セゾン投信の積立、赤字になる日も近いかもしれない

子供の教育費用にと毎月細々と積立をしているセゾン投信(セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド)ですが、2015年に引き続き2016年に入ってからも運用成績がパッとしませんでしたが、2017年は株高の影響もあってか徐々に戻してきました!

これ以降の記事は2016年の6月に書いた記事ですので、現在とは状況が異なっていますことはご了承ください。

 

セゾン投信のHPの情報によると2016/5/31時点での直近6か月のリターンは-7.01%なので、マイナスになっています。

直近1年でのリターンはもっと悪くて-10.39%になっています。

債券と株式が半々であったとしても、これくらい悪いリターンになるのです。

だけどリーマンショックの年に比べれば全然マシですけどね。

 

1年以内にセゾン投信の積立を始めた人は、含み損になっていることでしょう。

セゾン投信は評判もよく、個人投資家に人気の投資信託なので純資産額も右肩上がりです。

 

最近のマイナスリターンで不安に思うかもしれないですけど、長期運用するつもりで積立しているならば途中で止めたりせず、継続した方がいいと思います。

それでも精神的に辛いならば、積立額を減額するという手もあります。積立を中止することだけは思いとどまった方がいいと思う。せっかく平均購入単価を下げるチャンスですからね。

 

これくらいの下落で精神的ダメージが大きくて積立を続けられないようなら、今後も投資していくのは無理だと思います。

 

世界的に株価も下がっていますし、おまけに円高。我が家のセゾン投信も無傷ではないはず。

そこで運用状況はどうなっているのかチェックしてみました。

 

2016年6月時点でのセゾン投信の評価額

 

久しぶりにログインしてみると、我が家の場合は2007年から9年程積立をしていることもあって、まだ含み益の状態を保っていました。

ただ、2年程前から段階的に売却して利益確定しているのであまり参考にならないかもしれませんが、利益確定しつつも毎月の積立だけは続けています。

 

関連記事:セゾン投信の積立を2007年から継続中、評価額と利回りを公開

 

さて、そんなセゾン投信ですが現在の評価額はこんな感じになってます。

saison-201606

評価額は約59万円で含み益が5.8万円です。

2月の時点では含み益が11万円ほどあったのに、残念ながら激減しております。

毎月の積立の1.5万円は継続しているんですけどね。

ちなみに積立しているのは、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドです。

アクティブファンドは信託報酬も高いし、自分で個別株投資しているので興味はありません。

 

セゾン投信の毎月積立は継続します

セゾン投信の毎月の積立は今後も続けていく方針です。

今となっては低コストの投資信託が増えてきているので、手数料という観点からみると、セゾン投信に魅力はあまり感じません。

積立開始当初は低コストでとても魅力的な投資信託だったんですけどね。

だけど、セゾン投信には他の投資信託にはないメリットが私にはあるのです。

関連記事:セゾン投信の積立をして良かったと思う点

 

今の調子でいくと、セゾン投信も赤字へ戻る日も近いかもしれません。

だけど運用資金も少ないし、大半は利確済みなので含み損になろうが全く気になりません。

少しでも利益確定しておくと、評価額が下がった時にもドッシリと構えることができます。

 

インデックスファンドの売り時は難しい

 

以前にも記事にしましたが、インデックスファンドの売り時って難しいと思います。

関連記事:インデックスファンド積立の売り時っていつ?

 

難しいと思う理由は、現在の基準価額の水準が割高なのか妥当な水準なのかの判別が付かないからです。

個別株ならば、明らかに割高な時はわかりますよね。だけどインデックスファンドはそれがわからない。少なくとも私はわかりません。

 

セゾン投信を段階的に売却した理由は、積立開始当初に決めていた水準まで基準価額が騰がったからという単純なものです。

売却当初は自分の決めた売却方針に則って利益確定したわけですが、その後もどんどんと騰がり続けましたから売らなければよかったかなとちょっと後悔した時も正直言ってありました。

結果論でしかないけれど、今となっては方針通りに売却していて良かったと思います。

 

だから投資する時は自分なりの投資方針をきちんと決めておいた方が良いと思います。

出口戦略とでも言うのかな?

 

他の投資家が売らないから、自分も売らないとか、そういうのは関係ありません。

もしかしたら口では売ってないと言いながら、売ってるかもしれませんよ?

自分の資産を守るのは自分しかいないのです。

常に自分の頭で考え、実行していく。そういうブレない態度は投資を続けるうえで大切なことだと思います。

 

[記事公開日]: 2016/06/22
[最終更新日]: 2021/03/20
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