【NKE企業分析】成長が続くナイキ。好決算で上場来高値更新!

 

NKE(ナイキ)は世界的なスニーカーやスポーツウェアを取り扱う世界的企業です。

コンバースはNKE(ナイキ)の子会社になります。

 

先日、NKEの2020年1Qの決算発表がありましたが、好調な業績が確認できました。

 

好調な決算発表をうけて株価は4%も上昇し、上場来高値を更新してます!!

 

 

NKE(ナイキ)の株価は絶好調だが、ちょっと割高かな

 

下図は1980年代からのNKE(ナイキ)のチャート。

青がもちろんNKE(ナイキ)で、赤がS&P500です。

NKE 201909チャート

 

S&P500のリターンは素晴らしいのだけど、NKE(ナイキ)のような成長企業と比べると、地を這うようなチャートにしか見えません。

 

S&P500なんて足元にも及ばないほどの圧倒的な株価上昇がみて取れます。

グロース株への投資で成功すると、素晴らしい利益を手にすることができるんですね。

 

グロース株は保有し続けるのも難しいし、玉石混淆の中で成功する企業を見つけ出すのも難しいので誰にでもできることではないんですけど…。

 

NKE(ナイキ)のPERは30を超えているので、どちらかというと割高な部類に入ります。

でも、成長企業ですし、今のバリュエーションは許容範囲なのでしょうね。

 

いくら好業績とはいえ割高だと思うので、今の水準での買い増しは行わずに保有継続するのみです。

 

MO(アルトリア)での失敗があるので、買い増しは慎重にならざるをえません(笑)

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NKE(ナイキ)の2020年1Qの決算は好調だった

 

ナイキの2020年1Qは好調でした。

  • 売上高は前年同期比+7%
  • 北米以外のすべての地域で売上が2桁成長(為替の影響を除く)

 

フットウェアとアパレルのどちらの売り上げも2桁成長しています。(北米を除く)

北米も売上は落ちてはおらず、フットウェアで4%、アパレルで2%の伸びでした。

 

特に、中国での伸び(+27%)が目立つ結果となりました。

 

DTC(Direct to Consumer:直販)が好調のため、粗利益率も伸びています。

 

 

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NKE(ナイキ)の過去の業績は?

 

NKE(ナイキ)の過去の業績も素晴らしいですよ。

NKE業績 売上高

 

売上高は右肩上がりです。

営業利益率は年によって違いますけど、悪いときでも12%もあるので十分です。

 

 

NKE(ナイキ)の配当金について

NKE配当金

 

NKE(ナイキ)の配当金は毎年増えています。

配当性向は高くなく毎年30%くらいなので、今後の増配も期待できますよ。

 

配当性向も高くないし、投資家から評価されていて株価も高いので配当利回りは低いです。

現在の株価での配当利回りは1%ほどしかありません。

 

NKE(ナイキ)のような企業への投資は配当を目当てに投資するものではないですが、長期で保有しておけばそのうち連続増配によってYoC(Yield on Cost)も高くなっていくと予想しています。

 

 

NKE(ナイキ)のROEとROAは高く、効率の良い経営ができている証拠

 

NKE ROEとROA

 

NKE(ナイキ)に限らず、米国企業のROEやROAというのは本当に高いです。

やっぱり米国企業って調べれば調べるほど、魅力的にうつります。

 

ただ、今の米国株は割高なものが多いと思うから、日本株の方が投資妙味はありそうですけどね。

 

 

[記事公開日]: 2019/09/26
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