最近はブログなどを見ていても、米国株投資をされている方が増えていますね。
投資をしようかと迷っているならできるだけ若いときから投資を開始することをおすすめします。
20年、30年の長期投資であれば、ほぼ資産は増えていると思います。
米国株投資家が増えてくることで証券会社のサービスも向上しました。
- 売買できる銘柄が増える
- 売買手数料が下がる
- 米国株に関する投資情報が手に入りやすくなる
実際に、私が米国株投資を始めたのは2008年くらいで、まずは個別株ではなく米国株ETFへ投資していました。
昔は特定口座にも対応していなかったんですよ!
昔と比べると今は圧倒的に米国株投資のハードルが下がっているので、是非トライしてみて下さい。
目次
米国株への投資をおすすめする理由
最近は米国株投資も認知されつつあると思いますし、投資環境もよくなってきたので気軽に投資できるようになりました。
米国株投資をおすすめする理由はいくつかあるので、順に書いていきます。
米国株は世界的に有名で魅力的な企業が多くある
米国株投資の魅力は何と言っても世界的に有名な優良企業が多いということ。
投資をする際には、どんな企業があるのかを調べるために日本株であれば、会社四季報を、米国株であれば米国会社四季報を買います。
それぞれの四季報を見比べてみると、米国企業は日本企業に比べて経営効率の良いところが圧倒的に多いことがわかりますよ。
ROE(自己資本利益率)といって、投下資金に対してどれだけ利益をあげられるか?という指標が高い企業が多く、調べれば調べるほど、米国企業が魅力的に思えるはずです。
ROEが高いということは、効率的な経営ができているということ。
投資の世界で知らない人はいないウォーレン・バフェットもROEを非常に重視しています。
また、株主に支払う配当金にこだわりのある企業が多いという点も魅力的なのです。
会社の利益を株主に還元するために自社株買いをする企業も多いですし、増配(配当を増やす)を続ける企業も多い。
日本企業は業績が悪化すると、いとも簡単に減配(配当を減らす)する企業が多いのですが、米国企業は減配する企業は少ないので安心して長期保有できます。
だから、配当金を受け取ることを重視して投資するのであれば、日本株よりも米国株をおすすめします。
私は配当金生活を目指しているので、連続増配の実績のある企業を中心に投資しています。
保有しているだけで毎年のように増配してくれるので、年々受け取る配当金が増えるのです。
こんな魅力的なことってないですよね?
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株価の上下はあるので、含み損になることもあるだろうけれども長期的な視野で投資するのであれば、株価は気にならなくなります。
- 50年以上も連続して増配している実績のある企業が多い
- 株主重視で効率的な経営を行っている企業が多い
- 世界的な優良企業が多い
米国株は先進国で唯一人口も増え続けており、経済も成長している!
S&P500の長期チャートを見てください。
見ればわかるように、米国株は基本的にずーっと右肩あがりなのです。
長期で投資していれば、報われる可能性が非常に高い!
バフェットもフォーブス誌100周年記念のイベントで講演した際に米国株の強気な発言をしています。
バークシャー・ハザウェイ(BRKa.N)の会長で米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は19日夜、米国の将来に対する悲観論を一蹴した。混迷を増す世界情勢の中、米国の先行きには不透明感が広がっているが、バフェット氏は100年後の米国についても強気の見方を示した。
バフェット氏は「この国についての悲観的な発言を耳にするたびに、私は彼らが狂っていると考える」と述べた。同氏は今回、ニューヨークで開かれたフォーブス誌100周年記念のイベントで講演した。
同氏は、100年後のダウ工業株30種指数について、19日終値の2万2370.80ドルから「100万ドル超」になると予想。1世紀前に81ドル程度だったことを考えると、不可能ではないと述べた。
100年後のNYダウは100万ドル超になっているとの強気発言!
今後も短期的にはリーマンショックのような金融危機があって暴落することもあるだろうけれども、長期的には今までと変わらず米国株は騰がり続けるだろうということです。
米国株口座でも特定口座に対応し、手数料も安くなった
私が米国株投資を始めた時は、ネット証券は特定口座にも対応しておらず、とても不便でしたが、現在は特定口座に対応している証券会社が増えています。
主要なネット証券はどこも米国株口座も特定口座に対応していますよ。
- 上場株式等の売買の記録や譲渡損益の計算を証券会社が行ってくれる
- 源泉徴収あり・なしを選べ、”源泉徴収あり”を選んだ場合は確定申告が不要になる
特定口座で売買すると、証券会社側で売買記録を作成してくれるので非常にラクなのです。
私が初めて米国株に投資したときは、特定口座に対応していなかったので一般口座での保有にでした。(今でも一般口座で保有している銘柄があります)
一般口座の場合は、売買日時の記録や為替レートの計算を自分で管理しなければならず、とても手間がかかるのですが、特定口座ではその手間から解放されます。
これは非常に大きなメリットなので、迷わず特定口座を開設してくださいね!
米国株の売買手数料も下がった
以前は手数料も割高でしたが、今はかなり売買手数料は安くなりました。
米国株投資を始めた時は、某証券で口座を開設して取引を始めたのですが手数料が非常に高かったのです。
1000株までの売買手数料が$25だったのです。
高くないですか?
