2019/8/23の米国市場は600ドルもの下げで終了しました。
月曜日も下げそうですね!
覚悟しておこう(^_^;)
ニューヨーク(CNN Business) 23日の米株式市場は、中国の新たな報復関税と連邦準備制度理事会(FRB)の政策に対するトランプ大統領の発言を受けて急落し、ダウ工業株平均は前日比623ドル(2.4%)安で取引を終えた。
ダウは一時700ドル以上下げた。S&P総合500種の終値は2.6%安、ハイテク株中心のナスダックは3%安だった。
株式市場の下げ幅は今月14日以来最大。いずれの指数も取引開始時は3週続落の流れを断ち切る勢いだったが、その後売りが殺到。情報会社リフィニティブによると3指数とも4週続落となった。
取引開始に先立ち、中国は750億ドル(約8兆円)分の米国製品に5~10%の新たな報復関税をかけると発表した。関税対象には石油も含まれ、米国車に対する25%の関税も復活する。
これに対し、トランプ氏はツイッターで「我々は中国を必要としていない。率直に言って中国なしの方がはるかにましだろう」と主張。さらに米企業に「中国の代替先を直ちに探し始めるよう」指示すると述べた。
出所:CNN
米国株ポートフォリオは2銘柄を除いて、全て下落!
上昇した2銘柄とは、債券ETFであるBNDとVGLTでした。
全面安だったわけですが、保有株であるLMT(ロッキード・マーチン)は一時期最高値を更新していました!
こんなに軟調な相場でも、高値を更新している銘柄を保有していることは心強いです。
【LMT】ロッキード・マーチンの業績は好調
2019年7月には、ロッキード・マーチンは売上高と利益の見通しを引き上げています。
次世代戦闘機であるF35やミサイルの受注が好調のようなのです。
LMTの受注残は過去最高
ロッキード・マーチンの受注残は過去最高の$1367億です。
この受注残の額は凄い金額なのです。
2018年の売上が537億ドルでしたし、2019年の売上見通しでも583億ドルですから。
売上の2年分以上の受注残があります。
また、ロッキード・マーチン製のF16戦闘機を台湾に売却することも承認されました。
これは約80億ドル相当だとか。
オバマ大統領のときは台湾からの売却要求を承認してこなかったのだけど、ここへきて承認されました。
でも、中国側が対抗措置をとる可能性もあるそうです。
米中貿易摩擦のこともありますし、なんだか混乱が続きそうな予感。
LMTは今後もがっつりとホールドする予定。
米国債券ETFのBNDとVGLTは相場混乱時のリスク分散としては役立っている
下のグラフは2019年4月頃の米国株ポートフォリオのセクター別の保有割合です。
その後、いくらか売買しているので少しは変化していますが、あまり変わってはいないと思います。
このグラフを見てもらうと、米国債券ETFの保有割合は米国株ポートフォリオの1割強。
保有割合が少なすぎるので、株式でのドローダウンを全くもってカバーできないんだけど、一応気休めにはなります(笑)
世界のエリート投資家は何を考えているのか: 「黄金のポートフォリオ」のつくり方で紹介されているレイ・ダリオの全天候型ポートフォリオでは債券をポートフォリオの55%保有することが推奨されています。
関連記事 【景気後退に備える】レイ・ダリオのオール・シーズンズ戦略からポートフォリオを考える
景気後退期にはレイ・ダリオが推奨するポートフォリオは威力を発揮しそうですね。
バックテストの結果も先ほどの記事に書いてありますが、かなり優秀なリターンを叩き出しています。
まとめ
ポートフォリオは集中投資せずに適度に分散することで、大きく資産を減らすことを防いでくれます。
投資資金が少額の間は失敗しても失うものが少ないので集中投資するのもありだとは思うけれども、投資資金が増えてくると集中投資に失敗した場合は失うものが大きすぎます。
集中投資に成功して輝かしい成績を上げている投資家は注目されて有名になりますが、その陰で集中投資で失敗している投資家もいることを忘れないようにしたいです。
信用取引をしなければ退場することはないかな。
[最終更新日]: 2020/02/07