JTはなぜ下がり続けるのか?考えられる4つの理由 | 長期投資でのんびり資産運用

JTはなぜ下がり続けるのか?考えられる4つの理由

JTの株価が下がり続けています。

そのせいで、現在のJTの配当利回りは6.47%もあります。(2019/6/28終値)

JT株価201906

JTはどうしてこんなに売られるのでしょうか?

考えられる4つのことを書いてみます。

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【JT】不人気で株価も下落を続ける理由は?

JTだけでなく、アルトリアグループ(MO)、フィリップモリス(PM)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)も株価は軟調です。

なぜ、JTは人気がないのか?

考えられる理由を4つ挙げてみます。

  • タバコ市場の縮小
  • ESG投資の広がり
  • JTが想定しているより円高傾向
  • 需給の問題

【タバコ企業が不人気な理由その1】タバコ市場の縮小

タバコ企業が不人気な原因の最大の理由は、やはりタバコ市場の縮小だと考えています。

市場が縮小していくのにも関わらず、売上、利益の成長をしようとするならば、値上げしか考えられません。

値上げが酷過ぎれば、さらに喫煙率も少なくなるでしょうし、舵取りの難しいところです。

タバコに代わる嗜好品事業など、他の分野の成長の種まきも必要となってくるでしょう。

JTによると2019年1Qにおいて、世界的なタバコ総需要は前年比5%減です。(出荷量ベース)

日本もそうですが、先進国では喫煙者はかなり減少。

JT調査の喫煙率

出所:厚生労働省の最新たばこ情報

JTの調査によると、2018年の日本の喫煙者率は17.9%となっています。

昭和40年頃なんて、男性の喫煙率の高さに驚きますね!

【タバコ企業が不人気な理由その2】ESG投資の広がり

ESG投資は機関投資家を中心に広がっています。

反社会的事業とされるのは、

  • タバコ
  • アルコール
  • ギャンブル
  • 戦争

などですから、何もタバコ企業だけがESG投資により逆風を受けているわけではありません。

ただ、タバコ事業のような反社会的な事業を営む企業は、ESGを重視する投資家からは敬遠されることになります。

このことも、タバコ企業が不人気な理由のひとつと考えています。

関連記事 ESG(環境・社会・ガバナンス)に配慮している企業への投資について

【タバコ企業が不人気な理由その3】JTが想定しているより円高傾向

タバコ市場の縮小ほど懸念事項ではないけれども、円高傾向にあることは業績にも影響してきます。

ちなみに、JTの場合は円がドルに対して1円変動するとなると、円ベース調整後営業利益で32億円の変動になります。

2019年にJTが想定している為替レートです。

米ドルに関しては円高傾向にありますが、ポンド、ユーロに関しては想定レートとほぼ同じです。

まだ第2四半期が終わったところなので、まだまだどうなるかはわかりませんが、今のところは想定レートよりも円高です。

2019年JT為替前提レート

【タバコ企業が不人気な理由その4】需給の問題

株価が下落するから、損切りするという人もいるでしょう。

売りが売りを呼ぶとまではいかないかもしれないけど、需給の問題も考えられます。

信用買いも多いですね。

JTが500億円分の自社株買いを実施している間は、株価もそれなりに高かったです。

自社株買いが終わってくらいから、また下落傾向にあります。

まとめ

JTの株価は下落し続けていますし、まだまだ下がる可能性もあります。

リーマンショックのときは株価は3000円を超える株価だったのが、1000円くらいまで売り込まれましたし。

JTも昔と違って配当性向も高くなりましたし、以前ほど配当は成長しないでしょう。

そして、一番の懸念はタバコ市場の縮小です。

でも、倒産する心配もほぼないですし、配当をもらいながら株価は気にせずに気長に保有してくのも悪くはないです。

関連記事 JTの株価が恐ろしく下落を続けてる、それでも買い増し!

関連記事 【JT】リーマンショックをはさんだ長期の業績と配当利回り

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