バフェット率いるバークシャーの2015年の4Qの取引が先日、発表されました。
オハマの賢人や投資の神様といわれるバフェットですが、どんな取引をしているのかは個人的に気になります。
バフェットに関する書籍は色々と読んできましたけど、やはり投資の基本的なことはバフェットの投資法(安全域のことや、良い企業の株をそこそこの価格で買うなど)はとても参考になります。
バークシャーの最新のポートフォリオはこちらをご覧ください。
バークシャーの2015年の4Qの取引がどうなったかを調べてみました。
Contents
バークシャーの保有株
バフェットのポートフォリオは4半期ごとに一応チェックするようにしています。
バークシャーの保有株TOP5
バークシャーの保有株は5社だけでビッグ5と呼ばれている銘柄があります。
それは下記の企業です。
- ウェルズファーゴ(WFC)
- クラフトハインツ(KHC)
- コカ・コーラ(KO)
- IBM(IBM)
- アメリカンエクスプレス(AXP)
このトップ5だけでバークシャーの保有株全体の約60%を占めます。
この中で私の保有株はIBMのみ。含み損額が増えてますが気にしません。
だけど最近はちょっとIBMの株価が持ち直してきました。
2015年4Qもビッグ5の顔ぶれに変わりはありませんでした。
バークシャーは2015年の4Qもポートフォリオ第一位のウェルスファーゴ株は買い増ししています。
3Qから9.4百万株増加していました。
その他の4銘柄は株数の増減はなしです。
バークシャーが新規投資や買い増した銘柄
先日も少し書きましたが、新規投資として原油関連のキンダ―モルガン(KMI)がありました。だけど保有数はとても少なく、ポートフォリオ全体に占める割合は1%にもなりません。
石油精製会社のフィリップス66(PSX)を積極的に買い増ししていて、ポートフォリオの第6位になっています。
フィリップス66は2012年にコノコフィリップから独立した企業です。
もしかしてバークシャーは原油関連に強気なのでしょうか。
でも去年のインタビューでは、フィリップス66への投資はCEOの手腕や同社の化学事業に価値を見出していて、石油精製会社として評価したわけではないというようなことを言っていました。
他にも農業機具メーカーのディア―や日本ではあまり馴染みのないAXTAも買い増しています。
バークシャーが保有数を減らした銘柄
これまた日本ではあまり馴染みのない企業WBCは保有株数を減らしています。
あとは高配当で有名はAT&T(T)も減らしています。
バークシャーのポートフォリオ第6位~第10位
トップ5を除いた10位までのポートフォリオは下記のようになっています。
- フィリップス66(PSX)
- プロクター&ギャンブル(PG)
- USバンコープ(USB)
- ウォルマート(WMT)
- ダビタヘルスケア(DVA)
これらの5企業でのポートフォリオに占める割合は15%ほどです。
これを見てもトップ5へのポジションが大きいことがわかりますね。
ウェルスファーゴだけで20%ほどのポジションがありますから。
まとめ
2015年の4Qでのバークシャーの主な取引を調べてみましたが、IBMを買い増ししなかったのは意外でした。
今までは株価が下落した時には買い増ししていたのに、今回は買い増ししていない模様。
ウェルズファーゴは強気で買い増しですね。
銀行としては堅実なイメージのあるウェルズファーゴですが、銀行株はよくわからないので、私は今後も保有することはないと思います。
クラフトハインツやコカ・コーラは機会があれば保有したい企業です。
これからも定期的にバークシャーの取引は記事にしていきたいと思います。