子育て中の皆さん、教育費の準備は順調に進んでいますか?
子供ができるだけ小さいときから、計画的に貯めていくことを強くおすすめします。
進学時にはお金に羽がはえたように出ていきます!
蓄えがないと、まとまった金額は支払えませんから、しっかり準備しないといけません。
小学校に入学するまでの幼稚園や保育園の費用って結構かかりますが、公立小学校時代は習い事以外には、ほとんどお金はかかりません。
どんな習い事をするか、いくつの習い事をするかにもよりますけど、そこまで負担は感じなかったです。
子育て費用(教育費)がかかり始めたのが、中学受験の塾に通うようになってからです。
最後の1年(6年のとき)は、5年生までとは比較にならないほどお金がかかります。
我が子はSAPIXだったのだけど、6年生は塾代だけで余裕で100万円超えました。
塾代+交通費+受験料+入学金+進学先中学での諸々の費用(寄付金がある学校もある!)
中学受験しないのであれば、公立小学校の6年間はお金の貯め時ですから、頑張って教育費を貯めてください。
関連記事 教育費の貯め時は小学校低学年。計画的に貯蓄しよう!
我が家は大学院卒業まで順調にいって残り12年。
浪人されたら、さらに教育費から解放される時期が遅れますが(^^;)
以前にも子供の教育費の目安について書いたのですが、文部科学省の調査が更新されたので、調べてみました。
関連記事 教育資金はいくら必要?目安を知り、いくら貯めるかを決める!
目次
子育て費用(教育費)、幼稚園から高校までにかかる費用は?
文部科学省がH28年子供の学習費調査の結果について発表しています。
調査の内容について
- 調査対象:公立並びに私立の幼稚園、小中高の生徒
- 調査方法:全国1140校 29060人を対象とした抽出調査(有効回答数23706人)
- 調査項目:保護者が支出した1年間の子ども一人当たりの経費*、世帯収入
*学校教育費、学校給食費、学校外活動費
【H28年調査】
区分 | 公立 | 私立 |
---|---|---|
幼稚園 | 23.4万円 | 48.2万円 |
小学校 | 32.2万円 | 152.8万円 |
中学校 | 47.9万円 | 132.7万円 |
高校 | 45.1万円 | 104万円 |
子ども1人にかかる1年間の費用です。
【参考】
公立・私立学校総数に占める私立学校の割合と、公立・私立学校に通う全生徒数全体に占める私立学校に通う者の割合(平成28年度)
幼稚園 ( 学校数:63.2% 園児数:83.3% )
小学校 ( 学校数: 1.1% 児童数: 1.2% )
中学校 ( 学校数: 7.5% 生徒数: 7.2% )
高等学校(全日制) ( 学校数:30.3% 生徒数:32.5% )
学校教育費に関しては私立の方が公立よりも高いですが、学校外活動費も幼稚園、小学校、中学校、高校のすべてで私立の方が費用負担が大きいという結果になっていました。
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幼稚園から高校卒業までの学習費総額
全て公立の場合幼稚園から高校卒業までの15年間の総額は約540万円
全て私立の場合
幼稚園から高校卒業までの15年間の総額は約1770万円
中学受験する場合は、別途塾代が必要になる
我が家の場合は、私立幼稚園、公立小学校までは終了しました。
しかし、上記のような金額だけで済んだわけではありません。
中学受験の塾に行っていたので、塾代がかかっていますし、幼稚園代も調査結果よりもっと高かったです。
トータルいくらかかったかの総計はまだ出してないですが、計算するのが怖いわ(笑)
5年までは負担感はあまりなかったけど、さすがに6年は引き落とし額がすごかったですね。
GS特訓、春期講習、夏期講習、志望校特訓、冬期講習、正月特訓とかありますから。
残りは大学入学までの6年間です。
私立中高一貫校へ進学するので、だいたい6年間で700万円か。
と思っていたけど、中学に入学して3か月ほど経過しましたけど、700万円じゃ足りなさそう。
意外といろんなお金がかかります。
運動部なので部活の費用が結構かかる。中学から合宿とかありますし。
おそらく高校あたりからは大学受験に向けて塾へ通うことになると思うので、さらに負担は増しますね。
それまでは自力で頑張ってもらいたいなぁ。
とりあえず、中高の6年間の費用は今までどおり家計から出す予定。
6年生のときの塾代に比べれば、かかる費用は少ないと思いたい。
頑張って貯金もしたいですし、しっかりと稼がないといけないですね( ̄∀ ̄)
【参考】世帯年収の段階別学校外活動費
参考までに公立と私立の世帯年収の段階別の学校外活動費(習い事などの費用)についての調査結果を掲載しておきます。
子育て費用(教育費)は大学までにいくらかかる?
大学費用の目安はだいたい1000万円ほどにしておけば、そこまで困ることはないです。
自宅通学の国立大学であれば、大学院までいっても1000万円もかかりません。
大学の学費(H24年調査)
大学の生活費(H24年調査)
大学の費用の詳細に関しての詳細は、さきほど紹介した記事の『大学の教育費の目安を知り、しっかりと貯める』の部分を読んでみてください。
関連記事 教育資金はいくら必要?目安を知り、いくら貯めるかを決める!
進路別の子育て費用のまとめ
さきほど書いたように、高校までの費用に大学費用の目安である1000万円を足してみます。
高校まで全て公立の場合
幼稚園から大学卒業までの19年間の総額は約1540万円
幼稚園のみ私立の場合
幼稚園から大学卒業までの19年間の総額は約1616万円
幼稚園と高校のみ私立の場合
幼稚園から大学卒業までの19年間の総額は約1792万円
小学校のみ公立の場合
幼稚園から大学卒業までの19年間の総額は約2047万円
全て私立の場合
幼稚園から大学卒業までの19年間の総額は約2770万円
まとめ
文部科学省の発表している調査結果から、教育費の平均はわかりました。
ただし、子どもの進路や習い事によってはさらに子育て費用がかかる場合も多いです。
子育て費用(教育費)の目安を知り、余裕をもって貯めていくことをおすすめします。
我が家の場合は、大学の教育資金は小学生の間に貯め終わりました。
関連記事 子供の教育費1000万円を貯めるという目標を達成した方法とは?
これでも足りなかったら、未成年口座のお金を使っちゃおう!
もしかしたら、未成年口座のお金から先に使うかもしれませんけど・・・。
[最終更新日]: 2021/03/20