
労働を伴わない収入(不労所得)って、最高ですよね。
もちろん、株式投資から得られる配当金は立派な不労所得です。
しかも、企業の利益の質が良ければ毎年のように勝手に増配していってくれるのですよ。
成長企業を中心に内部留保優先する企業もありますけど、米国の優良企業は株主還元意識が強いので、ある程度企業成長が落ち着いてきたら増配してくれる可能性が高いです。
目標は老後の配当金生活ですから、保有しているだけで毎年受取配当金が増えていくだろうと考えられる企業(配当成長株)に主に投資しているつもり。
米国には50年以上も連続増配している配当王と呼ばれる企業も数多く存在しますし、何よりも滅多に減配はしない。
だから、日本株に投資するよりも受取配当金が増えていくことを予想しやすいです。
2018年はレパトリ減税の影響か、増配企業が多かったです。
とくに、アッヴィの増配率が50%とか、考えられないレベルでした。
ただ、アッヴィの株価は一時期は買値から2倍以上にまで株価が上昇していたのだけど、今ではすっかり株価も下がってしまいましたが(泣)
利益確定するべきだったのか??
2019年の米国株からの配当金はどうなるのか、定期的にこの記事に書き加えていきます。
※AT&Tの増配のお知らせをもって、2019年の増配率が確定しました。
配当金生活のためのポートフォリオの2019年の増配率
現在の保有株が下記のとおり。
2018年に比べて売却銘柄があったので、ポートフォリオの構成銘柄数が少なくなっています。
Name | Symbol | 増配率 | 増配宣言される時期 |
---|---|---|---|
Altria Group Inc | MO | 5% | 例年8月 |
Merck & Co. Inc | MRK | 10.9% | 例年11月 |
Johnson & Johnson | JNJ | 5.6% | 例年4月 |
Phillip Morris International Inc | PM | 2.6% | 例年9月 |
AT&T Inc | T | 1.9% | 例年12月 |
Unilever plc (ADR) | UL | ー | |
Verizon Communications Inc | VZ | 2.1% | 例年9月 |
Procter & Gamble Co | PG | 4.0% | 例年4月 |
Lockheed Martin Corporation | LMT | 9.1% | 例年9月 |
Gilead Sciences Inc | GILD | 10.5% | 例年2月 |
Mastercard Inc | MA | 21.2% | 例年12月 |
Visa Inc | V | 20% | 例年10月 |
Walt Disney Co | DIS | 0% | 例年12月 |
American Express Company | AXP | 10.3% | 例年9月 |
Nike Inc | NKE | 11.3% | 例年11月 |
Hormel Foods | HRL | 10.7% | 例年11月 |
Fastenal | FAST | 11.6% | 例年1月 |
British American Tobacco PLC | BTI | ー | ー |
※ドル建てでないものは、記載しません。
現時点で10%を超える増配だったのが、
- GILD(ギリアド)
- FAST(ファステナル)
- AXP(アメリカン・エクスプレス)
- MRK(メルク)
- MA(マスターカード)
- V(ビザ)
- NKE(ナイキ)
- HRL(ホーメルフーズ)
やはり、配当成長率の高い企業へ投資すると楽しみも増えますね。
P&Gは4月上旬に4%の増配、JNJは5.6%の増配を発表しました。
これでP&Gは63年連続増配の記録更新かな?
PGは2017年は3%の増配、2018年と2019年は4%の増配です。わずかな増配率とはいえ、保有しているだけで毎年受け取れる配当金が増えていくのはうれしいことですね。
しかも、2018年の5月頃からはPGの株価もうなぎ上りだし(笑)
関連記事 【PG】株価2倍で半分売却し投資元本回収。残りは恩株として永久保有かな
ディズニー(DIS)はまさかの配当据え置き
DIS(ディズニー)の2019年の増配はありませんでした。
DISは米国株にしては珍しく半年毎の配当金支払いなのだけど、なんと増配率ゼロ。
配当据え置きでした。
軽くショックですね…。
長期投資なら配当成長率(増配率)の高い企業への投資がおすすめ
高配当株への投資と配当成長株への投資で、どちらが有利なのかを調べた記事も書いています。
関連記事 高配当利回り株と配当成長株への投資。より良い投資先は… 関連記事 高配当銘柄よりも配当成長銘柄に投資する
高配当利回りの株よりも優先して、配当成長が期待できる企業への投資をポートフォリオの中心にしようと考えています。
上記の表では直近の増配率だけ調査していますが、過去10年の平均増配率や過去3年の平均増配率についても調べました。参考にしてみて下さい。
関連記事 配当成長率の高い銘柄をポートフォリオの柱にする
[最終更新日]: 2019/12/16