を開始して初めての大きな損切りは、私の中でとてもよい経験になったし、同じ過ちは二度としないように努力しようと思えましたから。
失敗の中から得るものもあるのです。
中長期投資でも含み損が増え始めたら、銘柄によっては損切りすることもある
米国株の場合は、日本株と違って損切りすることは滅多にありません。
長期で保有するつもりの企業が多いし、手数料も高いですからね。
しかも、配当金目当ての投資も多いですし。
日本株の場合は、投資したものの含み損が膨らんできたら、一旦は損切りして頭を冷やすこともあります。
よく考えた結果、やはり投資したいと思ったら再度買い直ししています。
適度に損切りしていると、利益の圧縮にもなるので節税できますし。
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まとめ
株式投資は短期売買ではなく、中長期的な視点で企業を評価してできるだけ保有し続けるのがよいと考えます。
ただし、中長期で保有できるだけのしっかりとした企業を選ぶ必要はありますが。
日本株投資で利益を得るのは難しいといった意見もあるかもしれませんが、個別株でみた場合は良い企業も当然ながらあります。
だから、そういった地味にでも成長している企業を見つける努力をすれば中長期で保有していると利益をあげられる可能性というのは高いはずです。
長期投資だからといって、成功するとは限りませんけどね。
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[最終更新日]: 2020/05/17