フィリップモリスの株価が合併交渉で大幅下落。配当にかかる税金が気になる | 長期投資でのんびり資産運用

フィリップモリスの株価が合併交渉で大幅下落。配当にかかる税金が気になる

8/26の時点でPM(フィリップモリス)とMO(アルトリアグループ)が合併交渉しているらしいというニュースがありました。

このニュースが流れ、PMの株価は下落、MOは上昇して終了しています。

そして、翌日の8/27にPMとMOの両社より合併交渉を開始していると正式な発表がありました。

関連記事 MO(アルトリア)とPM(フィリップモリス)が合併交渉開始という噂は本当だった

MOにプレミアがつくと予想されたため、MOは一時は8%ほど株価が上昇していましたが、その後は前日比マイナスとなるまで売られました。

何故か?

MOにプレミアは付かず、対等合併との報道があったためです。

合併することが将来の発展につながるのであれば、合併するのは不思議ではありませんが、気になることが一つ。

それは、配当金(笑)

PM(フィリップモリス)は80/20カンパニーなので、PMからの配当金は米国での源泉徴収がほとんどないので、税負担が軽いのが魅力でした。

だけど、両者が合併すると税負担が増えて受取配当金が減ってしまいますよね。

辛い…。


2019/9/25にフィリップモリス、アルトリアグループ両社の合併協議が終了し、合意には至らなかったということです。

“While we believed the creation of a new merged company had the potential to create incremental revenue and cost synergies, we could not reach agreement,” said Howard Willard, Altria’s Chairman and Chief Executive Officer. “We look forward to continuing our commercialization of IQOS in the U.S. under our existing arrangement.”

引用元:altria investor relations


スポンサーリンク

80/20カンパニーって何?

PM(フィリップモリス)は80/20カンパニーです。

これは、米国外での事業が80%を超える企業ということだと認識しています。

米国での税金についてほとんど知らないのだけど、フィリップモリスのHPにも80/20カンパニーについて記載されています。

As a non-U.S. shareholder of PMI, how does PMI qualifying as an “80/20” company affect me?
PMI has determined that 98% of any dividend it declares in 2019 to a non-U.S. shareholder is exempt from U.S. withholding tax.

This means that the remaining 2% of the total gross dividend is subject to U.S. withholding tax at the 30% statutory rate, unless the non-U.S. shareholder provides a Form W-8BEN claiming a reduced rate of withholding under an applicable income tax treaty.

In the case of a non-U.S. shareholder who is not eligible for a reduced rate of withholding under an applicable income-tax treaty, except in certain limited circumstances, a withholding tax at the 30% statutory rate will be applied to the remaining 2% of the total gross dividend.

PMは80/20カンパニーなので米国外居住者は、フィリップモリスから支払われる配当金の98%には課税されないということですね。

残りの2%には課税されますが、課税額は大幅に減ります。

PMとMOが合併してしまうと、配当金にかかる税金は通常通りに課税されるでしょうね。

どう考えても80/20カンパニーではないでしょうから。

フィリップモリスとアルトリアの合併で配当はどうなる?

プレミアなしでの全株株式交換での合併だそうだけど、配当ってどうなるのでしょうか。

まだ、両社の合併が決まったわけではないけれども、配当については気になります。

また、どちらかというとPM(フィリップモリス)よりもMO(アルトリア)の方を私は評価しているので、対等合併じゃなくてMOの方にプレミアをつけて欲しい。

PM(フィリップモリス)はアイコスの販売は日本やヨーローッパで好調で、2019年の業績見通しをわずかに引き上げています。

また、9月からはアトランタでアイコスの販売が始まります。実際にはアルトリアがフィリップモリスからのライセンスに基づいて販売します。

日本市場のように、一気にシェアをとれるのでしょうか?

一方で、MO(アルトリア)は米国でのタバコの売上が減少し続けてます。

将来を見据えて電子タバコのJUUL(ジュール)や大麻のクロノスにも出資していますが、電子タバコはインドでも販売が禁止になるかもしれないみたいだし、規制が厳しそうです。

そういうこともあり、市場の評価はMO(アルトリア)よりもPM(フィリップモリス)なのでしょうか?

フィリップモリスとアルトリア合併後の配当についてのまとめ

もし、合併されたとしたら気になるのは配当金の支払いです。

今までの歴史を考えると、減配のようなことにはならないのだろうけれども、どれくらいを株主に還元してくれるのかは気になるところですね。

米国株をはじめとした海外株式の情報(決算や株式投資の心得など)が無料で得られるのでおすすめです!

⇒ モトリーフール

 

モトリーフールは米国で投資情報を発信しており、欧米の主要メディアからの評価も高いです。

株式の長期投資(優良企業の株を長期で忍耐強く保有)の重要性を知ることができますし、さまざまな企業の動向の紹介など、情報も豊富です。


スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA