ここ数日の株式市場の下落で、先日JTを買い増しました。
もう少し待てば、もっと下で買えたのに早まってしまった結果となりました。
どこまで下がるのかはわからないけれども、JTは買い増しポイントが来るたびに追加投資していきます。
長い間塩漬けになりそうな、何だか嫌な予感もしますけどね。
これで業績悪化で減配になったら最悪ですが。
株式市場が大きく下落したときは、普段は投資できないような優良企業に投資するチャンスだと考えています。
そこで、日本を代表する企業の一つである三菱商事にも投資しました。
目次
JTの配当性向は8年で2倍になった
JTは連続増配企業ですし、今(2019/5時点)ではかなりの高配当株。
不人気で売られ続けているけれども、おそらくこの世から無くならない商品(たばこ)を扱っている企業だし、倒産の可能性は限りなくゼロに近い。
長期間保有しておけば、配当金だけでも元が取れそうですね。
いったい何年かかることやら…。
JTの配当性向は年々高まっている
JTの2012年度から現在までの配当性向を表にしてみました。
年度 | 1株あたりの配当金 | 配当性向 |
---|---|---|
2012年 | 68円 | 37.6% |
2013年 | 96円 | 40.8% |
2014年 | 100円 | 50.1% |
2015年 | 118円 | 53.2% |
2016年 | 130円 | 55.2% |
2017年 | 140円 | 63.9% |
2018年 | 150円 | 69.7% |
2019年 | 154円 | 74.6% |
2012年度から2019年度にかけて、配当性向は2倍の水準にまで高まっています。
2012年度にはまだまだ余裕があった配当性向ですが、利益が大きく増えない限りは増配の余裕もなくなりつつあります。
新興国ではタバコの需要は増えているけれども、日本や米国などの先進国ではタバコの需要は減少しています。
来年度(2020年)はさらに増配率は低くなるかもしれませんね。
配当は維持される見込みですが、コロナショックの影響も今後徐々に出てくるかもしれません。
自社株買いの発表の翌日、大きく下落した三菱商事に新規投資
2019/5/9に三菱商事は決算発表と同時に大規模な自社株買いを発表しました。
取得する株式の総数:12000万株を上限とする
※発行済み株式数(自己株を除く)の上限割合は7.5%
株式の取得価額の総額:3000億円
取得期間:2019/5/10~2020/5/8(予定)
自社株買いの規模が大きいです。
発行済み株式数の7.5%にあたる自社株買いのインパクトって相当あると思うのですが、発表の翌日はかなり下げました。
しかも、配当利回りも現在の株価だと約4.4%もあります。
物流施設特化のREITである日本ロジスティクス投資法人と入れ替え
保有する日本ロジスティクス投資法人も例外ではなく、株価は上昇傾向です。
REITは利回りで投資するものだという認識なので、利回りが低下した日本ロジスティクス投資法人を全部売却し、より高利回りの三菱商事に乗り換えました!
この判断が吉と出るか、凶と出るかはわかりません。
ただ、はっきりしているのは受取配当金は増えるということ。
”高いものを売って、安くなったものを買う”を実践してみました。
まぁ、日本ロジスティクス投資法人は今後も株価が好調に推移して、三菱商事は下げ続ける可能性もありますけど、後悔はありません。
まとめ
2019年GW明けの株式市場では、久しぶりに株の売買をしました。
これでまた、2019年の受取配当金は少し増える予定です(笑)
JTの含み損は、何とかならないもんですかね…。
ESG投資が広まっているのも、タバコ株が下げる要因の一つになっているような気もします。
今年もJTは年末に節税取引の対象になりそうで怖いです。
関連記事ESG(環境・社会・ガバナンス)に配慮している企業への投資について
[最終更新日]: 2020/05/22