年金だけでは老後2000万円不足する報告書で金融庁が謝罪 | 長期投資でのんびり資産運用

年金だけでは老後2000万円不足する報告書で金融庁が謝罪

金融庁が年金だけでは老後に2000万円不足するという報告書をめぐる報道が過熱してますね。

今後は年金だけでは老後の生活費が不足するなんて、たいていの人は認識していると思ってました。

でも、そうではなかったということなのでしょうか。

少子化でどんどん子供が少なくなっていく一方、年金受給する人数は増えるのです。

受給開始年齢も引き上げられそうだし、受給額も減るだろうということは容易に想像できそうなものだけど。

そして、とうとう金融庁が謝罪しました。

老後の生活費が2千万円不足するとした金融庁の審議会がまとめた報告書をめぐり、同庁の三井秀範企画市場局長は14日、衆院財務金融委員会に出席し、「世間に著しい誤解や不安を与えた。配慮を欠いた対応でこのような事態を招いたことを反省し、深くおわび申し上げます」と述べて謝罪した。

報告書は老後の資産形成を呼びかける狙いでまとめたが、「(老後の)毎月の赤字額は約5万円」などと記したことに与野党が反発している。

三井氏は「高齢者のライフスタイルはさまざまだ。意味のない数字を掲げ、ミスリードをしたと反省している」。審議会について、「公的年金制度そのものを正面から議論したものではない」と語った。(山口博敬)

引用元:朝日新聞デジタル

金融庁は国民を混乱させてしまったことには違いないだろうけど、間違ったことを報告したわけでもないと思う。

それに、今後は各自で資産形成していくことは本当に必要になってくると思いますよ。

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各国で公的年金制度がゆらいでいる

日本だけでなく、世界中のさまざまな国でも年金制度は揺らいでいるそうです。

 日本人の老後の蓄えは4年半分しかなく、女性で約20年、男性で約15年分の資産が不足する――。世界経済フォーラム(WEF)が13日、そんな報告書をまとめた。同フォーラムは長寿化や少子化により各国で年金制度が揺らいだとし、資産形成の重要性を呼びかけている。

報告書をまとめたWEF機関投資部門トップのハン・イク氏によると、日本については退職時に65歳で最終的な年収の約2・9年分の蓄えがあるとし、退職前の7割の消費を続けるとして試算した。公的年金などは含まれていない。

米国や豪州など調査対象の他国では年収の5~5・8年分の蓄えがあるといい、資産を投資に回さず預貯金する傾向の強い日本人の蓄えの少なさが目立つ。一方で65歳に達した人の平均寿命が長いため、不足年数が他国に比べて女性で7~9年、男性で5年ほど多くなっているという。

イク氏は「長寿化が進んだが、これだけ長い期間年金を支払うことが制度設計時に想定されていなかった」として、各国で公的年金制度が揺らいでいると指摘。「長期的な視点に立った資産運用が可能になるよう、個人だけでなく、政府や企業が協力して取り組まなければならない」などと述べた。

引用元:朝日新聞デジタル

日本は他国に比べて投資する習慣があまりないので、資産形成ができてないみたいですね。

アメリカやオーストラリアに比べて、65歳時点での蓄えがかなり少ない。

65歳時点での蓄え

  • 日本は年収の2.9年分
  • 米国や豪州は年収の5~5.8年分

預貯金ばかりしていないで、資産運用しなければいけないと強く感じます。

苦痛を伴う資産運用は誰にでも続けられるものではない

資産運用が必要って簡単にいいますけど、資産運用は苦痛を伴うので誰もが続けられるわけではないです。

だって、必ず大きく下がるときがくるから。

評価額が投資元本を大きく下回った時、普通は投資なんてしなきゃよかったと思うはずです。

投資をしていたら誰でも評価額が投資元本を下回ることってあります。

そうなったときに、一体どれくらいの人が投資を続けられるのか?

大半の人は嫌になって投資をやめてしまうのではないかと予想します。

評価額が投資元本の半分くらいになると、苦痛で苦痛でたまらないですよ。

このような苦痛を伴う資産運用を長期間続けるのは簡単なことではありません。

これからは投資教育って必要なのでは?

金融庁が、積立NISAやiDeCoなど長期的な視点での資産形成に取り組めるような仕組みを次々と導入してくれているのはありがたいことです。

でも、こういう仕組みがあることを知らない人も多そうですよね。

それに、投資を長く続けるためには利用する国民の側でも、株価が大きく下がって精神的に辛い時期を乗り越えた先に利益という果実をもぎ取ることができるのだということを認識する必要があります。

どんな状況でも投資を継続する強い意志を、まずは持つことが必要ですよね。

自ら資産運用の大切さに気付いて、投資の勉強をするのが一番良いけれども誰もが気付くわけでもない。

では、どうすればいいのか?

やはり、小さい頃から投資教育を受けた方がいいように思いますけどね。

まとめ

今からはやはり年金だけをアテにするのは危険すぎます。

みじめな老後を過ごさずに済むように、若い頃からの資産形成は欠かせません。

もっと投資が誰にとっても身近なものになる日が来るといいですね。

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