「貯蓄から投資へ」というスローガンのもと、現在は終了していますが証券優遇税制が実施されました。
最近ではNISAやジュニアNISAなるものが創設されています。
証券会社でも未成年口座を開設できるところもありますし、企業でも確定拠出年金(DC)を導入している企業も増えてきました。
以前は子供が投資に興味を持ったとしたら色々と教えてあげようと思っていたのだけど、最近の投資環境を考えると、子供への投資教育って必要だと思うようになりました。
子供に投資教育をするべき?
私は我が子への投資教育は必要だと思っています。
子供名義の未成年口座も開設しているので、成人したら子供が運用を引き継がなければいけないし、最近は企業型の確定拠出年金を導入する企業が増えてきていますからね。
投資についてある程度の知識があるのと、ないのとではだいぶ違ってくると思います。
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社会人になってすぐに自己責任の元、確定拠出年金で運用しなさいよと言われても無理に決まってます。
何の知識もないままだと、元本割れを嫌ってせっかくの優遇された制度であるにも関わらず元本保証の商品だけで運用するような勿体ない事にもなりかねません。
若い間はリスクを取りながら積極的に運用していくべきだと思っているけれど、投資について何も知らなければ怖くてできないと思います。
だから、最低でもその辺の知識は身に付けておいてもらいたいのです。
投資については学校で教えてもらうことに期待するのはまず無理なので、家で教えるしかありません。
子供への投資教育はいつから始めるべきなのか
最近になって私は子供への投資教育は必要だと思うようになったので、いつかは教えるつもりでいるけど、その時期については悩ましいものがあります。
いつから教え始めるのがいいのでしょうか。
小学生では本格的に教えるのは無理だし、中高生になると勉強や部活と忙しくなるので、教えることもできなさそう。
となると、大学生になった時??
色々と考えると、教える時期って難しいですね。そもそも成長するにつれて、親の話なんて聞かなくなってきそうだし。
だけど、社会人になる前にはある程度のことは教えておきたい。
子供が社会人になるまでこのブログを続けていけるかはわからないけれど、基本的な考え方についてはブログを読んでもらうというのもアリかなと思ってます。
だけどブログには書けない事もたくさんあるので、それは別途伝えるしかないですが。
子供が小学生の今、投資について教えられること
日頃から何気なく、機会があれば会社の仕組みや経済のことを簡単に話をしたりはします。
例えば、どうぶつの森という任天堂のゲームがありますけど、あれにもカブの話がでてくるんですよ。
株ではなく、カブ(蕪)を使った仕組みなんですけどね。
まずはカブを買うところから始めます。もちろん売ってお金(ベル)を稼ぐために買うのです。
曜日や時間帯によって買ったカブが売れる値段が変わるのです。買った値段よりも高い時にカブを売れば儲けられるし、安い時に売ったら損します。
あまりに長く持ちすぎるとカブ(蕪)は腐ってしまうのですが。
そのゲームをやっている時にゲームの中だけでなく、それに似た仕組みが本当にあるんだよという話をしたことを覚えています。
他には、夏休みや春休みなどに大手証券会社や日銀や銀行でも小学生や中学生を対象にしたセミナーを実施したりしていますから、そういうものを利用してみたいなと思っています。
申込みたかったけれど、年齢制限があってダメだったのですよ。
そういうセミナーや体験会などに参加して興味を持ってくれれば、教えるチャンスもありますよね。
子供に実際に取引をさせる時期
企業型の確定拠出年金の導入がすすんでいることもあるので、社会人になる前には投資についての基本的なことを知っておいてもらいたい。
だけど、実際に取引させるのは18歳以上になってからかな?
お金の価値もわからないような幼い子に取引はさせたくないですし。
SBI証券やマネックス証券では未成年口座を開設することができるのだけど、SBI証券では15歳以上にならないと取引主体が本人にはなりません。
また20歳以上になれば、取引は完全に子供になるので私は子供名義の証券口座を触ることができません。
せっかく頑張って運用したにも関わらず、ギャンブル的な取引で今までの努力を無駄にはしてほしくないので、それまでには投資について一通りは教えたいのです。
だから18歳以上になれば大学生ですし、興味があれば本人に取引をさせてもよいかなと思ってます。
投資について興味のない子に育ったら、子供名義の口座に関しては長期間放置しておいても構わないようにしておかないといけないけれど。
まとめ
労働からの収入はとても大切だけど、できるだけ早く資本家サイドにまわることの大切さを子供には教えたいと思っています。
そうすれば、複数箇所から収入を得られるわけですから。
子供の投資教育については時間はまだまだあるし、夫とじっくりと話合って決めていきたいと思います。
[最終更新日]: 2020/02/10