HDVとVYMは分配利回りが高くて低コストなETF

 

私はETFの購入はしていませんが、世界中の株式や債券に幅広く投資したいのであれば、ETFや投資信託がおすすめです。

ちなみに投資信託の積立はセゾン投信でやってます。(2018年に利益確定済み)

関連記事 セゾン投信の積立を2007年から継続中、評価額と利回りを公開

 

投資信託とETFで迷っている場合、毎月少額ずつでも積立をするのであれば投資信託の方がよいでしょう。

ETFに投資するならある程度まとまった金額でなければ、いくら経費率が低いからといっても取引手数料が無視できない金額になる。

例えば1万円分のETFを買うのに、500円の手数料が必要であれば5%もの手数料がかかることになります。これはとっても無駄なコストだと思いませんか?

 

こういう場合は投資信託で積立する方が良いと思います。

 

ただし、大手のネット証券であるマネックス証券楽天証券SBI証券は2020年から一部の米国株ETFの買い付け手数料をキャッシュバックすると発表しています。

実質手数料が無料になるということなので、お目当てのETFが対象となっている場合はかなりラッキーですね。
 

今回は分配金利回りが比較的高くて経費率の低いETFについて調べてみましたので記事にしたいと思います。

 

 

米国上場の高分配金利回りのETF

 

日本に比べて米国ではかなりの数のETFを売買する事が可能です。

しかも経費率も低く、流動性もあるのでかなり魅力的です。

 

経費率が0.5%以下のETF

経費率が0.5%以下の主なETFを調べてみました。

symbolETF投資対象経費率分配金利回り
IFGLiシェアーズ先進国不動産(除く米国)ETF米国を除く世界の不動産0.48%2.87%
PFFiシェアーズ米国優先株ETF米国の優先株式0.47%5.8%
HYGiシェアーズ米ドル建てハイイールド債ETF米ドル建ての高利回り社債0.5%5.04%
JXIiシェアーズグローバル公共事業ETF公共事業セクターのグローバル株式0.47%4.34%
IYRiシェアーズ米国不動産ETF米国の不動産0.44%3.89%
IXPiシェアーズグローバル電気通信ETF電気通信セクターのグローバル株式0.47%4.04%
HDViシェアーズコア米国高配当ETF配当水準が比較的高位の米国株式0.08%3.50%
LQDiシェアーズ米ドル建て投資適格社債ETF米ドル建ての投資適格社債0.15%3.11%
DVYiシェアーズ好配当株式ETF比較的高配当の米国株式0.39%3.14%
VYMバンガード高配当利回りETF大型株で高配当の米国株式0.08%2.94%
BNDバンガード米国トータル債券市場ETF米国の投資適格債券0.05%2.42%
AGGiシェアーズコア米国総合債券ETF米国総合債券市場0.06%2.48%
VTバンガードトータルストックマーケットETF全世界の株式0.11%2.2%
VIGバンガード米国増配株式ETF大型株の前年比増配株式0.08%1.98%

 

この中でも目を引くのが、PFFの分配金利回り5.8%ではないでしょうか。

優先株に投資するETFで分配金利回りが高いことで有名です。

また、HDV(iシェアーズコア米国高配当ETF)も高配当な株式に投資するETFですが、経費率も低くて分配金利回りも3.5%と高いので魅力的ですね。

 

 

HDVとVYMとVIGとDVYを比較!

 

これらの4つのETFは、どれも投資対象が配当金に着目したものになっています。

  • HDV(iシェアーズコア米国高配当ETF)
  • DVY(iシェアーズ好配当株式ETF)
  • VYM(バンガード高配当利回りETF)
  • VIG(バンガード米国増配株式ETF)

 

見やすいように表にしてみると、このようになります。

symbolETF投資対象経費率分配金利回り
HDViシェアーズコア米国高配当ETF配当水準が比較的高位の米国株式0.08%3.50%
DVYiシェアーズ好配当株式ETF比較的高配当の米国株式0.39%3.14%
VYMバンガード高配当利回りETF大型株で高配当の米国株式0.08%2.94%
VIGバンガード米国増配株式ETF大型株の前年比増配株式0.08%1.98%

 

 

