
収入には大きく分けて2種類あります。
ストック収入とフロー収入。
不労所得の代表である不動産投資からの賃料収入などは、まさにストック収入です。
保有物件に入居者がいる限りは、ずっと毎月定額の賃料が振り込まれ続けます。
株式投資から得られる配当金収入もストック収入となります。
株式を保有している限りは、配当金というストック収入を受け取れます。
一方で、フロー収入とは労働の対価として受け取る給料などがあります。
サラリーマンであれば、リストラされない限りはまずまず安定したフロー収入が得られるわけですが、自営業などではサラリーマンほどには安定したフロー収入を得られない可能性があります。
そう考えると、フロー収入よりは安定したストック収入で不労所得を増やしていくことを考えた方がよいですよね。
不労所得を得るにはストック収入を増やすことを考える
サラリーマンも今の日本企業の現状を考えると、今後は終身雇用などといったものが通用するとは思えません。倒産してしまうかもしれない。
大企業に勤めているとしても安泰ではないご時世。
不況期には大きなリストラを実施しますし、いつ職を失うかもわからない状況です。
会社から重宝される有能な人材であれば、どんな会社でもやっていけるのでしょうが、そんなスーパーサラリーマンばかりではないはず。
また、病気や事故で働けなくなる可能性も無きにしも非ず。
まぁ、そんなことを心配するとどこまでも不安になってくるけれども、とりあえず何か想定外の望まない事が発生したとしても金銭面では対応できるようにしたいです。
そのためには、給料以外でも収入を得る方法をいくつか確立しておいた方が安心できます。
お金の入り口を増やす努力をする
発生するリスクの小さいことまでも不必要に心配することはないけれども、お金の入り口は複数あると、どれかひとつがダメになったときでもダメージは減ります。
株式投資でも収入でも、一極集中ではなく適度に分散しておいた方が良いこともある。
ただし、能力がある人は別。
スポーツ選手や企業経営者などの秀でた才能がある人は分散などせずに一極集中するべき。
だけど私のような平凡な人間には一極集中は向いてないのです。
フロー収入は一時的なものと心得る
サラリーマンからの給与収入はまずまず安定したフロー収入なのでここでは省きます。
その他のフロー収入としては、
- 株式投資での売買益
- FXでの売買益
- ブログでの収入
などがあります。
でも、このどれもが一時的なもので不労所得として安定しているとはいえません。
確かに株式投資での売買益は金額的には配当金よりも大きいですけど、不況期になって株価が下がれば売買益どころか損失になることもあるし、どうなるかはわかりません。
あくまでも一時的なものと考えた方が良さそうです。
FXでの取引でも同じことが言えます。
FXはレバレッジをかけて取引することが多いと思うのですが、利益も大きくなるけれども損失も大きくなりがちです。
一方で、ブログ収入はうまく運営できればかなり有望なのかもしれないです。
本業での収入をブログ運営などの副収入が上回り、独立される方もいるくらいなので。
でも、誰もができることではないと思うのです。圧倒的なPV数も必要だろうし。
いつまでも読んでもらえる文章が書けるとも限らない。
私の場合はブログ収入はとてもじゃないけど不労所得とは言えない。
そもそもブログに費やしている時間を考えると割りに合わないですが、将来的に子供に私の資産運用の考えを知ってもらいたいという思いから立ち上げたブログなので問題はありません。
でも、最近はお小遣い程度は稼げるようになりました!
読んでいただいている方には感謝します。
これからも少しでも役に立つ記事が書けるよう努力はしていきます。
ストック型の収入を増やしたい
ストック型の収入には以下のようなものがあります。
- 株式や投資信託からの配当金や分配金
- 不動産賃貸業からの不動産収益
- 太陽光発電での売電
- FXでのスワップポイント
- 特許料や版権
などがあるかと思います。
この中で一番お手軽にできるのが、株式や投資信託からの配当金や分配金です。
だから私も配当金生活を目標に株式投資をしているのです。
不動産賃貸業は、ちょっと腰が引けるのでやったことはない。
大家さんって憧れではあるけれども、どうやって実質利回りの良い物件を手に入れるのかという難しい問題がある。
あとは資金繰り。
不動産賃貸業で成功しているサラリーマンも多いようですが、誰がやっても利益がでるほど簡単ではないと思う。
立地条件が良い土地があるのであれば駐車場経営はやってみたいなぁと憧れは持ってます。
太陽光発電システムを導入している人は知人にも何人かいます。
家の屋根につけてるやつですね。
利益が出てるかどうかまでは聞いたことはないけど、自宅で使う分は十分に賄えて、余った分は買い取ってくれると聞きました。
一方で、設備投資した分を回収できそうにないから、止めたという知人もいますし、どうなんでしょうね。
私自身は太陽光発電は取り入れてないので、よくわからないのですが。
FXでのスワップポイントは私的にはストック収入といってもいいのではないかと考えてます。
関連記事 FXで豪ドルのスワップ金利を8年間もらい続けた結果は?
ポジションを持っている限り、毎日のようにチャリンチャリンと収入が得られますから。ただし、買値や通貨の選択、レバレッジのかけ方は慎重にするに越したことはありません。
特許料や版権といったものは、一般的にはちょっと手を出しにくいです。
弁理士さんに頼む費用も多そうですし、有効な特許が書ける人はそもそも少ないので。
まとめ
不労所得を手に入れることは全く持って簡単ではありません。
けれども、上手くいく仕組みを作ることができれば不労所得を増やしていくことは可能だと思います。
どういう風にストック収入を増やす仕組みづくりをするか?が難しいのですが。
たとえば米国の配当王とよばれるような50年以上も連続して配当金を増やし続けているような優良企業の株式に投資することは、ストック収入を増やす一つの手段になります。
関連記事 配当金を払い続ける優良企業はお金のなる木。大きく育てよう!
なるべく低いリスクで、かつ安定的に不労所得を得られる方法を株式投資からの配当所得以外でも見つけられるといいのですが…。
比較的低いリスクで不労所得を増やそうとするのであれば、ストック収入ではなくフロー収入ではあるけれども、サイト運営などは魅力的だなぁと思うけれども、サイト運営からそれなりの不労所得を得るのは難しいと思います。
2年近くブログを細々とやってきての結論です。
読んでもらえる文章を書くというのは本当に難しい!!
関連記事 不労所得を作るために知っておくべき事とは?
[最終更新日]: 2018/08/13