マネックス証券NISAのロールオーバー書類が到着、米国株NISA使いにくい!

 

NISAはマネックス証券で口座を開設しているのですが、2014年に投資したものが5年の期限を迎えます。

 

2014年に投資したものでまだ利益確定していない銘柄があったので、マネックス証券からロールオーバー移管依頼書というものが届きました。

 

選択肢は3つ。

  • 今年中に利益確定してしまう
  • ロールオーバーする
  • 特定口座への払い出しをする

 

特定口座への払い出しはするつもりはないので利益確定してしまうか、来年度の非課税枠を使ってロールオーバーするかを決めなければなりません。

マネックス証券への書類の提出期限は2018年11月30日必着です。

 

 

2014年勘定のものはロールオーバーする予定だけど…

 

いまのところは、ロールオーバーする方に気持ちが傾いているのだけど、ありがたいことに利益もでている状況なので一旦売却してしまってもいいのかなとも思います。

 

今、NISA口座に残っているのは米国株なのでできれば売却したくないんですよね。

悩むなぁ。

NISAを恒久化してくれたら悩む必要もないのにと思うのですが、本当に金額も非課税期間も中途半端で使いにくい制度です。

 

 

ロールオーバーの注意点

一般NISAと積立NISAの2種類がありますが、2019年のNISA区分で積立NISAを選んでいる場合は一般NISAのロールオーバーができません。

 

もう一度書いておきます。

翌年のNISA勘定区分が「一般NISA」でないとロールオーバーできないのです。

 

 

ロールオーバーする場合は、取得価格はロールオーバー時点での時価になる

 

気になっていたのはロールオーバーした場合に、取得価格はどうなるのかということ。

購入時の価格が2019年の取得価格になるのか、時価評価になるのか?

正解は、ロールオーバー時点での時価になります。

NISAロールオーバー時の取得額

 

ロールオーバー時点での時価が120万円を超えていたら、2019年のNISA口座で新規投資はできません。

時価が限度額の120万円を超えていても、すべてロールオーバー可能です。

 

一方で、2014年に100万円で購入したものがロールオーバー時点で90万円に値下がりしていたら、2019年のNISA口座では残りの30万円が投資可能となります。

 

 

マネックス証券のNISA口座は使いにくい

 

はっきりいって、マネックス証券のNISA口座は使いにくいです。

SBI証券や楽天証券のNISA口座がどんな感じなのかはわからないのですが、マネックス証券は使いにくいですね。

 

何故か?

NISA口座での米国株の利益がどれだけあるのか、円表示がされないからです。

 

わざわざNISAの取引ツールを立ち上げて、ドル建てでどれくらいプラスになっているのかを調べるしか方法はないのです。

 

マネックス証券のNISA口座で米国株を取引すると評価損益を調べるのは、かなり手間がかかり不便です。

 

SBI証券楽天証券ではどうなんでしょうか?

通常の米国株投資もマネックス証券で取引しているため、配当金を再投資しやすいようにNISA口座もマネックス証券で開設したのだけど、ちょっと失敗だったかも??

でも、年間120万円が限度なのでそこまで何度も取引することもないので、我慢しようと思えば我慢できますが。

 

 

ロールオーバー移管依頼書にも評価損益の記載なし!

先日マネックス証券から送られてきたロールオーバー移管依頼書にも、取得価格や評価損益の記載はありませんでした。(米国株の場合)

 

記載されているのは、作成基準日時点の時価評価額(円)のみ。

いったい、いくら評価益があるんだよ…。

数年にわたって買い増している場合はどうなるのかの表記もナシ。

 

まぁ、マネックス証券のNISA口座で米国株を取引きする場合は使いにくいです。

今からNISA口座を開設して米国株取引をしようと考えているのであれば、SBI証券楽天証券をおすすめします。

おそらく、マネックス証券よりは使いやすいのではないでしょうか?

 

 

[記事公開日]: 2018/09/27
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