私が保有している銘柄にBHPビリトンがあります。
BHPビリトンは世界最大の鉱業会社ですが、同業で世界第2位のリオティントは先日、商品相場安に伴う収益悪化を受けて減配計画を発表しまして、それに引きずられる形でBHPビリトンの株価もさらに下がっています。
BHPビリトンに初めて投資したのは数年前なのですが、完全に買い時を間違えてしまい、失敗しました。
取り扱っている商品(鉄鉱石、銅、ニッケル、天然ガス、石炭など)の価格に非常に影響を受けますからね。
投資するなら今のような悪い状況に陥っている時なのかもしれません。
景気敏感株には買い時というものがあり、赤字を垂れ流して業績不振にあえいでいるときなのです。
詳しくは、ピーター・リンチの株で勝つ[新版]―――アマの知恵でプロを出し抜けを読んでみてください。セクター別の投資法についての記載があり、非常に参考になります。
BHPビリトンの株価推移
BHPビリトンの長期チャートです。
ひどい状況に陥っています。それもそのはず。BHPビリトンを取り巻く環境は非常に厳しく、今後数年の需要についての不透明感が高まっているので仕方ありません。
BHPビリトンの業績
BHPビリトンの業績は商品価格の影響をモロに受けます。
世界銀行によると鉄鉱石、ニッケル、銅などの価格も下落を続けるだろうと予測しているようですので、BHPビリトンの業績も停滞が続くのかも…。
BHPビリトンの配当金
BHPビリトンは直近5年ほどは増配傾向にあります。
だけど2015年度の配当性向は400%近くになっていましたし、フリーCFを超える支払いです。
今年の3月に配当金の支払いがあるのですが、どうなるのでしょうか。
2月23日にアナウンスがあるようなのですが、気になるところです。
【追記】やっぱり減配のアナウンスがありました。
関連記事 BHPビリトンは減配です
リオティントも減配計画を発表したし、BHPビリトンも減配は避けられないような気がしますが…。配当金が維持されれば配当利回りが10%を超えることになるので、明らかに高配当すぎますよね。
この高配当につられて投資しないように気を付けないといけません。後に減配、株価がさらに下落するということも十分に考えられますから。
関連記事 高い配当利回りの落とし穴
まとめ
景気や商品市況に連動する企業に投資する時はタイミングがとても大事です。
そのタイミングを間違えると、私のように含み損を長期間抱えることになりかねませんのでご注意を。
私の場合は保有株数も少ないし、あまり影響もないのでこのまま保有継続します。
【追記】
ここからの下落はそんなにないのではないかと思ったので、平均買付単価を下げるためにも買い増ししておきました。
[最終更新日]: 2019/09/28