JTの株価が恐ろしく下落を続けてる、それでも買い増しと決算について!

 

JTの株価が相変わらず冴えません。

2018/11時点で2800円近辺まで下落していますが、指値していたものが買えていました。

ポートフォリオに占めるタバコ株の割合が増えていく…。

※2019/9時点では2300円台…。一時は2200円を割ったので少しは持ち直した??

 

でも、6%を超える高配当ですし、オマケ程度の株主優待もあります。

ちなみに優待でいただいた冷凍うどんやカップスープはわりと美味しく家族も喜んでました!

 

JTの株価の下落が続いても、配当金を受け取りながらのんびり保有していく方針に変わりはありません。

JTは株主優待も貰えますしね(笑)

 

また、大型株は売りたいときにいつでも売れる豊富な流動性も魅力のひとつです。

 


※令和になってから最初の取引では、JTの株価はさらに下落して配当利回り6%の水準になってしまいました…。

2200円まで株価が下落すれば、配当154円が実施されると配当利回りが7%にもなります。
 

※2019/6時点でもJTの下げが止まりません。

株価が下落する理由を考えてみました。

関連記事 JTはなぜ下がり続けるのか?考えられる5つの理由

 

※2019/8時点では2200円台までJTの株価が下がっています。

関連記事 JT配当利回り7%まであと少し!損出ししながら購入予定(泣)

 

※その後、2019/8/26に一時的に2200円を割ったので配当利回りが7%に到達し、少し買い増してます。

関連記事 【JT】一時配当利回り7%超えと子会社から配当金851億円受け取り

 

追記の部分を読んでると、JTの株価が下げ続けてるのがわかりますね(^^;)

ここからさらに半値になったりして…。


 

 

JTの2019年2Q決算は?通期業績を下方修正

2019年JT上期実績

 

 

海外たばこ事業が堅調のようですが、為替の関係で財務報告ベースの見込みでは下方修正でした。

為替はどうにもなりませんから、仕方ないとしかいいようがありません。

 

海外たばこ事業では特にロシア市場が好調のようです。

ロシアでのNo.1ブランドはWinston、No.2ブランドもLDということでJTのたばこは人気があるんですね。

 

国内たばこ事業はやや苦戦です。

プライシング効果とRRP数量増で増益でした。

※RRPというのは、喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品のことです。

 

 

【JT】国内たばこ総需要と海外でのたばこ事業について

こちらの資料は2018年の決算のもの。

たばこの総需要JT

 

そして、こちらが2019年上期決算のもの。

たばこ総需要がさらに減少していることがわかります。

2019年JT上期の国内たばこ市場の動向

 

国内でのたばこ事業に関してですが、やはり販売数量は年々減少しています。

 

RRPの市場占有率は2018年の21%程度から22%程度と少し増加してます。

 

 

IRR(イラン・リヤル)とRUB(ロシア・ルーブル)が対ドル安に推移しています。

IRRの変化率が50%を超えるとか、新興国通貨は恐ろしいですね。

 

2019年JT上期為替

 

財務報告ベース調整後営業利益は前年比-13.5%の1854億円でした。

 

 

医薬品事業や食品事業について

JTの子会社である鳥居薬品の主力商品であるギリアド・サイエンシズ社の抗HIV薬のライセンス解消され、1Qには一時金がギリアドより支払われています。

 

鳥居薬品単体の業績はギリアドとのライセンス解消で大幅マイナスですけど、JTへの影響は軽微です。

関連記事 JT急落、ギリアドと抗HIV薬のライセンス解消で業績にダメージ?多分それはない

 

 

食品事業は価格改定効果もあり、わずかに増益でした。

しかし、JTの中で食品事業の占める割合はかなり小さいのでほとんど影響はありません。

 

 

JTは2019年度の通期業績を下方修正

決算資料にもあるように下方修正しました。

2019年JT下方修正

 

紙巻きたばこ、加熱式たばこの販売数量を当初の見込みよりも引き下げました。

他社との競争が激しいようです。

  • 売上は6200億円から5800億円に下方修正
  • 営業利益は2150億円から2000億円に下方修正

 

 

JTの配当金について。増配は続く!

JTの株主として一番気になるのが、配当金(笑)

配当金は当初の予定通り、1株あたり年間154円です。

 

来年度もさらなる増配を期待していますけど、どうなるんでしょう。

いつもはグラフ込での配当金発表があるのに、今回は文字だけだった…。

 

配当の安定的・継続的成長を目指す方針に変更なし

 

と書かれてあったので、増配はされなくても減配はないと信じたい!!!

 

株価の変動もやはり気になるのですが、あまり株価に一喜一憂せずに、少しずつでも受取配当金を増やしていけるようにポートフォリオを構築していきます。

 

JTは株価の下落にともない、高配当株となっています。

一時は7%を超える配当利回りは美味しい水準だと思うのですが、本当に人気がありません。

関連記事 高い配当利回りの落とし穴

 

シーゲル博士の株式投資の未来にあるように、配当金が下落相場の安全装置(プロテクター)になってくれればよいのだけど…。

 

 

 

[記事公開日]: 2018/11/08
[最終更新日]: 2020/02/07
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