最近、タバコ株は不人気で株価もダダ下がり。
サンフランシスコ市では加熱式タバコの販売が禁止されたり、ESG投資が広まったり、喫煙者の減少など、売られる理由があるだけに買い増しするのも少々ためらわれます。
でも、いくら健康被害があると発表したとしても、タバコが世の中からなくなることはないだろうし、タバコ企業の潤沢なキャッシュフローも魅力的なんですよね。
不思議なもので、株価が上がっているときには買いやすいのに、株価が大きく下がり始めると買うのを躊躇してしまいます。
もっと下がって損したらどうしようという恐怖が勝ってしまうと、間違った投資判断をしてしまいがちに…。
2018年の11月終わりごろから12月末にかけて、値頃感からMOを買い増してしまった結果、この時に買い増した分は2019年8月現在で10%ほどの含み損を抱えています。
その後、MOを買い増しました。
目次
アルトリアグループ(MO)の株価は2017年6月をピークに下落が始まり、値頃感から買い増した結果は…
アルトリアグループ(MO)に新規投資を開始したのは2013年の8月です。
この時の買い付け株価は30ドル台でした。
アルトリアグループ(MO)も2017年半ばくらいまでは株価も右肩上がりで最高で78ドル付近まで値上がりしていたんですけどね。
つまり、一時期は株価も2倍以上に値上がりしていたのです。
しかし、値頃感からMOを中途半端に買い増ししてしまい、買い増し分は含み損状態となってしまいました。
2018年3月に書いたブログには、買い増しのチャンスか?なんて書いています(>_<)
このときはMOの株価は60ドル台前半です。
78ドルくらいまであがった株価が60台前半まで値下がりすると、配当利回りも高くなってるし買いたくなったのでしょう。
でも、このときに買い増しせず、11月まで待ててよかったです。
不幸中の幸いですね(笑)
関連記事 株価下落でたばこ株の配当利回りが高くなってきた。買い増しのチャンス到来か?
株はできるだけ低い株価のときに投資するに限る!
幸いなことに、2013年の株価が30ドル台に投資を始めたので、保有しているMO全体で考えると今もまだ含み益を保っています。
また、今まで受け取った配当金もありますから、損益分岐点はさらに下がります。
当たり前だけど、できるだけ株価が低いときに投資するのがいいですね。
順調に成長している企業であれば、他の投資家よりもできるだけ早い時期に投資するのが良いです。
しかし、タバコ企業のようにある程度成熟した企業の株へ投資するときは、できるだけ株価が低いときに投資しなければなりません。
業績のわりには不人気で割安に放置されているときに投資すれば、報われる可能性が高いです。
そう考えると、不人気で売られまくっているタバコ株の買い時は今なのかもしれませんね。
配当金再投資で少しずつタバコ株を買い増し
主なネット証券が米国株の最低取引手数料を引き下げたことで、投資額が少額でも手数料負けすることがなくなりました。
関連記事 楽天証券とマネックス証券、SBI証券の米国株最低手数料ゼロ円!配当金再投資しやすくなる
今までは手数料のことがあったので、ある程度まとまった金額で投資していたけど、今後は手数料負けすることもなくなったので少しずつ買い増していくことにします。
紙巻たばこの出荷量は今後も減少していくという予想は気になるけれども、キャッシュを稼ぐ力は相変わらずある限りは、タバコ株に投資することに特に問題はないと考えています。
フィリップモリスは加熱式タバコが好調だったし、MOの決算も悪くはないですから。
シーゲル博士の株式投資の未来にも書かれているように、不人気で割安に放置されているときにコツコツと配当金を再投資させていきます。
タバコ株への投資が報われることを願います(笑)
【2019/8/27】
PM(フィリップモリス)とMO(アルトリアグループ)が合併について交渉を開始したようです。
関連記事 MO(アルトリア)とPM(フィリップモリス)が合併交渉という噂は本当だった
[最終更新日]: 2020/02/07