年収1000万円と、生きている間ずっと毎月20万円の不労所得だったら、どちらを選びます?
私だったら、迷わず毎月20万円の不労所得を選びます。
毎月20万円だと1年間で240万円。
1億円ほどの資産を保有しておけば、税引き後で240万円の不労所得は夢ではありません。
ということは、毎月20万円の不労所得は資産1億円と同じくらいの価値があると考えてもよさそうです。
野村総合研究所の調査によると純金融資産1億円以上の富裕層はわずかに2%ほどです。
一方で、年収1000万円以上を稼ぐのも簡単ではありません。
民間給与実態統計調査から給与階級別の分布を見てみると、全給与所得者4945万人のうちで1000万円以上を稼ぐのは3.9%の人たちだけなのです。
年収1500万円以上となるとわずか1%の人だけになります。
しかも、一生働けるわけでもないし、事故や病気などで働けなくリスクもあるし。
働くのも好きではないし(笑)
そう考えると、個人的には毎月20万円の不労所得の方が魅力的です。
目次
資産1億円保有するのと年収1000万円以上は同じくらい難しい
野村総合研究所によると富裕層の定義は、純金融資産(保有する金融資産の合計額から負債を差し引いた値)で1億円以上保有となっています。
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- 超富裕層
- :純金融資産5億円以上
- 富裕層
- :同1億円以上5億円未満
- 準富裕層
- :同5,000万円以上1億円未満
- アッパーマス層
- :同3,000万円以上5,000万円未満
- マス層
- :同3,000万円未満
2017年調査では2000年以降、富裕層や超富裕層にあたる世帯が最多となりました。
関連記事 日本の富裕層と超富裕層は2000年以降で最多【2017年】
アベノミクスで一気に資産を殖やした世帯も多いみたいですよ。
投資をしていると、1億円以上保有している人は結構多いなと思うけれども、日本全体でみれば超富裕層と富裕層をあわせても2%しかいません。
日本全体で見ると富裕層は2%ほどしかいないのに、投資家のみで考えると富裕層は2%を超えそうです。
ということは、株式投資をすれば誰にでも富裕層になるチャンスはあるということ。
投資で1億円を達成するのも難しいですけど、どちらかというと年収1000万円を給与で稼ぐよりも株式投資で1億円を稼ぐ方がハードルは低いように感じます。
マネー雑誌とかで調査してくれると、おもしろいんですけどね。
低年収でも投資を継続することで毎月20万円の不労所得を手に入れることは可能
一番良いのは年収も1000万円以上あって、不労所得も毎月20万円あることですよ。
でも、これって誰もが実現可能なわけではない。
一方で、年収は低くても、倹約に努め、お金を投資にまわすことで富裕層になった人も実際にいるわけです。
関連記事 不労所得はストック収入で増やしていくのが理想 関連記事 【富裕層への道】お金持ちになるには3つの段階を経る必要がある
高収入であると知らず知らずのうちに、贅沢をしてしまう人も少なくありません。
実際にマネー誌などでは、年収が1000万円以上もあるのに教育費や住居費などさまざまな支出が多すぎて、家計は火の車というのもよく見ますし。
ストックからの収入を増やす仕組みを作るのが大事
やはりお金に働いてもらって、不労所得を手に入れるというのは理想ですよね。
自分は働かなくても、お金が勝手に働いて新たなお金を生みだしてくれるのです。
ありがたいことですよ。
でも、この好循環を手に入れるには元手が必要なのは言うまでもありません。
資産が少ないうちは、労働による収入は欠かせないのです。
そして、少しずつ不労所得を得られるような資産に投資していくのです。
20年も継続すれば、それなりに大きな不労所得になっているのではないでしょうか。
継続することが重要です!
関連記事 入金投資法を実践するには覚悟が必要
あまりにも高い株価のときにまとめて投資してしまうと、元本割れする期間も長くなるでしょうから、投資のタイミングも重要ですが。
投資の絶好の機会は、誰もが投資したくなくなったときです。
まさにバーゲンセール状態のときです。
関連記事 株式市場の暴落は投資家にとっては友達だ!
[最終更新日]: 2019/06/28