投資で成功するために必要だと考える5つの心掛け

 

私が株式投資をする理由。それは資産を殖やしたいから!!

 

減るかもしれないことは想定済みであるけれども、増える確率の方が高いから資産運用しています。

 

だけど投資で成功するどころか、損失を出す人も多いけれども可能な限り損失を出さないような運用を心掛けなければなりません。

投資で失敗しないようにするためには、どのようにして資産運用したらいいのか?について考えてみました。

 

 

敗者を売って勝者を買い、株数を適宜増減させる

 

株式投資をする上でやりがちなこと。

それは敗者(下がった株)を含み損のまま保有継続して、勝者(上がった株)を利益確定してしまうことではないでしょうか。

多くの人がこういった経験をお持ちかと思います。

 

私は日本株での投資では下がった株を含み損のまま耐え忍ぶということはほとんどしないけれども、勝者(上がった株)の早売りはよくやってしまいます…。

そのまま保有継続していれば10倍どころか20倍以上にまで値上がりしていたのに~という企業があります。

どう考えても割高でしょうと思える水準にまで値上がりしたにも関わらず、さらに株価があがっていくこともあります。そういう時は利益確定したくなるんですよね。

だけど、企業が順調に業績を伸ばしている間は保有しておくのがおそらく正解なのでしょう。もしくは、部分的に利食いする。

 

ただし、常識的に考えてあまりにもバリュエーションが高すぎる時は保有するのは危険だとは思うので、投資開始時に想定していた株価水準にまで到達した時点で自分が納得できるだけの数量は利益確定しておくのがよいと思います。

そうしておけば、万が一、下落したときも部分的にでも利食いしておいてよかったと思えますから。

 

ピーター・リンチも著書である株で勝つにこのように書いてあります。

ある人々は、自動的に”勝者ー株価が上がっているものー”を売り、”敗者ー株価が下がっているものー”を保有し続けている。これは、咲いている花をむしりとり、雑草に水をやるのと同じことである。

またある人々は、自動的に”敗者”を売り、”勝者”を保有しているが、これもあまりうまくいくとは思えない。

どちらの戦略も、現実の株価の動きと会社のファンダメンタルズの価値を結びつけているからである。

出典元:ピーター・リンチの株で勝つ

 

投資先企業の分析をして納得してから投資する

 

投資雑誌などで推奨されている株式を話題になった後で買うと損をする可能性が高いような気がします。

実際に確認したわけではないので、事実はわからないけれども。

私も投資を始めたときは、ダイヤモンドZAIなどの雑誌を買って推奨銘柄を買ったこともあります(笑)

まぁ、儲かった記憶はないですね!

 

やはり投資の基本は自分で調べて、納得してから投資すること。

そうでなければ、売り時も判断できません。

悪いニュースが出てきたときに、一時的なものなのか、それとも将来の業績にも影響を及ぼしそうな事なのかの判断も難しいと思うのです。

 

自分に合った投資法をみつける

 

人によって最適な投資法は違います。

デイトレが得意な人、不動産投資が得意な人、さまざまです。

そもそも投資をする目的も投資金額も生活スタイル、家族構成、すべてが違いますから人の投資法を参考にするのは良いと思いますが、自分なりの投資法というものを確立するのは必要なことだと思います。

 

株式市場の大きな変動にも冷静に対処する

 

年に数回は毎年のように株式市場には大きな変動があります。

2016年でいえば、1月の中国株のサーキットブレーカー発動、6月の英国のEU離脱によるブレグジット、11月の米国大統領選挙でのトランプ氏の勝利です。

この時は株価の変動が比較的大きかったです。

 

想定外のことが発生したときには株式市場はパニック状態になり、売りが殺到します。

恐怖のあまり、これらのことが発生したときに慌てて売ってしまった人は結果的に損をした人が多かったのではないでしょうか。

結果論でしかないですが、売らずに買うべきだったのです。

ブレグジットや大統領選挙の翌日には株価は大きく値上がりしましたからね。

結局はその後にニューヨーク株式市場のダウ工業株30種が史上初の2万ドルを突破しました。

 

ちょっとした混乱があった際に売るという判断をすることは間違ってはいません。ただ、冷静に考えた上でのことであればですが。

下がりそうだからという理由だけでパニックになって投げ売りすることは避けたいです。

関連記事 冷静で忍耐強い投資家になろう

 

配当金を過小評価しない

 

私は最近では配当金を重視するようになってきました。

日々の株価の変動に比べれば、配当金なんて本当にちっぽけなものだと感じてしまいます。

だけど、長期間かけて蓄積した配当金は無視できないほどの金額になるのです。

投資金額が一定以上を超えてくると、配当金の重要さがわかるようになりました。

 

堅実な配当支払企業への投資は、長期的には大きな利益を上げることができるのは、過去の米国企業が証明していますし。

関連記事 米国株への長期投資で10000ドル投資していたら、どれだけ儲かったか?

 

ジェレミー・シーゲル博士の株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらすは非常にわかりやすく配当金の重要性について書かれてありますから読んでみることをおすすめします。

 

 

高配当だからという理由だけで投資しない

配当金は株式投資において、非常に重要な役割を担っていると考えているのですが、高配当だからという理由だけで投資するのはおすすめできません。

しっかりと将来も配当金を支払い続けることが可能かどうかを確認することは重要です。

関連記事 高い配当利回りの落とし穴

 

継続して増配している企業は十分に投資対象になる

米国には配当貴族指数というものがあり、25年以上連続増配している企業で構成されています。

25年連続して増配しているだけでも凄いことなのだけど、米国には60年以上も連続増配している企業もあるのです。

こういった企業は配当金を株主に支払うことにこだわりを持っていることも多いので、今後も増配されていく可能性が極めて高いですし、しっかりとした事業基盤を持っている企業ばかりなので十分に投資対象になります。

オススメ S&P500配当貴族指数の構成銘柄

 

日本株の連続増配企業

連続増配企業といえば米国。というイメージがありますが、日本企業でも連続増配している企業はあります。

 

特に花王は配当金支払いに関してはかなりこだわりがあるようですよ。

 

中期経営計画のプレゼン資料にもしっかりと配当に関して明記(27期連続増配継続(日本で最長)、配当性向40%目標)されていますし、素晴らしい企業だと思います。

 

まとめ

 

投資で成功しようと思うと、やはり自分なりの投資スタイルみたいなものを確立する必要があると思ってます。

私もいろいろな投資法を試してきた結果、自分なりの投資スタイル(簡単にいえば米国株は配当金再投資するスタイル、日本株はキャピタルゲイン狙い)に行きつきました。

今でも試行錯誤中ですし、考え方も変わるだろうからその辺は臨機応変に対応していくつもりだけど、今回記事にした5つのことを念頭に置きながら、投資をしていこうと思います。

 

[記事公開日]: 2017/01/30
[最終更新日]: 2020/02/07
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