子供の教育費の一部としてセゾン投信を積立しています。
セゾン投信の運用する投資信託は下記の2種類ありまして、
- セゾン・バンガードグローバルバランスファンド
- セゾン資産形成の達人ファンド
我が家で積立中なのはセゾン・バンガードグローバルバランスファンドの方です。
そしてセゾン・バンガードグローバルバランスファンドですが、第9期(2015/12/10決算)の運用報告書がアップされていましたので、早速チェックしてみました。
セゾン・バンガードグローバルバランスファンド第9期運用結果
セゾン投信の積立を始めたのが確か2007年だったと思います。
積立金額は変更したこともあったし、現時点では大半をすでに売却して利益確定していますが、途中で積立を止めることなく今も継続していますから運用状況は気になります。
では、第9期の運用結果はどうだったのかを見てみましょう。
残念ながら第9期の運用結果は-1.1%ということになりました。
マイナス要因となったのが、
- バンガ ード・エマージング・マーケット・ストック・インデックス・ファンド
- バンガード・パシフィック・エックスジャパン・ストック・インデックス・ファンド
でした。
新興国市場は軟調でしたから、仕方ないですよね。
運用資産額は増え続けており、1000億円を突破しました。
第9期の実質コスト
昨年の秋頃から低コストなインデックスファンドが相次いで一般販売されることになりました。
三井住友DCシリーズ、ニッセイインデックスファンドシリーズの手数料値下げ、たわらシリーズが代表的な低コストの投資信託になります。
それらと比べてセゾン投信(セゾン・バンガードグローバルバランスファンド)の信託報酬は割高に感じてしまいます。
実際のコストはどのくらいかかったのでしょうか。
1万口あたりのコストは69円で0.51%でした(期中の平均基準価額は13,520円)
また各項目の費用は、このファンドが組入れている投資信託証券が支払った費用を含みませんと書いてあるので、実際はもっと費用はかかっているものと思われます。
直近5期の運用実績
最近の5期分の運用実績を見てみたいと思います。
この表を見てみると為替レートが円安になっているのがわかりますね。
純資産額も順調に増えていっていますし、繰上償還のリスクもなさそうです。
次は第9期の月ごとのパフォーマンスです。
チャイナショックのあった8月以降のパフォーマンスがすぐれません。
でも、株式と債券で50%ずつの運用なので株式100%に比べれば騰落率もかなりマイルドだと思います。
まとめ
最近は低コストな投資信託が増えてきているのでセゾン投信の優位性が失われつつあるような気がしています。
長期間、積み立てることを考えるとそろそろ低コストな投信に乗り換えてもよいのかなと思わないでもありません。
手間がかかりますし、現在投資している元本はすでに回収済みで利益の範囲内での運用になっているので、今後乗り換えるのか、それとも継続するのかをもう少し考えたいと思います。