2019年は残念ながらダウの犬投資法はS&P500にもNYダウにもアンダーパフォームしてしまいました。
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2020年はリベンジできるのでしょうか?
ダウの犬投資法とは、NYダウの構成銘柄の中でも負け犬ともいわれる高配当の10銘柄に均等額を投資して1年間銘柄の入れ替えなしに投資するというものです。
投資方法についての詳細はこちらの記事で確認してください。
オススメ ダウの犬戦略は有効なのか?
ダウの犬投資法は誰でも再現可能な投資法のわりには、なかなかのリターン。
おまけに高配当銘柄への投資なので、銘柄選びが面倒だという人は参考にしてみてはいかがでしょうか?
2020年のダウの犬投資法のポートフォリオ
まずは、2020年のダウの犬投資法のポートフォリオを紹介しますね。
2020年ダウの犬の構成銘柄は、下記の10社になります。
symbol | 株価2019年末 | 配当利回り2019年末 |
---|---|---|
DOW | 54.73 | 5.21% |
XOM | 69.78 | 4.99% |
IBM | 134.04 | 4.82% |
CVX | 120.51 | 4.02% |
VZ | 61.4 | 4.05% |
PFE | 39.18 | 3.91% |
MMM | 176.42 | 3.39% |
WBA | 58.96 | 3.21% |
KO | 55.35 | 2.97% |
CAT | 147.68 | 2.80% |
ちなみに、NYダウ構成銘柄で配当利回りが低い順に5銘柄並べてみると、
symbol | 2019年末株価 | 配当利回り |
---|---|---|
V | 187.90 | 0.65% |
NKE | 101.31 | 0.98% |
AAPL | 293.65 | 1.10% |
DIS | 144.63 | 1.20% |
MSFT | 157.70 | 1.32% |
ダウの犬銘柄よりも、こっちの方がリターンが良さそうな気がしませんか?
でも、2019年が良かった分、その反動で2020年はイマイチということも十分考えられますけどね。
本来のダウの犬はダウの負け犬ともいわれているので、こちらのポートフォリオはダウの勝ち犬と呼ぶのがしっくりくるかも。
2020年はこのダウの勝ち犬ポートフォリオのリターンもウォッチすることにします。
2020年ダウの小犬投資法のポートフォリオ
参考までにダウの小犬投資法のポートフォリオも載せておきます。
2020年ダウの小犬構成銘柄は下記の5つです。
symbol | 2019年末株価 | 配当利回り |
---|---|---|
DOW | 54.73 | 5.21% |
VZ | 61.4 | 4.05% |
PFE | 39.18 | 3.91% |
WBA | 58.96 | 3.21% |
KO | 55.35 | 2.97% |
ダウの小犬に関しての詳細はこちらの記事を読んでください。
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2020年ダウの犬銘柄のWBAは非公開化を検討中
2020年のダウの犬銘柄10種の中にWBA(ウォルグリーン)が入っているけれども、非公開化を検討中との報道があります。
【ニューヨーク=西邨紘子】米薬局・医薬品流通大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが株式非公開化の検討に入った。ロイター通信などが5日、関係者の話として報じた。
ウォルグリーンのステファノ・ペッシーナ最高経営責任者(CEO)率いる経営陣が、複数の投資ファンド大手が示した株式買い取りの提案を検討しているという。ペッシーナCEOはウォルグリーン株の16%を保有する最大株主でもある。ウォルグリーンの時価総額は550億ドル規模とされ、実現すれば買収対象の資産を担保に資金を借り入れる案件で過去最大となる可能性がある。
米ブルームバーグ通信は、ウォルグリーンに株式の買い取りを提案したファンドにコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が含まれると報じた。ウォルグリーンは近年、処方薬流通・販売事業の伸び悩みや、米アマゾンなど他業種の参入による競争激化に直面している。
もしも、非公開化されてしまうとダウの犬のリターンがわかりづらくなってしまいます。
念のため、11位であるJNJをダウの犬に入れて、WBAを抜いたポートフォリオにする方が安全かもしれませんね。
2020年日本版ダウの犬10種についてはこちらの記事をどうぞ。
関連記事2020年の日本版ダウの犬銘柄と2019年のリターンを紹介します。
[最終更新日]: 2020/05/15