
米国株をはじめとする外国株での資産運用は、はっきりいってうまくいってません。
リーマンショック後の2012年頃から米国株の個別株投資を始めたので、もちろんトータルではプラスですけど、日本株のリターンと比べるとかなり見劣りする結果になってます。
おそらく2012年からの米国株ポートフォリオのリターンは、S&P500のリターンをアンダーパフォームしていると思われる…。
おそらくというのは、米国株ポートフォリオだけでのリターンは今までチェックしていなかったので、よくわからないからです。
2019年からは米国株ポートフォリオ(実際にはBTIやULなど米国以外の外国株にも投資している)のリターンも確認するようにしたところ、2019年上半期のリターンが残念なことになってました(泣)
目次
米国株ポートフォリオはS&P500にアンダーパフォーム【2019年上半期】
まず、指数の2019年上半期のリターンを確認しておきます。(2019年6月末時点)
- S&P500のリターンは17.35%
- NYダウは14.03%
- 日経平均のリターンは6.3%
- TOPIXのリターンは3.82%
バフェットも推奨しているS&P500のリターンは17.35%でした。
そして、私の米国株ポートフォリオのリターンは13.5%だったので、S&P500にもNYダウにもアンダーパフォームしています。
日本株のリターンは現時点では指数をアウトパフォームしているので、こちらはうまく運用できています。
米国株ポートフォリオはタバコ株が足を引っ張ってる?そんなことはなかった。
どうして、米国株ポートフォリオのリターンが指数をアンダーパフォームしているのか?
考えられるのは、
- 低成長銘柄が多いために株価が上昇しない?
- わりと多く保有しているタバコ株が軟調だから?
しかし、調べてみるとタバコ株の年初来リターンはそんなにも悪くありませんでした。
- MOは+2.6%
- PMは+22.6%
- BTIは+22.7%
ひどいリターンなのは、MO(アルトリアグループ)くらいです。
PMやBTIはなんとS&P500をアウトパフォームしています。
タバコ株に関しては売る気はないので、このまま継続保有しますし、マネックス証券では最低手数料が引き下げられたことで配当金再投資もしやすくなりましたから、少しずつ買い増ししていく予定。
結果的にタバコ企業への投資が失敗に終わったとしても、自分で考えて決めたことなのでおそらく後悔はしません。
タバコ企業には逆風が吹きまくってますけど、シーゲル博士の研究結果が今でも有効なのかを身をもって実践してみたいので続けていきます。
アンダーパフォームの原因はVZやヘルスケア株か?
保有銘柄全てのリターンを調べたわけではないのですが、どうも足を引っ張ってるのは
- MO
- VZ
- JNJ
- GILD
- MRK
- ABBV
- BND
これらの株のようです。
いずれもS&P500をアンダーパフォームしています。
保有株を見てみると、ヘルスケア株が全体的に株価が低迷していますね。
BNDは債券ETFなので、アンダーパフォームしても当然なのですが。
少し前のセクター別の保有割合です。
少し売買しているので、実際には今とは割合は変わっています。
ヘルスケアと債券で30%近くを保有していますし、他にもVZやMOなども軟調なので、仕方ないリターンかな。
まとめ
米国株ポートフォリオがS&P500にアンダーパフォームし続けるのであれば、素直にS&P500に連動するETFに投資しておいた方が賢明です。
米国株の個別株投資を始めてからまだ8年ほどと期間も短いので、もう少し長い目で見てから、米国株に関しては個別株投資でいくのか、ETFに切り替えるのかを考えます。
[最終更新日]: 2019/12/18