
保有株でもあるホーメルフーズ(HRL)の株価推移が軟調です。
$30近辺で指値しておいたら、買えていました!
ホーメルフーズは、食品を扱う企業であるために不況期に強いという特徴があります。
実際にリーマンショック後の不況時である2009年にも業績を伸ばしているのです。
しかも、51年連続増配企業です。
現在の配当利回りは高くはないですが、配当性向も50%以下ですし、今後の増配も期待できる企業なので買い増ししました。
2017年は去年に比べて業績が伸び悩んでおり、調べてみました。
目次
ホーメルフーズの2017年の業績について
ホーメルフーズは日本ではあまり馴染みがありません。
ピーナッツバターのSKIPPYや、SPAMは見たことがある人も多いかと思いますが、ホーメルフーズのブランドです。
規律ある買収で成長し続けている
出典元:Hormelfoods invester center
主な取り扱い食料は食肉ですが、それ以外にも幅広く展開しています。
最近ではブラジルの食肉会社Cerattiやイタリアの高級食肉を取り扱うフォンタニーニなどを買収して、食品サービスのポートフォリオを拡大しています。
ホーメルフーズの傘下には、高価格帯のMuscle milkやWholly Guacamole、低価格帯のSKIPPYなどが混在していて、バランスは取れているのじゃないでしょうか。
また、ホーメルフーズの製品は家庭だけでなく、学校、医療施設、ホテル、コンビニ、大学、レストランでも幅広く利用されています。
ホーメルフーズの2017年3Qの業績
出典元:Hormelfoods invester center
2016年と比較して、1株当たりの利益は6%ダウン
売上高は4%ダウン(調整後の売上高は1%アップ)
販売数量は9%ダウン(調整後の販売数量は1%ダウン)
総合してみると、冷蔵保存食品とグローサリー製品のパフォーマンスがいいです。
一方で、Jennie-O Turkeyブランドが引き続き苦戦中。
冷蔵保存食品について
- 利益は15%アップ
- 販売数量は6%ダウン(調整後は1%ダウン)
- 売上高は6%ダウン(調整後は5%アップ)
食料雑貨について
- 利益は10%アップ
- 販売数量は4%アップ(調整後は3%アップ)
- 売上高は6%アップ(調整後は3%アップ)
Jennie-O Turkeyブランドの商品
- 利益は20%ダウン
- 販売数量は7%ダウン
- 売上高は9%ダウン
七面鳥の価格の低下が続いている模様で、苦戦しているみたいです。
スペシャリティフーズ
- 利益は14%ダウン
- 販売数量は8%ダウン(調整後は2%アップ)
- 売上高は7%ダウン(調整後は1%ダウン
その他
- 利益は16%ダウン
- 販売数量は1%アップ
- 売上高は1%アップ
ホーメルフーズの株主還元
出典元:Hormelfoods invester center
上記は、ホーメルフーズの株主利益のグラフです。
過去10年間においては、S&P500をかなり上回るリターンを株主にもたらしてくれました。
ホーメルフーズは51年連続増配企業である
出典元:Hormelfoods invester center
配当金はきれいな右肩上がりで、株主にとっては理想的です。
ホーメルフーズは356四半期もの間、株主に配当金を支払い続けています。
これからも期待してもいいのではないでしょうか?
まとめ
苦戦している分野もあるけれども、それほど気にすることはないような気がしますので、買い増ししました。
まだまだ下落するようであれば、積極的に買っていく予定です!
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[最終更新日]: 2017/11/11