ニトリ会長(似鳥昭雄さん)の株価予想はよく当たると評判です。
2019年末の株価予想では2万円前後ということでしたが、2019/12/27終値で23837.72となって、だいぶズレがありました。
12/30が大納会。
あと1営業日あるけれども2万円前後にはならないでしょう。
まぁ、たまには外れる時もありますよね。
ニトリ会長による2020年の株価予想はというと、
20年についても全体的には105円前後の円高傾向。
年末には2万2000円を中心に、2万1000~2万3000円の水準に留まるだろう。
もしそれよりも下がるとすれば、アメリカの景気次第。
目次
ニトリ会長による2019年末の株価予想は大きく外れてしまった
2018年の株価予想では2019年末は2万円前後とのことでしたが、1営業日を残して23837.72。
今年は大きく外れてしまいました。
ニトリ会長は、日銀による買い支えによって株高が維持されているとお考えのようです。
また、景況感と比較すると割高であるとおっしゃられてます。
確かに2019年は1年を通して、株価はなかなか底堅いものがありました。
8月の初めには急落がありましたけど、わりとすぐに回復しましたからね。
ニトリ会長の過去の予想は本当に良く当たっていた
ニトリ会長の似鳥昭雄氏の日経平均の予想の的中率はかなり高い。
2017年と2019年は大きくはずしてますけど。
会長予想 | 実際の日経平均株価 | |
---|---|---|
2014年 | 18000円 | 17813円 |
2015年 | 19500円 | 19500円 |
2016年 | 18000円 | 18496円 |
2017年 | 17000円 | 22764円 |
2018年 | 19500円 | 20014円 |
2019年 | 2万円前後 | 23656円 |
2020年 | 21000~23000円 | ? |
2020年の為替予想は105円前後で、ポイントは日本企業が円買いに動く前半に105円を切るかどうか。
ニトリ会長は新設住宅着工戸数を景気の先行指標として重視している
【似鳥】私は景気の先行指標として「新設住宅着工戸数」を重視しています。建築が増えると住関連商品や家電などの消費も増えるため、関連する企業の景気に大きく影響するのです。08年のリーマンンショックのときも先行して動いていました。例えば、04年は約119万戸、05年は約124万戸、06年は約129万戸と推移していましたが、07年に約106万戸と大きく減少していたのです。新設住宅着工戸数は、人口の1%に当たる120万戸以上が景気の良い状態とされます。リーマンショック以降は、100万戸が一つの目安ですね。19年の予測は86~91万戸と下降気味で、20年は80万戸台、24年以降は70万戸台になると予測されています。
ニトリ会長の成功の秘訣は逆張りだった
さきほどのインタビュー記事にあるように、ニトリ会長の成功の秘訣は逆張り。
成功の秘訣は逆張りです。不況のときこそ投資して、好況のときはあまり投資しない。投資が大きいと不況になったときに大きな負担になります。経営者は常に未来を見ることが必要です。
ニトリ会長の考えは投資にも当てはめることができますよね。
※投資スタイルは人それぞれなので、順張りで大きく儲ける人もいるだろうけど、逆張りで大きく儲ける人もいます。
まとめ
ニトリの会長である似鳥さんの2020年の株価予想は22000円を中心として、21000円~23000円の間ということ。
当たるか、当たらないかはわかりませんが、日銀が買い支えている間は大きくは崩れないと見ているようです。
[最終更新日]: 2019/12/31