米国株の配当金再投資で配当金を継続的に増やそう

 

このブログを読んで下さる方は投資に興味を持っている方だと思うのですが、企業もしくは投資信託から支払われた配当金や分配金を再投資させていますか?

 

投資信託だと分配金を受け取るのか再投資するのかを選べるものがたくさんあります。

リタイア世代の方で分配金を生活費に充てるために投信を保有しているなら再投資は必要ありません。

 

でも、若い世代はなるべく再投資させて投資元本を増やしておいた方が複利効果を狙えますよ。

投信を選ぶ際は、自動的に再投資されるタイプを選ぶのがおすすめです。

 

私自身は国内外の株式から得られた配当金は全て再投資するようにしていて、出金することはありません。

適当な投資先がないときは、キャッシュで投資口座に残しています。

 

米国にはDRIPSと言われる配当金再投資制度があって、買い付け手数料も無料だし、自動的に再投資してくれる仕組みがあってうらやましいです。

 

米国の証券会社で買い付けた場合はその制度を利用することができるようですが、私は手数料の安いマネックス証券で取引しているので残念ながらこの配当金再投資制度(DRIPS)は利用できません。

 

 

配当金を再投資させることの重要性

 

配当金を再投資させることによって、当初の投資株数が雪だるま式に増えていきます。

シミュレーション例
  • 投資元本は$1000
  • 株価は一定($100)だと仮定する
  • 配当金は年率7%で増えていく
  • 当初の配当利回りは2%
  • 税率は米国で10%、日本で20%
  • 配当金は再投資

 

 

 

年数 投資金額 株数 株価 配当金 配当利回り 配当金再投資額 増加株数 保有額
1 10000 100 100 200 2.00% 144 1.44 10144
2 10144 101.44 100 210 2.10% 151.2 1.512 10295.2
3 10295.2 102.952 100 223.68 2.21% 161.05 1.61 10456.25
4 10456.25 104.562 100 238.36 2.32% 171.62 1.716 10627.87
5 10627.87 106.279 100 254.19 2.43% 183.02 1.83 10810.88
6 10810.88 108.109 100 271.28 2.55% 195.32 1.953 11006.21
7 11006.21 110.062 100 289.75 2.68% 208.62 2.086 11214.83
8 11214.83 112.148 100 309.74 2.81% 223.01 2.23 11437.84
9 11437.84 114.378 100 331.39 2.95% 238.6 2.386 11676.44
10 11676.44 116.764 100 354.88 3.10% 255.51 2.555 11931.95
11 11931.95 119.32 100 380.39 3.26% 273.88 2.739 12205.83
12 12205.83 122.058 100 408.15 3.42% 293.87 2.939 12499.7
13 12499.7 124.997 100 438.4 3.59% 315.65 3.156 12815.35
14 12815.35 128.154 100 471.4 3.77% 339.41 3.394 13154.76
15 13154.76 131.548 100 507.47 3.96% 365.38 3.654 13520.14
16 13520.14 135.201 100 546.96 4.16% 393.81 3.938 13913.95
17 13913.95 139.139 100 590.26 4.37% 424.98 4.25 14338.93
18 14338.93 143.389 100 637.82 4.58% 459.23 4.592 14798.16
19 14798.16 147.982 100 690.17 4.81% 496.92 4.969 15295.08
20 15295.08 152.951 100 747.88 5.05% 538.48 5.385 15833.56
21 15833.56 158.336 100 811.65 5.31% 584.39 5.844 16417.95
22 16417.95 164.179 100 882.23 5.57% 635.21 6.352 17053.15
23 17053.15 170.532 100 960.54 5.85% 691.59 6.916 17744.74
24 17744.74 177.447 100 1047.58 6.14% 754.26 7.543 18499
25 18499 184.99 100 1144.57 6.45% 824.09 8.241 19323.09
26 19323.09 193.231 100 1252.88 6.77% 902.08 9.021 20225.17
27 20225.17 202.252 100 1374.13 7.11% 989.37 9.894 21214.54
28 21214.54 212.145 100 1510.2 7.47% 1087.34 10.873 22301.88
29 22301.88 223.019 100 1663.27 7.84% 1197.56 11.976 23499.44
30 23499.44 234.994 100 1835.95 8.23% 1321.89 13.219 24821.33

 

30年もの間、株価が一定というのはあり得ない設定なのですが、ここでは一定と仮定します。

 

ありえない設定だとしても配当金を再投資し続けていくと、新規入金は全くなしでも保有株数が増えることにより、受取配当金が増大していくのがわかります。

  • 10年後には当初の100株が約116株
  • 20年後には約152株
  • 30年後には約234株

 

そして株数が増えると受取配当金も増え続けていきます

まるで配当金の雪だるまですね。

 

 

連続増配企業の選び方は配当貴族指数構成銘柄を参考にするのがおすすめ

 

30年くらいの期間の連続増配株であれば、米国にはたくさんあるので選ぶのもそんなに難しくはありません。

米国には30年どころか、50年以上も連続増配している配当王とよばれる企業もありますよ。

 

配当金を再投資させて将来的に配当金の雪だるまを作ろうとしているなら、配当金支払いの実績のある企業を選ぶ必要があります。

 

配当貴族指数とは?

 

S&P500配当貴族とは?
S&P500構成銘柄のうち、過去25年間連続して毎年増配している優良大型株で構成されている

 

配当貴族指数を構成する銘柄は全てS&P500の中の優良大企業&25年以上連続増配の実績を持つ企業ですから、投資先の選定の参考にしてみてはいかかでしょうか?

 

関連記事

【2020年】S&P500配当貴族指数の構成銘柄は大幅増加!

 

注意したいのは25年以上の連続増配の実績があるからといって未来永劫、減配しないということはありません。

ただ、企業側も配当金支払いに信念があるだろうから、減配はされにくいでしょう。

 

 

KMBを20年間配当金再投資していたら…

 

キンバリークラーク(KMB)を20年間ずっと配当金再投資していた場合と、単に保有していた場合にどれだけ資産の増え方が違っているのかを見てみます。

 

配当金再投資ありとなしとの差は想像以上に大きい

 

 

配当金再投資あり 配当金再投資なし
投資開始 1995/8/1 1995/8/1
投資終了 2015/12/11 2015/12/11
投資開始時の株価 $30.81 $30.81
投資終了時の株価 $119.20 $119.20
投資開始時の株数 324.57 324.57
投資終了時の株数 594.94 324.57
1株あたりの累積配当金 $39.41 $39.41
トータルリターン 609.16% 414.81%
年率平均リターン 10.09% 8.37%
投資開始時の資金 $10000 $10000
投資終了時の資金 $70896.89 $51438.03

 

この結果を見てどう思いますか。

 

配当金再投資なしでも20年も保有していれば株価の値上がりによって投資元本の約5.1倍にもなっていますが、さらに配当金再投資した場合は約7倍にもなっています。

 

配当金(インカムゲイン)は、売買利益(キャピタルゲイン)に比べると、地味な存在。

株価が数%下がれば、1年間の配当金額なんてあっという間に吹っ飛びます。

 

だけど、長期間保有することによって地味な存在である配当金の威力が実感できるようになってくきますよ。

 

 

まとめ

 

配当金を貰ったら使ってしまうのではなく、株式のように価値が増えていくものに再投資していけば配当金はさらに増えていきます。

 

労働からの収入がある限りは配当金には手を付けずに再投資していった方がよいでしょう。

 

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[記事公開日]: 2015/12/12
[最終更新日]: 2020/05/27
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