信託報酬も低く、個人投資家にもかなり人気のあるたわらノーロードシリーズ。
ラインナップも豊富にあり、さまざまなアセットクラスに分散投資するには大変便利な投資信託です。
たわらノーロードシリーズの主な投資信託は、
- たわらノーロード国内債券
- たわらノーロード国内リート
- たわらノーロード先進国株式
- たわらノーロード先進国債券
- たわらノーロード先進国リート
- たわらノーロード新興国株式
があります。
最近は低コストなインデックスファンド(三井住友のDC専用ファンドやニッセイのインデックスファンドなど)が次から次へと登場してきているので投資家にとっては本当に投資環境が良くなってきたなと実感します。
関連記事 ニッセイ外国株式インデックスファンドについての考察
たわらノーロードの中でも個人的に興味があるのが、先進国株式と先進国リートの2本です。
今回はたわらノーロード先進国株式について詳しく見ていきたいと思います。
目次
たわらノーロード先進国株式について
たわらノーロード先進国株式は、信託期間は無期限で低コスト。
老後資金用にインデックスファンドの積立を始めようと思っていて、ニッセイ外国株式インデックスファンドと三井住友DC全海外株式インデックスファンドのどちらを積立しようか迷っていた所に、今度はさらに低コストな「たわらノーロード先進国株式」の登場です。
たわらノーロード先進国株式とは?
MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース、為替ヘッジなし)に連動する投資成果を目指している投資信託です。
そしてこのファンドの目玉が信託報酬の低さです。なんと年率0.243%です。
たわらノーロード先進国株式の仕組み
先進国へ投資するマザーファンドへ投資するファミリーファンド方式によって運用されています。
たわらノーロード先進国株式のマザーファンドの規模
投資信託には繰上償還のリスクがありますから、少しでもそういったリスクを減らすためにファンドの規模を調べておきましょう。
2015/9/30現在で約2600億円となっていて、巨大なマザーファンドであることがわかります。
繰上償還については下記のような記載がありました。
次のいずれかに該当する場合には、受託会社と合意の上、信託契約を解約し、当該信託を終了する場合があります。
- 信託契約を解約することが受益者のために有利であると認める場合
- 受益権口数が10億口を下回ることとなった場合
- 対象インデックスが改廃された場合
- やむを得ない事情が発生した場合
たわらノーロード先進国株式のマザーファンドの主な投資先
MSCIコクサイ・インデックスに連動するようなファンドなので、いつもの通りですね。
参考情報
参考までにベンチマークの収益率のグラフを載せておきます。
こういうグラフを見ると、改めてリーマンショックのすごさを思い出します。100年に一度の危機と言われていましたが、私が生きている間にあと何回くらいこれくらいの金融危機が起こるのでしょうか。
資産が半分以下になる恐怖は体験した人にしか、わからないと思います。でもあの時に恐怖の中で買ったものは、その後に大きなリターンを叩き出してくれています。
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まとめ
話が脱線してしまいましたけど、老後資金用の積立投信は本当にどれにしようか迷ってしまいます。新規設定される投資信託なので信託報酬以外のコストがどれくらいかかってくるのかは未知数です。心配な方はニッセイ外国株式インデックスファンドを選ぶ方がいいかもしれませんね。そして1年後に実質コストが判明してから投資するのもアリかもしれないです。
[最終更新日]: 2020/02/10