
老後の配当金生活に向けて資産運用をしています。
今までいろいろな投資法(投資信託の積立、個別株投資、ETFへの投資、生債券への投資など)を試してきたけれど、一番しっくりくるのが個別株投資です。
そして、今までで一番多く利益を得られたのも個別株投資(日本株)です。
2005年に日本株での個別株投資からスタートしたけれども、2005年は誰もが儲かったんじゃないかというくらいのイケイケ相場だったので、この頃は投資なんて簡単だわ!などという勘違いもしていました(笑)
その後はリーマンショックで含み損だらけのポートフォリオを抱えて非常に不安だった日々も過ごしました。
14年間投資を継続していて改めて感じるのが、企業の成長と共に株価の成長もそうですが、配当金も成長していくのだということ。
成長する企業に投資していれば、長期で保有することで利益を得られる可能性がぐ~んと上がります。
企業が成長している間は株価を気にしないで保有するべし
成長企業といっても年に50%とかで成長しているような企業でなくても、それなりに成長していれば、長い目でみれば株価も上がっていくし、配当金も増えていくことがほとんどです。
長期保有は難しい
長期保有というのは、簡単ではありません。
なぜなら、途中で売却して利益を確定しておきたいという欲求と闘い続けなければならないから!
ここを耐えることができると、将来的にご褒美(大きな利益)が得られる可能性が高くなります。
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私の場合は、特に下落傾向が続くと、まだまだ下がるかもしれないから、利益のあるうちに売却しておこうという気持ちが今でも少なからず顔をだします。まだまだ投資家として未熟なのです。
でも、私と同じような人は大勢いるとは思いますけどね。
下落している理由が単なる需給の問題であれば、保有継続すれば問題ないのだけど、注意しなければならないのが、業績の変化です。
業績悪化が顕著になってきたり、投資を開始した当初の前提が崩れてきたら利益確定した方がよいし、売り時はなかなか難しい。
そこを見極めた上で、保有継続するのか、売却するのかの判断が迫られます。
この判断を間違うと、大変なことになるのです。
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企業の成長と配当金の成長について
成長著しい企業は配当金を支払うよりも、事業に再投資する方が効率がよいので無配の企業も多く、事業が成熟段階になると配当支払いが開始されます。
特に米国企業は成長率が高い間は無配の企業は多いです。
アマゾンやアルファベット(Google)、フェイスブックなどは無配ですし、マイクロソフトやアップルもかつては無配企業でした。
例えば、米国企業の場合には成長中の無配の企業に投資して、配当金支払いが開始される頃まで保有していると、おそらく含み益も豊富になっているでしょう。
また、株式分割もされるだろうから、保有株数も増えていきますし、配当金の支払いや自社株買いも開始されたりと株主還元が手厚くなっていきます。
これこそ、株式投資の王道といえます。
これはマイクロソフトのチャートです。
2000年のITバブルの頃に一旦は株価はピークを迎えますが、その後は2004年から配当支払いが開始され、今ではITバブル時の高値を遥かに超えています。
20年も30年も保有し続けることはかなり難しいのですが、マイクロソフトのような優良企業であれば、保有しているだけで価値がどんどん高くなっていくことが多いのです。
高配当株か成長株か、どちらがよいのか?
私は少しでも受取配当金が多ければうれしいと思う方なので、無配の成長企業に投資することがなかなかできません。
どちらかというと、米国株に関しては高配当株に好んで投資しています。
すでに高配当であるということは、投資家から期待されていない低成長で成熟してしまった企業ということです。
だから、私のポートフォリオの米国株のリターンも低いのだと考えています。
実際に、日本株のポートフォリオを確認する作業をしていて感じるのが、やはりそれなりに成長している企業は投資開始時には配当利回りが低くても、企業の成長とともに増配したり、株式分割したりするので、YoCが10%を大幅に超える銘柄もいくつかあります。
結果的には、当初から高配当だった株への投資よりも高配当になっているものが多いです。
ということは、高配当株への投資ではなく、配当が成長していく株に投資するのが良いということです。
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[最終更新日]: 2018/05/01