一度に大量に売買する投資家であれば、そんなにも気にするほどの手数料ではないですが、資金が少ない場合はとても負担です。
10株買っても、1000株買っても$25必要なのですから!
弱小投資家にはしんどい手数料設定でした。
でも、今は手数料も下がり、主なネット証券の売買手数料はどこも同じになりました。
主なネット証券の1取引当たりの手数料(税抜き)
- 約定代金の0.45%
- 最低手数料$0.01
- 手数料上限$20
※売却時のみ、上記国内取引手数料のほか、以下の現地取引費用がかかります。
SEC Fee・・・・ 売却時に、約定代金1米ドルにつき、0.0000221米ドル
(小数点以下第3位切上げ、最低0.01米ドル)(2020年2月13日現地約定分より適用)
投資したい企業があっても、売買手数料が高ければ躊躇してしまいがちですが、今の手数料であれば数円からの手数料なので気軽に投資できます。
米国株は1株からでも投資可能!
日本株の場合は単元株数というのがあって、だいたい100株や1000株単位で購入することになります。
今は10万円未満で買える株もありますが、あまり多くはないです。
その点、米国株はどんな有名な企業であっても1株から購入可能なのです。
例えば、アップル(AAPL)でも4万円以内で買えるし、マイクロソフト(MSFT)も2万円ほどで購入できます。
投資資金が少なくても、数銘柄に投資可能なので分散もできます。
米国株投資で投資先企業の選び方
米国株投資って難しそうって思うかもしれません。
でも、今は投資する人が増えてきたこともあって、優良な情報を得やすくなっているので心配はいりません。
最近では米国会社四季報という四季報の米国版まで出版されていますから、企業の情報も得やすくなっています。
また、米国の優良情報サイトであるモトリーフールでは、メールアドレスを登録するだけで日本ではなかなか得ることが難しい投資情報に関する記事を全て読むことができます。
暴落時の心構えなどについての記事も豊富にあるので、初心者の方でも役立ちます。
>> モトリーフール
マネックス証券という証券会社では銘柄スカウターといって、日本株と米国株と中国株の企業業績を過去10年にわたって簡単に調べられるツールも用意されています。
簡単にどんな企業なのか、過去の業績はどうだったのかを視覚的に見ることができて大変便利です。
口座を開設している人なら、誰でも無料で使えるのでマネックス証券の口座は開設しておきましょう。
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個別株投資をするなら、名著と呼ばれる投資本を何冊か読んで勉強することをおすすめします。
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米国株投資の始め方のまとめ
米国株投資は難しいと考えている人はいるかもしれませんが、ネット証券で手軽に取引できる環境も整っているので、日本株と同じように少額から気軽に投資を始めることができます。
また、配当金を重視する投資法を選ぶのであれば、業績悪化ですぐに減配する企業の多い日本株よりも、増配を継続していく企業が多い米国株がおすすめです。
投資はじっくりと時間をかけることで複利効果を実感できるようにもなります。
米国株に投資してみるとわかるのですが、日本株に比べて安心して腰を据えた投資ができるのです。
配当金をゆっくりと増やしていきたい人や、時間を味方につけた投資をしたい人におすすめなのが米国株への長期投資です。
私が米国株投資に利用しているマネックス証券は売買手数料も安く、特定口座にも対応しているし、3か月先までの注文を出すことも可能なので使いやすいので、おすすめです。
米国株取引が可能な主要ネット証券
fa-line-chart マネックス証券
米国株取り扱い銘柄数 | 主要オンライン証券で最多の3400銘柄以上 | 米国株売買手数料 | 約定代金の0.45% 最低手数料0米ドル(無料) 最大20米ドル |
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為替手数料 | 買付時:0銭(※) ※定期的に見直しあり |
おすすめポイント | 企業分析に役立つ銘柄スカウターが無料で使える 米国株で配当金再投資を自動でやってくれる 24時間注文受付 注文方法が豊富 |
\口座開設はこちら/
fa-line-chart SBI証券
米国株取り扱い銘柄数 | 3300銘柄以上 | 米国株売買手数料 | 約定代金の0.45% 最低手数料0米ドル(無料) 最大20米ドル |
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為替手数料 | 住信SBIネット銀行利用で0.04円 ※キャンペーン時は無料 |
おすすめポイント | 人気のETF9本の買い付け手数料無料 貸株サービスの利用が可能 |
\口座開設はこちら/
fa-line-chart 楽天証券
米国株取り扱い銘柄数 | 約3000銘柄 | 米国株売買手数料 | 約定代金の0.45% 最低手数料0米ドル(無料) 最大20米ドル |
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為替手数料 | 買付時:25銭 | おすすめポイント | 取引手数料の1%が楽天ポイント還元 |
\口座開設はこちら/
fa-line-chart スマホ証券【PayPay証券】
米国株取り扱い銘柄数 | 約161銘柄(ETFも含む) | 米国株売買手数料 | 約定代金の0.50% 日本時間:23時30分〜6時(夏時間は22時30分〜5時)上記以外の時間は0.70% |
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為替手数料 | 買付時:35銭 | おすすめポイント | 1000円から1000円単位で購入可能 |
\口座開設はこちら/
[最終更新日]: 2020/06/26