投資の前に貯蓄力をあげるのが王道。時間を味方につけコツコツ貯蓄する!

 

あまり努力もせずに、手っ取り早くお金持ちになりたいと思っている人もいるかもしれませんが、普通に考えるとそれは無理な話。

 

一般的な人がお金持ちになるストーリーとしては、まずは貯蓄するという過程は絶対に省けません。

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何よりも大切なのが、収入の範囲内で生活し、毎月きちんと貯蓄していくことです。

 

できるだけ若いときに、収入を増やす努力と支出を減らす努力の重要性を知ることができると、その後の資産形成に非常に有利にはたらきます。

 

超富裕層や富裕層を目指すのであれば、余程の高収入でない限り資産運用というものを取り入れていく必要があるのですが、資産運用するにも種銭が必要ですから。

 

【お金持ちの方程式】

資産形成 = (収入-支出)+ 資産 × 運用利回り

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時間を味方につけてコツコツ貯蓄が王道

 

貯蓄力をつけていくには、若いときからの積み重ねが必要になってきます。

 

毎月の貯蓄の目安は?

毎月の貯蓄の目安としては、どのくらいなのでしょうか。

 

一般的な家庭ではどのくらいの収入があり、支出はどうなっているのかを調べました。

H29年家計調査報告(家計収支編)をみてみましょう。

可処分所得 消費支出 差分 貯蓄率
平均 434,415円 313,057円 121,358円 27.9%
40歳未満 399,999円 255,494円 144,505円 36.1%
40~49歳 481,684円 319,644円 162,040円 33.6%
50~59歳 478,119円 357,663円 120,456円 25.2%
60歳以上 340,474円 305,794円 34,680円 10.2%

 

 

可処分所得 (かしょぶんしょとく) 可処分所得とは、給与やボーナスなどの個人所得から、税金や社会保険料などを差し引いた残りの手取り収入、つまり自分の意思で使える部分を指します。 個人の購買力を測る際、ひとつの目安になります。 可処分所得から消費支出を除いた部分が家計の貯蓄に回ります。

引用元:可処分所得 初めてでもわかりやすい用語集 SMBC日興証券

 

さきほどの表を見てもらえればわかるように、平均すれば貯蓄率は約27%です。みんな貯蓄を頑張っているんだなと思いました。

 

子どもが小さい世帯の多い40歳未満の貯蓄率が高くなっています。

50代の貯蓄率が低いのは、教育費のピークだからでしょうか?

 

だいたい40%以上を貯蓄していれば優秀な家計といえるでしょうが、40%の貯蓄率ってなかなか難しいような気がするのですが…。

関連記事 毎年貯めなければいけないお金(貯蓄率)はどのくらい?

 

 

60歳で3000万円貯めるには?

貯蓄は若いときから始めれば始めるほど、毎月の必要貯蓄額が少なくて済みます。

 

 25歳から毎月積立した場合は、毎月7.1万円(年間85.2万円)

 30歳から毎月積立した場合は、毎月8.3万円(年間99.6万円)

 35歳から毎月積立した場合は、毎月10万円(年間120万円)

 40歳から毎月積立した場合は、毎月12.5万円(年間150万円)

 45歳から毎月積立した場合は、毎月16.6万円(年間199.2万円)

 

子どもの教育費にお金のかかる40代から貯め始めると、60歳で3000万円貯めるのに必要な毎月の貯金額は10万円を超えます。

これってとてもしんどいことじゃないですか?

 

サラリーマン家庭だと一般的には退職金をもらえるので、ここまでの貯蓄額は必要ないのかもしれません。

でも、お金はいくらあっても困りませんから余裕をもって積み立てていきたいですね。

 

お金の貯め方については、下記の記事に書いてありますが、あまったら貯金しようという考え方でなく、毎月決められた金額を先取り貯蓄していくのがおすすめです。

関連記事 お金が貯まる仕組みをできるだけ早く作り上げる!

 

 

子どもをまともな金銭感覚の子に育てよう

 

お金は大事なんだよということを子どもが小さいときから教えているつもりです。

学校では金銭教育なんてしてもらえないので、家で親が教えていくしかないです。ゆくゆくは投資に関することも教えていきたいと考えています。

 

ただ、子どもが幼稚園のころは深く考えていなかったので、買って~とおねだりされるものはホイホイ買ってあげてましたが、今はもう、何でも買い与えることはしていません。

 

子どもは小学生なので、毎月のお小遣い(1000円)の中でやりくりしてもらってます。

普段食べるお菓子は家の生活費の中から買っているので、毎月のお小遣いは本当に自分が欲しいものを買っているようです。

 

子どもにとって値の張るものを買うときには、我慢して貯めてから買ったりしているので、計画的にお金を使えています。

毎月全部使いきることはしないで、少しずつ貯まっているようですし、我が家の場合は、お小遣い制にして正解でした!

今のところはうまくいっています。

 

このまま成長すると、社会人になってもちゃんと貯蓄できる人になっているような気がするのですが、どうだろう?

親の欲目かしら??

関連記事 子供のお金の教育は大切。計画的にお金を使える子になって欲しい

 

 

まとめ

 

ある程度の資産を築くには、できるだけ若いうちに貯蓄の大切さを知る必要があります。

投資というか、資産運用はそのあとです。

 

資産運用にはどうしても種銭が必要ですし、貯蓄力があれば投資をしたいなと思ったときにすぐに始めることができますよ。

 

全てを犠牲にしたり、周りの人に不愉快な思いをさせてまでお金を貯める必要はないですけど、適度な貯蓄力というのは本当に大事です。

関連記事 節約しすぎはダメ!人生を楽しみながらお金を貯めよう。

 

 

 

[記事公開日]: 2018/05/25
[最終更新日]: 2021/06/02
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