英国のEU残留か離脱かを問う国民投票が今週(2016年6月)、行われます。
その結果によっては世界中の株式市場や為替の比較的大きな変動が予想されるわけですが、下落するようなことがあれば株式を購入するチャンスかもしれません。
チャンス到来となれば、コツコツと持ち株を増やしていこうと考えてはいるけれど、資金に限りがあるので手当たり次第に買うことはできません。
そのためにどの銘柄を買うのかを予め決めておかなければいけないのです。
そこで将来の配当金生活に向けたポートフォリオの点検を行いまして、現時点での保有株のセクター別の比率をチェックしてみました。
配当金生活ポートフォリオのセクター別比率
日本株以外のポートフォリオでセクター毎の比率については、調べたことはありませんでした。
そこで調べてみた結果、このような比率になっていました。
時価総額順に書いてみると
- Consumer Staples(29%)
- Health Care(21%)
- Industrials(12%)
- Consumer Discretionary(11%)
- Information Technology(10%)
- Energy(9%)
- Telecommunication Services(6%)
- Materials(2%)
生活必需品セクターとヘルスケアセクターでポートフォリオの半分を占めます。
その次が一般消費財やサービスになります。
金融セクターや公益事業セクターの保有株はなしです。
金融セクターは配当利回りが高い企業も多いですし、シンシナティ・ファイナンシャル(CINF)やアフラック(AFL)のように連続増配企業もいくつかありますからポートフォリオに組み入れてみたいですけれども、どこがいいのかよくわからないので購入には至ってません。
関連記事:S&P500配当貴族指数の構成銘柄
今後買い増しする予定のセクターは?
基本的には好不況に関係なく業績が安定している企業をポートフォリオの中核にすることに変わりはありません。
Consumer Discretionaryセクターが保有比率が11%となっていて、私が想定していたよりも割合が低いので、このセクターを中心に買い増し、もしくは新規投資していこうかと思います。
あとはIndustrials(資本財)セクターでも1銘柄欲しい企業があるのだけど、買いたい価格まで下がってこないので、なかなか買うことができません。
でも基本的には買い増し or 新規投資するなら生活必需品セクターか一般消費財・サービスセクターでしょうか。
過去のセクター別リターンを見ても、一般消費財・サービスセクターや生活必需品セクターは安定したリターンがありますからね。
https://kirarinasset.com/sandp500-sector-performance-during-2003-2015/
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[最終更新日]: 2020/02/10