株主優待は日本株投資の独特な制度ですが、賛否両論あります。
単元株しか保有していない投資家が利回り的に一番お得だったりする企業もあるわけで、不平等な場合もあります。
多くの株を保有している株主からすると株主優待ではなく、配当金で還元するべきという意見は納得がいきますが、株主優待を楽しみに投資をしている人も多いです。
私は株主優待はあってもいいと考えていて、実際に優待銘柄に投資して楽しんでいます。
目次
必ず消費できる株主優待を実施している企業へ投資
株主優待株に投資する場合に気を付けているのが、利回りです。
配当金と優待で少なくとも4%以上の利回りは欲しい。
ただ、どんなに利回りが高くても必要のない優待だったり、消費できないような優待だったら投資しません。
株主優待券を無駄にするともったいない
小売業の株だと、自社製品を購入するための割引券をいただける優待を実施している企業は多いです。
例えば、ライトオンとか、アダストリアとかです。
ライトオンやアダストリアの運営するショップは数多くあるので、使うのに困りません。
でも、住んでいる地域への出店が少ない企業ってありますよね?
かなり前の話になるのだけど、マックハウスが高配当でさらに優待がもらえて高利回りの時がありました。
利回りの高さに魅かれて投資したのはいいのだけど、割引券を使える店舗が遠くてわざわざ買いに行くのも面倒だということがあって、結局使わずじまいで終わったことがありました。
それからは割引券を使いにくい企業への投資は控えています。
せっかくの優待を無駄にするのはもったいないです。
そして、どこでも使える金券優待が利回りが高くなったタイミングで投資するようになりました。
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金券優待はおすすめです
ギフト券やクオカード、図書カード、グルメカードなどの金券類はお気に入りの優待です。
デパートでも使え、スーパーでも使え、大きめのショッピングセンターでも使えることの多いギフト券は、もの凄くありがたい。
現金の支出を抑えることができるので、節約にもなりますしね。
そして、株主優待で節約できた現金を使って株を買ったら最高じゃないですか?
本当にギフト券の優待はありがたいですよ。
例えば、子どもの下着や服をユニクロで買う時もギフト券で支払うので、現金の支出はいつも端数の数百円です。
現金だったら買わないようなデパ地下の高級スイーツもギフト券があるから気軽に買えますし(笑)
コンビニでもクオカード支払いなので、現金は使いません。
こういった感じで、かなり現金の支出を抑えることができるので、ギフト券優待は節約の強い味方だし、たまに贅沢もできます。
注意したいのが、優待の改悪や廃止による株価の下落。
金券系の優待って、改悪や廃止が多いような気がします。
だから、金券優待を実施している企業で利回りが十分に高くなった時にのみ投資するようにして、元本割れを極力避ける努力をしています。
KDDIやオリックスは高配当&長期保有優遇あり
金券優待ではないけれども、カタログギフト優待でおすすめなのは、オリックスとKDDI。
どちらも高配当ですし、株主優待もあり。
おまけに、オリックスもKDDIも長期で保有すると株主優待がランクアップします!
今年からオリックスはランクアップした優待がもらえるようになりました。
選択肢には牛肉の優待が多かったですが、人気のあるものは抽選になります。
今年は第一希望だった神戸牛は抽選に外れてしまいました。
オリックスもKDDIもお気に入りなので、私の口座でも未成年口座でも保有しています。
株主優待投資は主に未成年口座で実施
未成年口座をリーマンショック前から開設しているのですが、この口座はほとんど放置。
基本的に、値上がり益を期待するのではなく、利回りの高くなった優待株を買うようにしています。
その後は余程のことがない限り売却しないので、投資している企業の数だけは多いです。
未成年口座は優待を楽しむための口座という位置づけかな?
リーマンショック前後で投資している優待株が多いのだけど、配当と優待を合わせた利回りが10%を超えているものがゴロゴロあります。
できるだけ安いときに買った株というのは、優良企業でなくとも放置しているだけでもある程度は利益がでるのだなと実感しています。
主なネット証券だと未成年口座は、マネックス証券と楽天証券で開設できますよ。
配当金は再投資!新たな優待銘柄へ投資する
もちろん、未成年口座で受け取った配当金も再投資です。
利回りの高い銘柄がなければ無理には投資しませんが、基本的には配当金で再投資するのも優待を実施している企業が多いです。
未成年口座には新規資金を入金する予定はないので、売却益か配当金で新しい銘柄へ投資するしかありません。
ゆっくりとでもいいので、少しずつでも受け取る配当金や優待を増やしていけたらいいなと思います。
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未成年口座の口座開設ができる証券会社
※未成年口座を開設する場合は、親権者も口座を保有している必要があります。
[最終更新日]: 2020/02/07