【VTIやVYM】米国株ETFへの投資で分配金生活するにはいくら必要なのか? | 長期投資でのんびり資産運用

【VTIやVYM】米国株ETFへの投資で分配金生活するにはいくら必要なのか?

株式投資の最終的な目標は、老後に配当金生活をすることです。

そのため、連続増配が見込める米国株をポートフォリオ全体の半分近く保有したいのですが、まだまだ日本株の割合が多く、理想のポートフォリオとはいえません。

悩みのタネは日本株のリターンに比べて、米国株ポートフォリオのリターンがめちゃくちゃ低いこと!

あれだけ米国市場は上げているのに、私の米国株ポートフォリオはイマイチなんですよね。

もちろん、米国株ポートフォリオはS&P500のリターンを下回っています(>_<)

タバコ株やAT&T、IBM、GILDなど足を引っ張る銘柄が多いので仕方ないのですが、もう少し銘柄選択を上手にやらないと、このままドル建て資産が増えていくイメージが持てません(泣)

そのため、ゆくゆくはVTIを米国株ポートフォリオに組み入れようかと検討中なのです。

VTIなどの米国株ETFをポートフォリオに入れたとすると、目標とする金額を分配金として受け取る場合、どれくらいの投資金額があればいいのかを調べてみました。

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VTIへの投資で年間の分配金を50万円、100万円受け取るために必要な投資金額

VTIは米国株式市場のほぼ全てをカバーしてくれるETFです。

関連記事 VTIとS&P500の違いと、どちらへ投資するべきか?

信託報酬も0.04%0.03%と低コストですし、幅広く米国市場に投資できるために米国株ETFの投資候補として最有力です。

さて、そんな米国株ETFのVTIですが、年間50万円の分配金を受け取るとすると、いくらの投資資金が必要なのでしょうか?

VTIから年間50万円、100万円の分配金を得るのに必要な投資額

VTIチャート2019-4

VTIの直近の分配金(2019/3)は、$0.772でした。

VTIの分配金支払いは4半期ごとですから、1年間に受け取れる分配金額は1株当たり

$0.772 × 4 = $3.088

VTIの株価は約$149なので、分配金利回りは約2%です。

利回り2%のVTIから税引き前50万円の分配金を受け取るのに必要な投資資金は2500万円。

結構な投資資金が必要です。

利回り2%だと、やはり多額の資金が必要になってきますね。

しかも、この50万円というのは税引き前の金額です。

ここから米国で10%課税、その後に日本で20.315%課税されます。

つまり、VTIに2500万円投資したとしても、税引き後に受け取れる分配金は約36万円にまで減ってしまいます(>_<)

※米国での課税は、確定申告することにより、取り戻せる場合もあります。

  VTIから税引き後50万円の分配金を受け取るのであれば、約3500万円の投資資金が必要

  VTIから税引き後100万円の分配金を受け取るのであれば、約7000万円の投資資金が必要

米国高配当株ETFであるVYMへの投資で年間の分配金を50万円、100万円受け取るために必要な投資金額

もう少し利回りの高い米国株ETFで調べてみましょう。

米国の高配当株で構成されるETFであるVYMの場合はどうなるか?

関連記事 HDVとVYMは分配利回りが高くて低コストなETF

米国高配当株ETFであるVYM年間50万円の分配金を受け取るとすると、いくらの投資資金が必要なのでしょうか?

VYMから年間50万円、100万円の分配金を得るのに必要な投資額

VYMチャート2019-4

VYMの直近の分配金(2019/3)は、$0.6516でした。

VYMの分配金支払いは4半期ごとですから、1年間に受け取れる分配金額は1株当たり

$0.6516 × 4 = $2.6064

VYMの株価は約$87なので、分配金利回りは約3%です。

利回り3%のVYMから税引き前50万円の分配金を受け取るのに必要な投資資金は約1666万円。

利回り2%のVTIに比べると、必要となる投資資金が減りました。

ここから米国で10%課税、その後に日本で20.315%課税されますから、実際に受け取れるのは36万円。

※米国での課税は、確定申告することにより、取り戻せる場合もあります。

  VYMから税引き後50万円の分配金を受け取るのであれば、約2313万円の投資資金が必要

  VYMから税引き後100万円の分配金を受け取るのであれば、約4627万円の投資資金が必要

利回りが1%高くなっただけで、必要となる投資資金は少なくて済みますね。

1億円をVTIやVYMへ投資したときに受け取れる分配金額は?

では、最後に1億円をVTIとVYMに投資したときに受け取れる税引き後の分配金額を計算してみます。

VTIへ1億円投資した場合は約143万円、VYMの場合は約216万円でした。

1億円も投資しているのに、少なく感じますね。

個別株に投資するのと比べると、ETFへの投資の方がハードルは低いし、決算発表のチェックなどの手間はかかりません。

ただ、今の株価水準で考えると、米国株ETFは利回りが低くなっているので分配金生活は現実的ではないです。

リーマンショック時のVTIの分配金利回りは?

リーマンショック発生後の2009年には、VTIの利回りはどのようになっていたのでしょうか?

2009年のVTIの分配金は、$1.107でした。

2009年12月末のVTIの株価が$56.37だったので、リーマンショック発生後の2009年のVTIの分配金利回りは約2%。

あれから10年経過し、現在は1年間で受け取れる分配金額は$3.088ですから、YoCは約5.5%にまで上昇しています。

このように考えると、やはり株価が下落して誰も見向きもしないときに投資しておくのが、最も賢明ですね。

ただ、いつ株価が下落するのか、どこが底なのかは誰にもわからないので運次第でもあります。もしかすると、このまま下落しないかもしれませんし。

投資のタイミングなんて、本当につかめませんよね。

自分の納得できる水準の適当なところで、投資するしかありません。

まとめ

幅広く分散された米国株ETFは、キャピタルゲインも十分に狙えるが、利回りは低め。

今の株価水準では、VTIやVYMなどの米国株ETFへの投資で分配金生活するのは、かなり難しいということがわかりました。

株式投資で配当金生活するにはいくらの投資資金が必要なのかについての記事も書いています。

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