FMCG業界には優良といわれる企業が多いです。
FMCGとは日用品や一般消費財のこと。食料品や飲料や生活用品、化粧品などで、これらは世界中で毎日のように消費されます。
こういったFMCGの世界での有名企業は下記のような企業です。
- Nestle
- Procter & Gamble
- Coca-Cola
- Anheuser-Busch InBev
- Philips Morris International
- Unilever
- PepsiCo
- British American Tobacco
- General Mills
- Reckitt Benckiser Group
- Mondelez international
- L’Oreal
- Colgate-Palmolive
- SC Johnson
などがあります。ジップロックやGladeで有名なSC Johnsonは非上場だった気がしますが。
世界中で毎日のように消費される商品を取り扱っていて、ブランド力のある企業が並んでいますね。日本でいえば花王やライオンが有名です。
FMCG企業は不況耐性がある
以前に記事にしたS&P500セクター別のパフォーマンスを調べてみたでもConsumer Staples Index(生活必需品)セクターはリーマンショックがあった2008年では各種セクターの中でも最も下落率が低かったことがわかります。
https://kirarinasset.com/sandp500-sector-performance-during-2003-2015/
そりゃ、そうですよね。
不況で収入が減ったとしても毎日食べたり飲んだりするし、お風呂に入るし、化粧もする。だからFMCG企業の商品は毎日のように好不況に関わらず世界中で消費され続けます。
不況時には株価の下落リスクは他のセクターに比べて低いけれど、好況時の上昇率はいまいちパッとしません。のんびりと時間をかけて企業価値が増大していくのを待つという戦略にはぴったりのセクターであると思っています。
ということは、配当金生活に向けたポートフォリオの構成銘柄にするにはピッタリではないかと思うのです。
私のポートフォリオにもP&Gやユニリーバ、フィリップモリスなどが入っています。
他にもこのセクターの企業をポートフォリオに追加したいので少しずつ個別に調べているところ。追々ブログにも書いていきたいと思います。
あまり分散させるのはパフォーマンス的にもよくないのだけど、外国企業は自分で調べるにはハードルがかなり高いので、大やけどしないように分散投資でいきたいと思います。
[最終更新日]: 2016/10/21