今でも頻繁に売買しませんが、老後資金はさらにゆったり、のんびりとした資産運用をしていきたい気持ちが大きいです。
基本的には老後の生活費は優良企業からの配当金を受け取りながら日々楽しく過ごしていくことができたらいいなと。
受取配当金を最大化していくには短期売買ではなく、長期投資が前提になってきます。
だけど長期投資するにふさわしい価値のある企業はごく僅かしかないと思ってます。短期的に良い業績をあげる企業はあっても5年、10年、20年後も継続して成長していく企業はほとんどないですよね。
見つけるのが難しいけれど、そういう企業に投資をしておくことができればかなりの確率でお金持ちの仲間入りをすることができると思っています。
目次
バフェット流の投資先の見つけ方
投資家の中ではおそらく知らない人はいないであろう、ウォーレン・バフェット。
バフェットに関する書籍は色々と読みましたし、投資に関するヒントがちりばめられていますが、長期投資する価値のある企業を自分自身で見つけるのはとても難しいと感じています。
だけど自分自身で優良企業を見つける努力をしなければ、いつまでたっても投資家としての成長は望めません。
少しでも投資家として成長するためにも何かを学ぼうという姿勢は大切ですよね。今回はバフェットの言っている投資先の基準を満たす企業とはどんなものなのかを見ていきたいと思います。
4つの投資基準
バフェットは株主への手紙の中で投資先の基準について4つのことを書いています。
- 自分が理解できる企業
- 有能で株主を大切にする信頼できる経営者によって運営されている企業
- 長期的に好業績が見込めるビジネス
- 妥当な価格で購入する(素晴らしい企業を相応の価格で買う事)
関連記事:高配当銘柄よりも配当成長銘柄に投資する
4つの基準を満たしている日本企業はあるのか?
今の所、日本株ではバフェットの投資基準に合うかもしれないと思える企業を日本企業では1社だけ見つけたように思うので、数年前からその企業には投資しています。
まぁ、あくまで私が超優良企業だと思っているだけで実際は極々普通のありふれた企業なのかもしれないですけどね。
私がバフェット流の4つの基準の少なくとも3つは基準を満たしていると思っている企業は、やはり超割安な水準まで売られることはないです。
一定の株価にまで下がると確実に買いが入ってきますし、それなりに高く評価されていますから、私と同じような考えを持つ投資家さんがいるのだろうと思います。
そして、おそらく10年後も継続して利益を上げ続けているだろうと予想できる企業です。
残念ながら「経営者の質」までは私にはわかりません。有能なのか、誠実なのかもわからない。
だけど無能な経営者であっても持続可能なビジネスに投資をすることは大切だと書いてある本がありました。いつかは無能な人が経営する時期もあるだろうからとのこと。
4つの基準を満たしている米国株は?
これはバークシャーの保有する企業を見ればだいたいわかりますよね。
あとは割安かどうかの判断を自分ですればよいだけです。
ここでいう割安とは企業の本質的価値に比べて安く買える株(企業)ということです。
企業価値を見積もるのはとても難しいですけど、MBAバリュエーションなどの企業価値評価についての本を読んでみることをおすすめします。内容は難しかったですが。
長期的に好業績が見込めるビジネスとは
長期的に成長して好業績が見込めるビジネスとはどういったものがあるのでしょうか。
それは他社と比べた時に競争優位性を持つビジネスをしている企業だと思われます。
競争優位性を持つビジネス
では競争優位性を持つビジネスってどんなものでしょうか。
どんな時代でも他社では中々マネできないローコスト経営を実践している企業や世界的なブランド力を持つ企業が競争優位性を持っていると言えそうです。
バフェットのいう所の恒久的な堀を持つビジネスです。
バフェットの投資先でいうと、コカ・コーラでしょうか。あのブランド力はすごいですよね。
先進国、新興国へ行っても、大概のところでコカ・コーラは売ってますからね。
そういった他社を圧倒するブランド力を持つ企業でなおかつ、設備投資費がそんなにも必要でない企業は魅力的ですので投資したい企業といえます。
まとめ
バフェットが毎年公開するバフェットからの手紙には投資に関するヒントが山のように含まれています。
それをまとめた書籍が私の愛読するバフェットからの手紙です。
投資を始めたばかりの人にはちょっと難しいかもしれませんが、慣れてきたら一度は読んでおいて損はしないと思います。
バフェットからの有難い投資のヒントを参考にして、素晴らしい企業を自分で発掘しましょう!!
[最終更新日]: 2020/02/10