子供の教育にどこまでお金をかけるのか

 

各家庭によって教育についての考え方はさまざまです。

私の周りでは子供の教育にわりと熱心な家庭が多い気がします。

全く習い事をしていない子というのは、子供の友達では一人もいません。

みんな複数の習い事をこなして、合間をみて遊んでいる感じです。今の小学生は忙しいですよね。

でも私も小学生の頃は色々と習い事してましたけどね…。

親が子供にお金をかけるというのは、今も昔もあまり変わらないのかも。

 

親の経済力が子供の学力と相関があるという調査結果もありますし、経済的に余裕のある方は子供の教育には力をいれるのでしょうね。

関連記事  奨学金問題と親(家庭)の経済力と子供の学力の関係

関連記事 年収1000万円以上の割合と世帯年収別の教育費の関係、高収入世帯ほど教育に力をいれている

 

恐ろしいのは子供の教育にお金をかけ過ぎると、自分たち夫婦の老後資金にまで影響するかもしれないということ。

 

それに教育費ってかけようと思えば、どこまでもお金をかけることができるのが悩ましい。可愛い子供のためですから、しっかりとした教育を受けてもらいたいので子供が望むように習い事をさせている結果、毎月の教育費が結構大変なことになってます(笑)

来年はさらに増える予定なのです…。

関連記事 教育費の貯め時は小学校低学年。計画的に貯蓄しよう!

 

我が家の中学受験は終わりました。

塾にかかっていた費用は、今後は中高一貫校の学費として支払うことになるので、まだまだ教育費の負担が重い状態は続きます。

関連記事 子育て費用の総額は?我が家は教育費負担が残り12年。早く解放されたい。

 

だけど子供の教育費ってどこまでかけるべきなのでしょうか?

 

 

老後貧乏予備軍は増えつつある

 

老後貧乏や下流老人などという言葉をよく聞くようになりました。

個人的には不安を煽りすぎるようなこういった言葉は嫌いだけど、将来のことに対して楽観的すぎても困るわけです。

 

ダイヤモンドオンラインの記事には老後貧乏予備軍が増えているとありました。

こういったことにならないように、やはり若いうちから人生設計をきちんとしておく必要を感じますね。

老後貧乏予備軍になる要因を挙げてみると、

  • 住宅ローンを借りた当初の金額が多額だったため、60歳時のローン残高が退職金の半分以上になる予定(=老後資金が減る)
  • 子どもを中学から大学まで私立に通わせている(=多額の教育費支出)
  • 50代後半以降に教育費のピークがあり、子どもが社会人になってから親が定年を迎えるまで3年以下(=最後の貯蓄期間が少ない)
  • 子どもの大学進学時に教育ローンや奨学金を借りている(=さらなる借金の増加)
  • そもそも計画的に貯蓄できていない(=消費世代のため、お金を使うのが美徳と思っている人が多い)

出典元:DIAMOND online

この中の2つ以上が当てはまる人は老後貧乏予備軍である可能性が高いとのこと。

2つだったら、あてはまるひとも多いのではないでしょうか?

心当たりがある人は家計管理をもう少し頑張った方が良いのかもしれません。

 

子供には身の丈にあった教育を受けさせるのも必要かも

自分の子供にはよい教育を受けてもらいたいと思う親は多いものです。

だから湯水の如く子供にお金をつぎ込みたくなる気持ちはわかります。

実際に我が家も教育費にはお金がかかっていますし、今後もさらに教育費がかかることも想定済みです。

子供が大人になった時に少しでも選択肢を多くしておいてあげたいという気持ちが強いので、子供の教育にお金がかかるのは全く問題ではありません。

私もきちんとした教育を受けさせてくれた両親には感謝しています。

学生時代はそんなこと微塵も思わなかったけれど、子供をもった今はとても感謝しています。

関連記事 子供の教育費に必要な金額の目安

 

教育費については夫婦できちんと話し合いをして、意見も一致しています。

夫婦で教育に関する意見が一致していることは非常に重要だと思います。

 

子供の教育費に関してはきちんとここまではお金をかけることができるという上限は一応、設けていますし、大学で必要となる教育費はほぼ準備できている(私立の医大は除く)のでその点は安心。

 

もし準備していたもので足りなかったとしたら、最悪の場合は投資資金を教育費に充てることも可能です。できるだけ投資資金を教育費にまわすことは避けたいけれども…。

関連記事 未成年口座での資産運用、いくら増えた?

 

関連記事 子供の教育資金1000万円の目標を達成した方法

 

老後の生活費のことまで考えずに子供にお金をつぎ込んだとして、親の老後生活を金銭面で子供に頼らざるを得ない場合は子供は苦痛でしょうね。

だから自分たち夫婦の老後の生活を犠牲にしてまでは教育費をかける必要はないのかなと思います。その辺は各家庭によって色々でしょうか。

 

[記事内広告]

老後貧乏を避けるには家計管理が絶対に必要

 

無計画にお金を使っても大丈夫な人は資産もあるし、収入も多いという超富裕層などの恵まれた一握りの人だけです。

それ以外の人はやはり計画的にお金を使っていかなければなりません。

 

家も買わないといけない、子供の教育にもお金がかかる、旅行したり美味しいものを食べたりして人生を楽しみたい。やりたいこと、やらなければいけないことはたくさんあります。

そうなると、家計管理をきちんとするしかないですよね。

 

お金を貯める基本はまずは家計管理だと思います。

人生設計をして、住宅購入資金、教育資金、老後資金を計画的に貯めていくわけです。

余裕があれば資産運用もオススメしたいところですが、資産が減るかもしれない投資をするには家計管理がきちんとできてからでしょうね。

投資をするには生活防衛資金は必要です。これがないと、冷静に投資できない恐れもありますし。

関連記事 投資するなら生活防衛資金は絶対に必要です

 

関連記事 投資で増やすのも大事だけど、お金を貯める習慣をつけるのも大事

 

子供に適切な教育を受けさせるのは親の役目。そしてしっかりと自立した社会人になってもらはなくては困ります。

そのためにも家計管理や教育費の準備はきちんとやりたいものです。

子供が小さい時から計画を立てて準備してくのがおすすめです。

 

[記事公開日]: 2016/09/20
[最終更新日]: 2021/03/20
コメントを残す

CAPTCHA


おすすめの記事