2019年の株式市場も終了しました。
最後はNYダウは少しだけ上昇して終了でした。
自身の米国株ポートフォリオは、またもやS&P500にアンダーパフォームしてしまいましたが、1年を通して穏やかというか安定していたように思います。
1年前の今頃は、日本株も米国株も急落していましたから。
さて、今年もダウの犬投資法のリターンはNYダウを上回るのかをチェックしました。
ダウの犬投資法とは、NYダウの構成銘柄の中でも負け犬ともいわれる高配当の10銘柄に均等額を投資して1年間銘柄の入れ替えなしに投資するというものです。
ダウの犬投資方法についての詳細はこちらの記事で確認してください。
オススメ ダウの犬戦略は有効なのか?
目次
2019年ダウの犬投資法の結果は+15%でダウの完敗!
ダウの犬投資法のリターンは+15.5%。
ちなみにダウの小犬のリターンは+5.8%でした。
S&P500とNYダウのリターンも記載しておきます。
- S&P500のリターン 29%%
- NYダウのリターン 22.8%
2019年はNYダウにもS&P500にもアンダーパフォームしています。
2019年ダウの犬投資法の構成銘柄と1年間のリターン
まずは、2019年のダウの犬投資法のポートフォリオを紹介しますね。
2019年ダウの犬の構成銘柄は、下記の10社になります。
symbol | 株価2018年末 | 株価2019年末 | リターン |
---|---|---|---|
IBM | 113.67 | 134.04 | 17.92% |
XOM | 68.19 | 68.19 | 2.33% |
VZ | 56.22 | 56.22 | 9.21% |
CVX | 108.79 | 120.51 | 10.77% |
PFE | 43.65 | 39.18 | -10.24% |
KO | 47.35 | 55.35 | 16.90% |
JPM | 97.62 | 139.4 | 42.80% |
PG | 91.92 | 124.9 | 35.88% |
CSCO | 43.33 | 47.96 | 10.69% |
MRK | 76.41 | 90.95 | 19.03% |
PFE(ファイザー)のみがマイナスリターン。しかも10%を超えるマイナスです。
一番値上がりしたのが、JPM(JPモルガン)でなんと+43%。
PG(プロクター&ギャンブル)も+36%と健闘しています。
PGは保有株ですが、めでたく買値から2倍以上に値上がりしたので半分を利益確定し、残りは恩株として配当金が支払われ続ける限りは保有する予定。
コストゼロで配当金が積みあがっていきます!
関連記事【PG】株価2倍で半分売却し投資元本回収。残りは恩株として永久保有かな
2019年ダウの小犬投資法のポートフォリオ
参考までにダウの小犬投資法のポートフォリオも載せておきます。
symbol | 株価2018年末 | 配当利回り2018年末 |
---|---|---|
CSCO | 43.33 | 3.04% |
PFE | 43.65 | 3.30% |
KO | 47.35 | 3.29% |
XOM | 68.19 | 4.81% |
VZ | 56.22 | 4.29% |
過去10年のダウの犬投資法のリターンを指数と比較
過去10年のダウの犬投資法とNYダウ、S&P500のリターンをグラフにしてみました。
グラフにするとわかりやすいです。
ダウの犬投資法は単純な投資法ですが、S&P500と比較しても遜色ないくらいのリターンなのです。
2019年は完敗でしたけど、2018年までは6年連続でS&P500をアウトパフォームしています。
しかも、ダウの犬銘柄は配当金も多いです。
2020年もダウの犬投資法のリターンをチェックしていきます。
ダウの犬投資法の有効性や投資法に関しては、下記の書籍がわかりやすいです。
[最終更新日]: 2020/01/01