【VIGと配当貴族】どちらのリターンが高いのか過去10年で検証

 

投資をしていく上で配当金(インカムゲイン)の存在は大きいです。

保有しているだけで、毎年のように受取配当金が増えていくのは理想ですよね。

 

米国にはS&P500配当貴族指数というものがあり、まさに連続増配企業で構成された指数となります。

 

指数に選ばれるには3つの条件を満たすことが必要です。

  • 25年以上の連続増配企業
  • 優良企業である
  • S&P500構成企業

 

2019年2月の時点でのS&P500配当貴族の構成銘柄について記事にしています。

関連記事 S&P500配当貴族指数の構成銘柄と増配年数【2019年】

 

25年の間にはITバブルもあり、リーマンショックもありました。

でも、配当貴族指数を構成する企業は減配することなく増配し続けています。

 

だから、将来的にも増配する可能性の高い企業の集まりだと考えても大丈夫でしょう。

実際には適宜見直されるので、減配して指数から外れる企業もありますよ。

 

連続増配企業の集まりである配当貴族指数とバンガードのVIG(米国増配株式ETF)では、過去10年のリターンはどちらが高かったのかを調べました。

 

 

配当貴族 vs S&P500の過去10年でのリターン

配当貴族指数の10年チャート

青:S&P500配当貴族指数 黒:S&P500

 

過去10年でみると、配当貴族指数の方がわずかにリターンは高いです。

 

S&P500配当貴族指数S&P500
10年年次リターン+12.04%+11.36%

 

 

リーマンショックの年も配当貴族がアウトパフォーム

また、前回の景気後退期であるリーマンショックが発生した2008年もS&P500をアウトパフォームしています。

 

S&P500配当貴族指数S&P500
2008年年次リターン-21.9%-37.0%

 

 

S&P500配当貴族指数に投資したい場合は投資信託を利用する

 

S&P500配当貴族指数に連動することを目的としたETFには、NOBLというものがあるのですが、残念ながら日本のネット証券では取り扱いがありません。

 

 

日本でS&P500配当貴族指数に投資したければ、投資信託を使うのが最も手軽ですね。

  • SMT米国配当貴族インデックス・オープン
  • Funds-i フォーカス 米国株式配当貴族

 

SMT米国配当貴族インデックス・オープンが買えるネット証券は下記になります。

 

 

配当貴族 vs VIGの過去10年でのリターン

配当貴族 vs VIG

青:S&P500配当貴族指数 緑:VIG

 

ちなみに黒線はS&P500になります。

 

VIGはバンガードの米国増配株式ETFですが、過去10年で見てみるとS&P500にも、配当貴族指数にもアンダーパフォームしています。

 

リーマンショックの年も配当貴族がアウトパフォーム

 

リーマンショック発生の2008年はVIGのリターンは、S&P500にはアウトパフォームしていたけれども、配当貴族の方が高いリターンでした。

 

VIGS&P500配当貴族指数
2008年年次リターン-26.69%-21.9%

 

 

VIGは米国増配株式ETFはどんなETF?

 

VIGは配当貴族指数とは組み入れ銘柄が違ってます。

 

VIGの組み入れ銘柄の選び方は、

  • 10年以上の連続増配銘柄
  • 増配の可能性が低い銘柄は除外
  • 大型株の中でも前年比増配の実績をもつものに重点をおく

となってます。

 

配当貴族指数は構成銘柄が50前後なのに対して、VIGは180銘柄ほどあるのです。

 

 

VIGの主な構成銘柄は?

 

VIGの組み入れ銘柄トップ10は下記のようになります。

  1. P&G
  2. ビザ
  3. マイクロソフト
  4. ジョンソン&ジョンソン
  5. ウォルマート
  6. コムキャスト
  7. マクドナルド
  8. アボットラボラトリーズ
  9. メドトロニック
  10. ユニオンパシフィック

この10銘柄の占める割合は34.1%です。(2019年3月31日現在)

 

 

2015年に調べたときとは銘柄がごっそりと入れ替わってます。

VIG上位10構成銘柄

 

関連記事 S&P500配当貴族指数の構成銘柄

 

 

S&P500配当貴族指数とVIGのリターンについてのまとめ

 

S&P500配当貴族指数は、過去10年で検証するとS&P500よりもVIGよりも高リターンでした。

特に、前回のリセッション時には、相対的な値下がり率が低かったことがわかりました。

 

やはり配当貴族指数というものは、なかなか優秀ですね!

VIGと比べても、配当貴族指数の方がリターンは高かったですし。

VIGに投資するなら、S&P500に投資する方が良いかもしれません。

(将来のことはわかりませんが)

 

S&P500配当貴族指数に投資するなら、インデックスファンドを利用しましょう。

  • SMT米国配当貴族インデックス・オープン
  • Funds-i フォーカス 米国株式配当貴族

 

SMT米国配当貴族インデックス・オープンが積立可能なネット証券は下記になります。

 

 

 

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[記事公開日]: 2019/08/20
[最終更新日]: 2019/10/04
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