米国株は連続増配企業に投資するようにしています。
連続増配株に投資するメリットは、保有しているだけで受取配当金が増えていくことでしょう。
好景気であっても不景気であっても、景気に関わらず数十年にも亘って増配してくれるのですから、株価推移を気にしなければ気楽な投資法です。
そして、受け取った配当金を再投資させることで、お金が代わりに働いてさらに配当金をもたらしてくれるのです。
30年くらい継続できれば、それなりに大きな金額になると考えています。
私が米国株の個別株に投資をし始めてからまだ8年しか経過していませんが、配当金のみで投資元本の35%近くを回収できた投資先も出てきました!
連続増配してくれるのであれば、あと10数年経過すると配当金だけで元本回収済みとなる予定です。
約1年ぶりに米国株から受け取った配当金のみで、投資元本がどのくらい回収できているかを調べてみました。
配当金のみでどれくらい投資元本を回収できたか?
実際には同じ銘柄を買い増ししたり、途中で売却したりしている銘柄もあるので、すべてが正確な投資回収率ではないけれども、だいたいの目安にはなります。
2019年上期までの配当金による元本回収率
配当金だけで投資元本の30%以上の回収ができた銘柄は3つ
配当金だけで投資元本の30%以上を回収したのは3社。
- メルク
- IBM
- ロッキード・マーチン
保有期間が一番長いのがメルク(MRK)です。
米国個別株投資デビューがMRKでした。
途中売買もあったけど、8年間売り切ることなく、ずっと保有し続けています。
昨年、MRKの一部を売却したことで投資元本の回収率が上がり、現在保有しているMRK株の投資元本の35%近くを配当金で回収できています。
IBMも30%以上を回収できていますが、今年になって一部利益確定したことで、現在保有しているIBM株の投資元本の約33%を配当金で回収できました。
そして、LMT(ロッキード・マーチン)も投資回収率が30%を超えました。
LMTはポートフォリオで一番の孝行銘柄でして、米国株にしては珍しく含み益もたっぷりあります(笑)
配当金だけで投資元本の20%以上の回収ができた銘柄は4つ
配当金だけで30%まではいかないけれども、投資元本20%以上を回収したのは4社。
- ベライゾン
- フィリップモリス
- P&G
- アルトリア・グループ
MO(アルトリア・グループ)はこの1年の間に買い増ししているので、元本回収率が1年前に比べて低くなりました。
買い増した後も、株価は下落を続けています(>_<)
タバコ株はいったいどこまで下がるんでしょうね?
関連記事 JTはなぜ下がり続けるのか?考えられる5つの理由
ただ、MOに関しては、ずーっと前から保有している分はYoCも9%を超えているので、今でも安心して保有していられます。
買値を低くしておくことは、精神的なゆとりにもつながりますよ。
P&Gは最近になって、株価がかなり好調です。
グロース株がもてはやされる一方で、P&Gなどの生活必需品株は低迷していた時期が長かったのだけど、最近になってようやく上がってきました。
高成長は全く期待できないし、配当成長もほとんど期待できないけれども、ポートフォリオの片隅においておくには、悪くはない銘柄です。
でも、やっぱりP&Gのような地味な銘柄に投資するのは、つまらないですけどね。
参考までに1年前の2018年上半期までの回収率のグラフも掲載しておきます。
2018年上期までの配当金による元本回収率
まとめ
米国株もいろいろと売却したので、ポートフォリオがわりとスッキリとしてきました。
今後はなるべく高配当株の割合はおさえつつ、より配当成長率が高いと思われる銘柄に積極的に投資していきます。
関連記事 配当成長率の高い銘柄をポートフォリオの柱にする 関連記事 米国株ポートフォリオの過去10年間の配当成長率をチェック
[最終更新日]: 2019/08/15