
タバコ株やIBMなどの一部の保有株を除いて、米国株ポートフォリオは比較的順調に株価が推移しています。
株価があがると増配を繰り返さない限りは、配当利回りはどんどん低下していきます。
史上最高値付近になるNYダウですが、現在の配当利回りはどれくらいあるのか気になったので調べてみました。
結果は、株価は上昇しているにも関わらず、各企業の配当利回りというのは2年前と比べてもほとんど変わっていません。
ということは、NYダウを構成するような企業は増配しているということですね!
さすが、米国株だと思わせるような結果となりました。
配当目当てに投資をするのであれば、やはり米国株ははずせません。
NYダウを構成する米国株
NYダウはアメリカを代表する株価指数で、構成銘柄は30銘柄。
NYダウの銘柄は入れ替えがあります。
NYダウの算出が始まって以降、常に構成銘柄に組み入れられていたゼネラル・エレクトリック(GE)がNYダウから外されてしまいました。
NYダウを構成する米国株の配当利回りランキング
2019年5月のNYダウの構成銘柄の配当利回りをランキングで表してみました。
企業名 | ティッカー | 株価 | 配当利回り |
---|---|---|---|
Dow Chemical | DOW | 56.13 | 4.99% |
IBM | IBM | 140.56 | 4.61% |
ExxonMobil | XOM | 78.67 | 4.42% |
Verizon Communications | VZ | 56.52 | 4.33% |
Chevron | CVX | 117.81 | 4.11% |
Pfizer | PFE | 40.77 | 3.58% |
Walgreens Boots | WBA | 53.68 | 3.50% |
Coca-Cola | KO | 48.59 | 3.31% |
JPMorgan Chase | JPM | 115.16 | 3.22% |
3M | MMM | 186.07 | 3.14% |
Procter & Gamble | PG | 104.93 | 2.87% |
Merck | MRK | 78.72 | 2.85% |
Home Depot | HD | 198.80 | 2.79% |
Johnson & Johnson | JNJ | 141.95 | 2.68% |
Cisco Systems | CSCO | 55.58 | 2.57% |
Intel | INTC | 50.76 | 2.51% |
Caterpillar | CAT | 138.15 | 2.49% |
McDonalds | MCD | 194.17 | 2.47% |
Travelers | TRV | 143.08 | 2.29% |
Boeing | BA | 376.80 | 2.27% |
United Technologies | UTX | 141.58 | 2.10% |
WalMart | WMT | 101.36 | 2.10% |
UnitedHealth Group | UNH | 231.95 | 1.71% |
Goldman Sachs | GS | 204.73 | 1.66% |
Microsoft | MSFT | 127.88 | 1.50% |
Apple | AAPL | 210.52 | 1.46% |
American Express | AXP | 117.02 | 1.44% |
Disney | DIS | 136.38 | 1.30% |
NIKE | NKE | 85.90 | 1.07% |
Visa | V | 162.79 | 0.69% |
2017年5月にも同じようにNYダウの株価や配当利回りを調べているのだけど、値上がりしている企業がかなり多いです。
特にボーイングなんて、倍以上に値上がりしていました。
一方で、IBMやXOMのように配当利回りは高いけれども、業績がイマイチなので値下がりしている企業もある。
どういう企業に投資するかというのは、本当に難しいですね。
関連記事 NYダウを構成する米国株の高配当利回りランキング【2017年5月】 関連記事 NYダウ構成銘柄の配当利回りランキング【2019年3月】
この中で私の保有株は、配当利回りが高い順に
- IBM
- VZ(ベライゾン)
- PG(プロクター&ギャンブル)
- MRK(メルク)
- JNJ(ジョンソン&ジョンソン)
- APPL(アップル)
- AXP(アメリカン・エクスプレス)
- DIS(ディズニー)
- NKE(ナイキ)
- V(ビザ)
の10銘柄です。
IBMを除いては、すべて2年前よりも株価は上昇していました!
まとめ
株価が絶好調な銘柄もあれば、足を引っ張る銘柄もあるので、なかなか思うようには外貨建て資産は増えていかないのが悩ましいです…。
IBMが4月の24日あたりに増配宣言をするのが毎年恒例だったのだけど、2019年に関してはなかなかIBMからの増配宣言がなかったので、もしかすると増配が途切れるのではないかとハラハラしましたが、最近になってようやくIBMから増配宣言が出てホッとしています。
関連記事 配当金生活のポートフォリオ、2019年の増配率を調査【随時更新】
[最終更新日]: 2020/05/16