HDV(iシェアーズコア米国高配当ETF)について

保有上位10銘柄

順位銘柄
エクソンモービル
AT&T
ジョンソン&ジョンソン
ベライゾン
GE
シェブロン
ファイザー
P&G
フィリップモリス
10シスコシステムズ
純資産総額に占める上位10銘柄の割合は56.4%

 

HDVのセクター別構成割合はエネルギー関連がトップで生活必需品が続きます。

 

 

DVY(iシェアーズ好配当株式ETF)について

保有上位10銘柄

順位銘柄
ロッキードマーチン
CMEグループ
シェブロン
フィリップモリス
マクドナルド
ネクステラエナジー
キンバリークラーク
エンタジー
オクシデンタル石油
10ONEOK
純資産総額に占める上位10銘柄の割合は22.67%

 

DVYのセクター別構成割合はユーティリティーがトップで約31%で、金融が続きます。

 

 

VYM(バンガード高配当利回りETF)について

保有上位10銘柄

順位銘柄
マイクロソフト
エクソンモービル
ジョンソン&ジョンソン
JPモルガン
ウェルズ・ファーゴ
GE
AT&T
P&G
ファイザー
10シェブロン
純資産総額に占める上位10銘柄の割合は31.2%

 

VYMのセクター別構成割合は消費財がトップで約15%で、テクノロジーが続きます。

 

 

VIG(バンガード米国増配株式ETF)について

保有上位10銘柄

順位銘柄
マイクロソフト
ジョンソン&ジョンソン
ペプシ
スリーエム
メドトロニック
ユナイテッドテクノロジー
ウォルグリーン
ユニオンパシフィック
テキサス・インスツルメンツ
10CVSヘルス
純資産総額に占める上位10銘柄の割合は31.0%

 

VIGのセクター別構成割合は資本財が31%で消費者サービスが続きます。

 

 

HDV、DVY、VYM、VIGの比較チャート

参考までに、これら4つのETFのチャートを見てみましょう。

5年チャートを見てみるとトータルでのパフォーマンスは、

  • HDV(92.63%)
  • DVY(72.06%)
  • VYM(69.44%)
  • VIG(60.56%)

となり、差がつく結果となりました。

ETFへの投資で5年でこのリターンであれば、満足のいく水準ではないでしょうか。

あくまで過去5年の結果であり、この結果が将来のリターンを約束するものではありませんので、ご注意を。

 

2019年までの10年間でバンガードの米国増配株式ETFのVIG、S&P500でリターンの比較をしました。

関連記事  【VIGと配当貴族】どちらのリターンが高いのか過去10年で検証

 

 

主な証券会社の外国株式売買手数料

 

私は米国株取引にはマネックス証券を利用しています。

外国株式の特定口座に最初に対応したネット証券がマネックス証券でしたし、取引手数料も割安だったからです。

 

でも、今ではSBI証券も特定口座に対応し、取引手数料もマネックス証券と同等。

楽天証券だけが取引手数料が今でも高いです。

外国株取引なら、マネックス証券かSBI証券を選んでおけばよいと思います。

 証券会社売買手数料特定口座対応
SBI証券の海外ETF約定代金の0.45%(最低$5~$20)あり
マネックス証券約定代金の0.45%(最低$5~$20)あり
楽天証券「海外ETF」1000株まで$25

1,000株超では、1株0.02ドル加算

あり

 

マネックス証券では、ゼロETFといって対象ETFの米国株取引手数料(売買ともに)を実質無料となるサービスがあります。(取引日の翌月末までに、外国株取引口座に米ドルでキャッシュバックされる)。

ただし、対象ETFの中には今回紹介したETFは残念ながら含まれていません。

ウィズダムツリーのETFが対象となっています。

 

まとめ

 

ある程度まとまった金額で投資するのであれば、投資信託よりもETFを買った方が長期的にはコストは下がると思います。

一方でコツコツと積立するのであれば、投資信託の方がよいでしょう。

 

私は個別株投資が好きなので、余程のことがない限りはETFには投資しないと思いますが、分散投資を低コストでできるのはかなり魅力的です。

 

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[記事公開日]: 2017/06/28
[最終更新日]: 2019/12/18
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