2020年の日本版ダウの犬銘柄と2019年のリターンを紹介します。

 

米国ではダウの犬投資法はそこそこ良いリターンをあげますが、日本版ダウの犬投資法も例外ではないです。

 

関連記事

日本株でも米国株でもダウの犬戦略は有効!

 

 

2020年日本版ダウの犬の構成銘柄について

 

日本版ダウの犬投資法ではどうやって銘柄を決めるのでしょうか?

日経平均採用銘柄の中でも特に時価総額が大きく流動性の高い企業で構成されたTOPIX Core30の中から選びます。

 

日本を代表する大型株という認識でよいです。

 

TOPIX Core30の中で配当利回りが高い順に上位10銘柄を選んで、日本版ダウの犬とします。

 

 

2020年の日本版ダウの犬10銘柄を紹介

 

TOPIX Core30の中で配当利回りが高い順に上位10銘柄を選びました。

 

企業名 株価 配当利回り
日本たばこ産業 2432.5 6.33%
キヤノン 2986.5 5.36%
三菱商事 2900 4.55%
三井住友FG 4308 4.46%
みずほFG 168.3 4.46%
三菱UFJ 593.2 4.21%
武田薬品工業 4332 4.16%
三井物産 1946 4.11%
NTTドコモ 3038 3.95%
東京海上 6119 3.68%

※株価は2019/12/30終値

 

この10社を金額が均等になるように投資するのが日本版ダウの犬投資法です。

 

2019年の日本版ダウの犬10種とあまり顔ぶれは変わりません。

  • ホンダ
  • NTT

が抜けた代わりに、

  • キヤノン
  • 東京海上

が組み入れられました。

 

日本版ダウの犬投資法の結果は2020年末に発表したいと思います。

 

 

2019年日本版 ダウの犬投資法のリターンは?

 

以前、2019年日本版ダウの犬投資法について記事を書いています。

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2019年日本版ダウの犬構成銘柄は?

 

企業名 株価(2019/8/1) 株価(2019/12/30) 配当利回り
日本たばこ産業 2408.5 2432.5 6.39%
武田薬品工業 3904 4332 4.61%
本田技研工業 2722.5 3099 4.11%
三井物産 1763 1946 4.54%
三菱商事 2884 2900 4.33%
三菱UFJフィナンシャル 539.1 593.2 4.64%
三井住友フィナンシャル 3820 4038 4.71%
みずほフィナンシャル 159 168.3 4.72%
日本電信電話 4936 2757 3.85%
NTTドコモ 2621.5 3038 4.58%

 

上記の10種は2019/8/1の終値で選んだ日本版ダウの犬です。

 

この結果はどうだったでしょうか?

 

 

日経平均の2019/8/1の終値は21540.99でした。

そして、2019/12/30の終値は23656.62なので、この期間の日経平均のリターンは+9.82%

 

一方、日本版ダウの犬10種のこの期間のリターンは+8.59%です。

 

残念ながら、2019/8/1から年末までのリターンは日経平均の方がよかったです。

 

リターンが高いTOP3は、

  1. NTTドコモ 15.89%
  2. ホンダ   13.83%
  3. NTT    11.71%

NTTドコモはこれだけ騰がっても、2020年の日本版ダウの犬に残ってるくらい高配当です。

 

 

まとめ

 

JTを筆頭に高利回りの大企業はそれなりに多いですね。

 

株価がグダグダのJTは今年は挽回できるかな?

保有株なので頑張って欲しいですが…。

 

JTは連続増配株なんだけど、今年も増配はあるのか?に注目しています。

今でも配当性向は高すぎるくらいなので、あまり期待はしていません。

減配にならないように願うのみ(笑)

 

本家のダウの犬投資法の2020年10種についてはこちらをどうぞ。

オススメ

2020年ダウの犬銘柄を紹介します!

 

 

[記事公開日]: 2020/01/05
コメント一覧
  1. Marshal より:

    ももさん

    ニコチン依存症、アルコール依存症、ギャンブル依存症などは、社会的に困った問題ですが、ご存知のとおり投資の世界には「VICE 投資」「VICE ファンド」という手法も存在しますね。

    https://www.ifinance.ne.jp/glossary/fund/fun177.html

    https://siegeljiro.com/esg-vice

    ももさんはタバコ銘柄の他に、アルコール銘柄やギャンブル銘柄などには投資なさらないのでしょうか?

    下記のどちらも、業績は上昇中のようですが。

    アルコール銘柄:

    https://www.nikkei.com/nkd/company/kessan/?scode=2502&ba=1

    ギャンブル銘柄:

    https://www.nikkei.com/nkd/company/kessan/?scode=9672&ba=1

    ももさんのお考えを伺えますと幸いです。

    (ここでは取り敢えず倫理上の問題は措いておいて、純粋に「投資」としての観点からお答えくだされば結構です)

    • もも より:

      Marshalさん、こんばんは。
      返事が遅れてしまい、申し訳ありません(>_<) VICEファンド(悪者ファンド)などというものがあるのですね。 保有株ではLMTが防衛なので、悪者に当てはまります。 アルコール銘柄に関しては、以前はBUD(アンハイザー・ブッシュ・インベブ)に投資していたのですが、 すでに利益確定してしまいましたので、現在は保有していません。 投資という観点からすれば、タバコもアルコールもギャンブルも中毒になってやめられない人が一定数いる ので、今後も有望とまではいかないかもしれないけれども、そこそこなリターンになるのでは?と考えています。 まぁ、タバコ株に関しては今後も配当金をもらって再投資して少しずつ株数を増やしていきたいですね。 LMTやHIIなどの防衛産業は参入障壁も高く、戦争がなくならない限りは必要とされる産業ですし、独占しているのでやはり魅力的です。

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