富裕層(金融資産1億円以上)は日本では2%~3%の世帯のみ。
超富裕層(金融資産5億円以上)になると世帯数はさらに減り、わずか0.14%になります。
しかし、今の日本では株式市場の好調さのおかげもあって、富裕層が増えているのです。
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お金持ちの線引きは、金融資産1億円ではないでしょうか。
実際に野村総合研究所による富裕層の定義も純金融資産1億円ですし。
だからこそ、多くの人は1億円に憧れるのかなと思います。
でも、投資をしていれば1億円以上保有している人はゴロゴロしている。
20代や30代で1億円以上を株式投資で殖やした富裕層の人もいますからね!何とも不思議な世界。
ということは、株式投資で誰にでも富裕層になるチャンスはあるのです!
家族がいると、配当金を柱とする不労所得で生活するのは、ギリギリ富裕層では無理なので、もっと上を目指さないといけないのですが。
金融資産5億円以上の超富裕層だと家族がいても、不労所得だけで十分に生活できるレベル。
超富裕層とか、うらやましすぎです!
関連記事 配当金生活するにはいくら必要なのか?
ものすごい稼ぎがあるスーパーサラリーマンや経営者、代々続く資産家などを除いては、やっぱり資産運用スキルは、1億円以上を保有するお金持ちの仲間入りするためにも必須だと思います。
目次
配当金生活ができるレベルの1億円以上保有の富裕層を目指す
橘玲さんをご存知の人は多いと思います。
私も何冊も本を読みました。
臆病者のための億万長者入門は有名ですよね。
投資をしている人であればほとんどの人が一度は読んだことがあるのではないでしょうか?
今から書くのは、お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のすすめで紹介されていたものです。
富裕層への道。まずはお金持ちの方程式を頭に叩き込みましょう!
お金持ちになる方法
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 運用利回りを上げる
橘玲氏によると、お金持ちになるには、この3つしか方法がないのです。
そして、お金持ちの方程式とよばれるもので表すことができます。
【お金持ちの方程式】
資産形成 = (収入-支出)+ 資産 × 運用利回り
富裕層への道。まずは貯金を増やしましょう
収入ー支出=貯金ですから、貯金を増やそうと考えると収入を上げるか、支出を減らすかのどちらかしかありません。
できれば収入を増やすのが理想ではありますが、最近は労働からの収入を増やすのが難しくなったなぁと感じます。
そこで手をつけるのが、支出。
支出を減らすのは、収入を増やすよりも簡単にできます。
家計に無駄がないかをしっかりとチェックしてください。
保険や通信費などの固定費を削減できると、かなり支出を抑えることができます。
関連記事 がっつりお金を貯める!固定費削減してみよう
収入を増やす努力と支出を減らす努力をして、貯金を増やしましょう。
種銭がなければ、資産運用してお金を殖やすことすらできませんから。
だから、まずは貯蓄力をあげることが必須です。
お金は塊になると、ますますパワーアップしてくるのです。
これは資産が増えてくると、実感できるようになります。
資産が増えても、本人のお金の器が小さいと幸せにはなれません。
例えば、宝くじに当選して人生が滅茶苦茶になってしまった人などはお金の器が小さいのに、分不相応なお金を手にしてしまったことで不幸になってしまうのです。
だから、お金の器を大きくしながら資産を増やしていくことが必要です。
関連記事 お金の器を大きく育てながらお金に働いてもらう
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富裕層への道。株式投資のスキルを磨きましょう
資産×運用利回りは、運用利回りをあげて、今ある資産を殖やしていきましょうということ。
運用利回りがマイナスになってしまうと、当然ながら資産は減ってしまいます。
考えると怖いですよね。
でも、リスクを取らずにリターンを得ることはできないのです。
だから、リスクなしでものすごい利回りでお金が増えますよというのは詐欺と考えてよいと思います。騙されないように。
そんなにリスクなしで儲かるなら、誰にも内緒で自分でこっそりとやればいいじゃないって言ってやりましょう!
資産形成するためには、毎年少しずつでもよいのでプラスを維持できるようにするのが理想。
でも、株式投資の場合は市場の状況にも大いに左右されます。
余程の運用スキルがなければ勝ち続けることは不可能なので、短期で考えるのではなく、資産運用の成果は少なくとも3年以上の長期的な視点で考えるべきです。
バフェットもパートナーシップ時代は、指数の10%プラスを目標にしていました。
その運用成果を判断する場合は、少なくても3年以上の期間で見て欲しいと手紙の中で伝えていました。
一旦、下落相場が始まってしまうと何年もの間ゆるやかに下げ続けるということもあります。
そうなってしまうと何年もせっかく貯めたお金を減らしてしまうことになるのですが、こんな時こそ長期的な視点で考えた方がいい。
10年後には資産運用していてよかったと思えるようにしたい。
貯金しているだけの場合よりも、運用することによって資産を殖やせた!となれば資産形成としては成功なのですから。
明けない夜はないというように、下げ続ける相場もありません。
重要なのは市場に居続けることです。
諦めずに市場に居続けることさえできれば、誰もが利益を手にする時がきっと来ます。
そう考えると、資産運用のスキルアップよりも市場に居続けることのできるメンタルを鍛えることの方が、長期的な資産形成には有利なのかもしれませんね!
労働による種銭作り・倹約・投資を続けること
普通の人が資産1億円以上の富裕層を目指すには、投資をすることがいちばん現実的です。
投資をするには種銭が必要なので、倹約を心掛けて少しでも多く投資に回すことが重要。
どんな投資法であれ、努力し続けなければ1億円を超える資産を築くことは難しいです。
さまざまな有益な投資本を読んで知識を増やしたり、財務諸表を読めるようになったり、自分にピッタリの投資法を見つけるといった努力は必要です。
オススメ おすすめ書籍!株式投資をするなら読んでおきたい投資本
今まで有効だと思われていた投資法が、今後は有効でなくなるかもしれない。
その可能性はゼロではありません。
たとえば、連続増配株に投資して配当金を再投資し続ける投資法は資産形成に有効だと思っているので、米国株で実践しています。
でも、もしかするとこの投資法が機能しなくなるときが来るかもしれない。
そうなった時は、失敗を認め、原因を追究し、投資戦略を変えるくらいの柔軟性も持ち合わせないといけないです。
実際に私の場合は、米国株投資はあまり上手くいっていません。
日本株投資の方がずっと上手くいっていますから、米国株投資に関しては何かやり方がまずい部分があるのかもしれないです。
まとめ
富裕層への道。
それは簡単な道のりではありません。でも、株式投資で1億円以上の利益を得ることは誰にでも達成できる可能性はあります。
- 支出を収入以下に抑えて貯金する
- 投資の勉強をする(まずは少額から)
- 貯金を種銭として試行錯誤しながら資産運用する
まぁ、資産形成しようとするなら、常に努力し続けないといけないということですね。
頑張りましょう。
[最終更新日]: 2019/07/05