2015年は日本の株式市場は比較的堅調でTOPIXは前年比+9.9%で終わりましたが、NYダウは残念ながら-2.2%で終了しました。
2015年の私の投資成績は+25.6%という結果でした。
テンバガーをゲットしたにも関わらず、この成績なのは残念です。
でも、TOPIXをアウトパフォームできたので十分満足しています。
時間をかけて投資に取り組んでいるのに指数をアンダーパフォームする年が多ければ素直にインデックス投資するのが賢いやり方だと思いますから、毎年TOPIXと自分の成績を比べるようにしています。
今回は、以前に記事を書いたダウの犬投資法とダウの小犬投資法の結果はどうなったのかについて書いてみます。
目次
2015年NYダウのパフォーマンス
2015年のNYダウは-2.2%と7年ぶりのマイナスで終了しました。
ダウの犬やダウの小犬といわれる投資法でのパフォーマンスはどうだったのでしょうか。
2015年ダウの犬銘柄とパフォーマンス
ダウの犬の詳しいことについては下記の記事を見てくださいね。
参考記事:ダウの犬戦略は有効なのか?
symbol | price2014 | yield2014 | price2015 | yield2015 |
---|---|---|---|---|
T | 33.59 | 5.48% | 34.4 | 5.58% |
VZ | 46.78 | 4.70% | 46.22 | 4.89% |
CVX | 112.18 | 3.82% | 89.96 | 4.76% |
MCD | 93.70 | 3.63% | 118.14 | 3.06% |
PFE | 31.15 | 3.60% | 32.28 | 3.72% |
GE | 25.27 | 3.48% | 31.14 | 2.95% |
MRK | 56.79 | 3.17% | 52.82 | 3.48% |
CAT | 91.53 | 3.06% | 67.96 | 4.53% |
XOM | 92.45 | 2.99% | 77.95 | 3.75% |
KO | 42.22 | 2.89% | 42.95 | 3.07% |
この10銘柄での2015年でのパフォーマンスは-1.2%でした。
2015年ダウの小犬銘柄とパフォーマンス
ダウの小犬の詳しいことについては下記の記事を見てください。
参考記事:ダウの小犬戦略のパフォーマンス
symbol | price2014 | yield2014 | price2015 | yield2015 |
---|---|---|---|---|
T | 33.59 | 5.48% | 34.4 | 5.58% |
VZ | 46.78 | 4.70% | 46.22 | 4.89% |
PFE | 31.15 | 3.6% | 32.28 | 3.72% |
GE | 25.27 | 3.48% | 31.14 | 2.95% |
KO | 42.22 | 2.89% | 42.95 | 3.07% |
この5銘柄での2015年でのパフォーマンスは驚きの6.0%でした。
GEのパフォーマンスが良かったようです。
2016年のダウの犬ポートフォリオ
2016年のダウの犬投資戦略のポートフォリオは下記の銘柄になります。
symbol | price2015 | yield2015 |
---|---|---|
VZ | 46.22 | 4.89% |
CVX | 89.96 | 4.76% |
CAT | 67.96 | 4.53% |
IBM | 137.62 | 3.78% |
XOM | 77.95 | 3.75% |
PFE | 32.28 | 3.72% |
MRK | 52.82 | 3.48% |
PG | 79.41 | 3.34% |
WMT | 61.30 | 3.2% |
CSCO | 27.16 | 3.09% |
2016年ダウの小犬ポートフォリオ
2016年のダウの小犬投資戦略のポートフォリオは下記の銘柄になります。
symbol | price2015 | yield2015 |
---|---|---|
VZ | 46.22 | 4.89% |
PFE | 32.28 | 3.72% |
MRK | 52.82 | 3.48% |
WMT | 61.30 | 3.2% |
CSCO | 27.16 | 3.09% |
今年もダウの小犬の投資法は指数をアウトパフォームすることができるのかをチェックしていきたいと思います。
まとめ
2015年においてはダウの犬戦略はあまり有効ではなかったようですが、NYダウのパフォーマンスよりかはマシという結果に。
そしてダウの子犬戦略においてはNYダウを圧倒的にアウトパフォームしています。
ダウの小犬の5銘柄(T、VZ、PFE、GE、KO)のうちでマイナスパフォーマンスだったのはベライゾンの1銘柄のみでした。
注意してほしいのが、この投資戦略が昨年は有効だったからといって今後も有効だとは限りません。
多くの人に投資法を認知されてしまうと、その優位性はなくなる傾向にありますので。
自分でしっかりと考えて納得してから投資するのがよいかと思います。それかお試しで少額だけでやってみる価値はあるのかもしれません。
[最終更新日]: 2019/05/26