今は本当に低金利で、銀行にお金を預けていても全く増えません。
個人向け国債500万円分の半年間の金利が衝撃的すぎました。
次回受け取る予定の利金は金利の下限である0.05%が適用されているので、さらに減るという悲しさ。
昔の金利が7%もあった時代とは違って、もう預貯金の利息はお金を殖やす手段にはなりません。
ATMで時間外手数料や振込手数料などを取られると、あっという間に利息も吹き飛びます。
私は銀行に手数料を払うのはもったいないと思うタイプなので、手数料を支払わなくて済むようにしています。
ちょっとした手間でも手数料の無駄を省けるならば省くべきです!
手数料も1回あたりは数百円だけど、塵も積もれば山となるですよ(笑)
このことからわかるように、預貯金などの無リスク資産だけではお金は増えないのです。
仕事の能力が飛び抜けて素晴らしい方であれば年収も数千万あったりする人もいますが、そそういう人は投資などせずとも、仕事に注力しておけばお金持ちになれるでしょう。
お金の使い方が豪快すぎるなら、収入が多くてもお金持ちにはなれませんが。
目次
貯金だけ思考はやめましょう
貯金することは決して悪いことではなく、とても良いことです。
貯金すらできない人も多くいるわけですから。
だけど、一定以上のお金を貯めれたのに預貯金だけにしておくのはもったいないと思いませんか?
預貯金だけで富裕層(純金融資産で1億円以上)になれる人はよほどの高収入の人を除いて、ほとんどいません。
しかも富裕層の大半は資産運用していると思います。
ごくごく普通の人が富裕層になろうと思えば、資産運用するしかないです。
まずは1000万円貯めてみる!
1000万円を貯めるのは、難しいと思う人も多いと思います。
だけど案外、多くの人が1000万円を保有していることが、家計の金融行動に関する世論調査からわかるのです。
金融資産を保有していない世帯を除いた金融資産の保有状況を見てみると、平均保有資産額は1819万円、中央値は1000万円です。
結構、貯めている世帯も多いと思いませんか。
お金を貯める気があれば、年収に関係なく貯金はできる
保有する金融資産額に年収はあまり関係ありません。
年収が1200万円以上あるにも関わらず、保有資産額がゼロなんてビックリするような世帯も8.7%もいるのです。
その一方で、年収が低くても保有金融資産は多い人も存在するわけです。
だから、収入が少ないから貯金はできないというのはただの言い訳です。
私は投資を始める前は、積極的に貯金するタイプではありませんでした。
だけど投資を始めてから、さまざまなお金に関する本を読むようになり、お金に対する意識の変化がありました。
最初の頃は節約する方法もよくわからなかったし、独身の時は家計簿すら付けたことはなかったのですが、試行錯誤しているうちに努力するという意識はなくてもそこそこ貯めれるようになってきました。
すると、あっという間に1000万円くらいなら貯めることができます。
資産運用でお金に働いてもらう
1000万円くらい貯められれば、それなりに心に余裕もできるでしょうし、もっと殖やせないかなと思う人も出てくるはず。
それくらいのレベルになれば、預貯金では全く殖やせないことがわかってるので勇気をもって資産運用していくことになります。
資産運用の種類
資産運用にも色々な投資手法があって、資産運用の種類として手軽なものは下記の3つがあります。
- 株式投資
- 投資信託の積立
- FX
不動産投資は元手がかなり高額になるし、ローンを組まなければいけないので省きました。
資産が少ないうちは、実物不動産でなくREITで十分。
一番、ハードルが低いのが投資信託の積立ではないでしょうか。
今は100円くらいから積立できる投資信託も多いので、投資金額が少なくても気軽に資産運用を始めることができますから、投資初心者にはオススメです。
100円からの積立では仮に増えたとしても儲かったという実感はわかないですけど、投資というものに慣れるという意味では大切なこと。
株式投資は、ある程度まとまった金額が必要になるのでちょっとハードルは高くなると思います。投資信託に比べて値動きも激しいですからね。
投資金額が増えてくると、1日の変動額もそりゃ凄いことになります。資産の変動にも慣れますけどね。慣れって怖いです(笑)
FXはレバレッジをかけることが基本のようなので、ちょっと怖いですね。
下手すると、証拠金が吹っ飛んでしまいますから。最悪の場合は証拠金がぶっ飛び、さらに追加で入金させられる人もいるようですよ。どなたかのブログで読みました。
FXで運用するとしても安全に低レバレッジですることをオススメします。
複利効果を有効利用する
アインシュタインは人類最大の発見は複利の考え方であると答えています。
そもそも複利効果とは何でしょうか。
複利効果とは、運用で得た収益をふたたび投資することで、いわば、利息が利息を生んでふくらんでいく効果のことです。 単利とは元本だけに利子がつくことです。 複利とは元本と前についた利子をあわせた金額に対して利子がつくことです。
出典元:マネックス証券
資産運用で重要なのは、時間を味方につけて複利で増やしていくことではないでしょうか。
複利効果の素晴らしさを理解していると、目先の株価動向に惑わされずに腰の座った投資家になれるような気がしませんか?
複利効果を最大限に利用するのに効果的なのは、株主還元意識が高く、継続して増配していく企業に投資して配当金を再投資させ続けること。
そうすれば長い年月をかけ、受取配当金が雪だるま式に増えていきますから、複利の効果を実感できると思っています。
投資開始当初はわずかな配当金しか受け取れないかもしれません。
だけど、配当金を継続的に再投資することによってさらに受取配当金が増え続けます。
ここで注意したいのが、減配のリスクが低い企業に投資することです。もちろん倒産してしまうような企業にも投資してはいけません。
私も少しずつですが、再投資することで受取配当金が右肩上がりに増えているのを実感しています。
老後を迎える頃にはどれだけ配当金を手にすることができているのか、楽しみです。
投資にリスクはつきもの
お金に働いてもらって殖やすことを決めたのならば、リスクも受け入れなければいけません。
フリーランチ(タダ飯)はないのです。
リスクを取るかわりにリターンを求めるのです。
経済の常識ですよね。
投資している間には景気が良いときも悪い時もあります。株価がぐんぐん上昇する上げ相場(アベノミクス以降の日本市場)もあれば下げ相場もある。
含み損が膨らむ時もあると思うので、投資資金を決める際にはどこまでの損失だったら耐えられるのか?を自問自答してから、投資にお金をまわしましょう。
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資産運用するならば名著といわれる投資本をたくさん読むことをおすすめします。
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[最終更新日]: 2021/06/02