
親の年収と子どもの学力には相関があるとの調査があります。
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お金をかければ、どんな子供でも学力の面で優秀なのか?と問われればそれは違うでしょう。
お金をかけても子供自身にやる気がなければ、もちろん学力なんてつきません。
結局は本人のやる気、努力次第といえます。
だけど、統計的には年収が高いほど子供の学力が高い傾向にあるという結果が出ているので、教育にお金をかけられると子供の学力は上がる可能性が高いといえます。
では、年収が高い人はどのような学歴の人が多いかというと、学歴も高い人が多いです。
どんなことが起こるかというと、
高学歴
高収入
子供の教育にお金をかける
子供も高学歴
これが続いていく可能性が高い。
学歴が高くても性格にどうかな?っていう人もいますし、仕事ができない人もいます。
でも、高学歴で仕事もバリバリできる、人柄も良いという人はやはり多いのも事実です。
また、できるだけ多くの選択肢を子供に用意してあげたいとなると、やはり高学歴は有利です。
そして高学歴になる可能性を高めようと教育にお金をかるのであれば、お金が必要!
やっぱりお金かぁ~。お金は大事ですよね。
さて、どうやって教育費を準備するのがベストなのでしょうか。
目次
子供にはどんな大人になってもらいたいのか?
子をもつ親としていつも思うのは、しっかりと自立した大人になって欲しいということと、できればそれなりの学力も身につけて欲しい。
自立してもらわないと、こちらの老後も計画通りにはいかなくなりますから。
子供の教育にどれだけお金をかけるのか?という問題
子供の教育にどこまでお金をかけるのか?という問題は難しいけれども、我が家の方針としてはできるだけ教育にはお金をかけるということで夫婦の意見が一致しています。
とりあえず、子供が自ら進んでやりたいと言ったことに対しては、反対はしません。
どうしても譲れないことっていうのはありますから、そこはきちんと線引きしてますが、基本はやりたいようにやらせてます。
でも、夫婦の老後資金を犠牲にしてまでは教育費にはお金をかけません。
だから、無理なく、できる範囲内でできるだけお金をかけることになります。
平均的な学校外教育費(習い事の費用)
ベネッセ教育総合研究所の調査によると、小学4年生から習い事の費用が増えてきます。
月額7万円以上の支出がある世帯は小学1年生で7.2%、小学5年生で12.4%、小学6年生で13.1%と増加しています。
引用・参考文献:ベネッセ教育総合研究所
平均すると1か月あたり3万円前後ですね。
小学校でこの金額ですから、中学、高校と年齢があがるにつれて習い事の費用は増える傾向にあるでしょう。
平均的な世帯年収700万円の世帯でも子供二人だと年間約100万円の教育費負担
引用・参考文献:ベネッセ教育総合研究所
子供がいる世帯の平均年収は700万円くらい。
この調査結果をみると、中高生の子供が二人だと年間の教育費が100万円を超えます。
子供が大きくなるにつれ、教育費は家計を圧迫してきますからしんどいですよね。
多額の教育費負担によって家計が破綻しないようにするためには、貯蓄力を上げておくと安心できます。
また、大学費用は子どもが小さい時から計画的に準備しておくのも大切です。
教育資金の貯め方の王道
教育資金の貯め方の王道はやはりコツコツと貯金すること。
子供が低学年のときがガッツリお金を貯めるチャンスです!
関連記事 教育費の貯め時は小学校低学年。計画的に貯蓄しよう!
投資で殖やすというのも大賛成だけども、教育資金全額を株式投資や投資信託で運用するというのはリスクが高すぎると思うのです。
いつもうまく運用できるとは限らないので。
子供の大学の費用が必要になるのは、子供が生まれてから18年後。
全額投資で教育費を運用していたとしても、子供が中学生になったらコツコツ型の貯金の割合を増やした方がいいと思う。
実際に必要になった時に値下がりしちゃったとなると悲劇ですから。
でも投資が上手くいけば、早い段階で目標金額に到達することもあるでしょう。
その時は、目標金額に到達した段階で個人向け国債などの無リスク資産に移動するのがいい。
教育費を早い段階で確保できていると、かなり安心できますよね。
我が家では子供の大学費用の目標1500万円に向けて、計画的に貯めていってます。
なぜ1500万円なのか?については過去に記事にしています。
関連記事 教育資金はいくら必要?教育費の目安を知りしっかり貯める!
【我が家の教育資金の貯め方】
- 毎月の積立5万円
- セゾン投信の積立1.5万円
- まとまった金額になれば個人向け国債の購入(キャンペーンを利用する!)
子供が中学生になるまでに目標金額まで到達できればいいなぁと考えてます。
一応、セゾン投信(セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド)の積立は継続しているけれども、利益確定もしてます。
あんまり増えたという気はしないけれども、今までで42万円くらいの確定利益は出ています。
関連記事 セゾン投信の積立を2007年から継続中、評価額と利回りを公開
基本、放置しているだけで運よく利益が出たので満足しています。
預貯金だけでは絶対にこんな金額は得られませんから。
でも、セゾン投信(セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド)じゃなくて、ひふみ投信を選んでおけばよかったなぁと少し後悔もしています。
ひふみ投信を設定開始当初から積立していれば、2倍以上にはなっていたのかと思うとちょっと残念です…。
まぁ、結果論でしかないですけどね!
投資信託で教育費を運用する場合は、よく考えて選びましょう。
基本は低コストの投資信託です。
今は低コストなインデックスファンドが数多く設定されているので、その中から選ぶのが良いと思いますよ。
関連記事 低コストな投資信託・ETF
プラスアルファを狙うのであれば、ひふみ投信などのアクティブファンドも考慮することになると思うけれども、”インデックスファンド50%+アクティブファンド50%”というような組み合わせの方がリスク軽減にはなる気がします。
投資信託の積立を始めるなら、まずは資料請求から。
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[最終更新日]: 2017/10/15