キャッシュポジションの適正比率は?バークシャーと個人投資家では正反対に! – 長期投資でのんびり資産運用

キャッシュポジションの適正比率は?バークシャーと個人投資家では正反対に!

キャッシュポジションとは手元流動性のことで、投資に回していないお金のこと。

ウォーレン・バフェットとチャーリー・マンガー率いるバークシャーは少しずつ現金比率(キャッシュポジション)を増やしています。

一方で、個人投資家の現金比率は20年ぶりの低水準なのです(ネッド・デービス・リサーチの調べ)。

バークシャーと個人投資家では全く正反対な結果に。

そもそも万人に共通する現金比率の最適解なんていうものはない。

だって、それぞれ投資法も投資金額も何もかもが違い過ぎるから!

バフェットと個人投資家のどちらが正しい行動なのかは現時点ではわかりませんが、多数派であれば株式投資では大きく勝つことができません。

みなさんの現金比率ってどんな感じなのでしょう?

私は保有株で割高な水準にまで騰がったのものは、処分中。

最近でも有難いことに高値を更新し続けているものがあるので、適正株価を超えたと思われるものに関しては毎日少しずつ利益確定してます。

あまりにも処分し過ぎると受取配当金が減ってしまうので、補完するために利回りの高くなっているREITなどをほんの少しずつ買い足していってる感じ。

REITに関しては詳しくなく、まだまだ勉強中なのでほんの少しずつの追加です。

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個人投資家の現金比率と株価推移

ネッド・デービス・リサーチの調査結果では、個人投資家の現金比率は20年ぶりの低水準なのだそう。

米S&P500種株価指数が今年すでに13回も終値ベースで最高値を更新していることを踏まえれば、株式の価値がその他のいずれの資産と比べても20年ぶり高水準にあることに大きな驚きはない。ただ今回の調査は投資家の熱狂を浮き彫りにし、相場変動に左右されにくい現金などと比べ株式が高水準を保っていることを示している。

引用元:Bloomberg(2017年3月9日の記事)

1998年にも同じように個人投資家の現金比率が低かったのですが、その後の株価推移を見てみましょう。

1998年以降、現在までのS&P500の株価推移です。

このグラフだと少々わかりづらいので、1998年前後のチャートを見てみます。

個人投資家の現金比率が低かった1998年頃は株価が右肩あがり。

そして、その2年後の2000年のITバブルをピークに株価は下落を始めます。

約3年間の下落の後、2007年のサブプライムショック発生まで株価は上昇を続けていました。

バークシャーの2017年2Qでの現金は過去最高の1000億ドル!

個人投資家の現金比率が低下している一方で、バークシャーの現金は積みあがっている模様。

バフェットに関する書籍を読んでみても、何もすることがないときは現金を積み上げておくという発言が書かれてあり、今はまさにその時なのでしょう。

出典元:Bloomberg

バークシャーのポートフォリオに関しては四半紀ごとに記事にしています。

オススメ バークシャーのポートフォリオ

バフェットが現金を積み増ししていることから、今は投資に最適な時期ではないのであろうことは想像できます。

実際にリーマンショックが発生したときは、かなり買っていました。

億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術にも書かれてあるように、株式投資の絶好の買い場は下記の4つ。

  1. 相場全体の暴落や調整
  2. 全般的な景気後退
  3. 個別企業の特殊要因
  4. 企業の構造変化

くわしいことは、株式投資での絶好の買い場が訪れる4つのケースの記事を読んでみてください。

まとめ

ハワード・マークスは自身の著書である投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識の中でこう述べています。

投資の世界で最も重要な学問は会計学でも経済学でもなく、心理学である。

カギとなるのは、いま現在、投資をしたがっている人としたがっていない人について知ることだ。将来の価格変動は、投資したいと思う人がこの先増えるか減るかで決まる。

投資は一種の人気投票であり、最も危険なのは人気の絶頂にある資産を買うことだ。ピーク時にはあらゆる好材料や好意的な見解が価格に織り込み済みであり、それ以上新しい書い手は現れない。

最も安全で、最も高い収益性が見込まれる投資をするには、誰も欲しがらないものを買えばよい。時間とともにその資産の人気や価格が変わるとしても、上方にしか行かないからだ。

引用元:投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識

個人投資家の現金比率が過去にないほど低下しているというのは、投資したい人が多いということを表しているのでしょう。

あまりにも現金比率を高めてしまうと、今度は機会損失ということもありうるので難しいところ。

短期の株価予想というものは、バフェットでも、マンガーであってもできません。

株価に対しての価値が適正であると判断すれば買いなのです。

ハワード・マークスが言うように、証券市場における地合いの動きは、振り子の振動によく似ているので、常に今はどの地点に振り子がいるのか?ということを意識しながら投資しなければなりません。

あなたはどう行動しますか?

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