我が家では投資信託の積立は、教育費として積立しているセゾン投信のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのみです。
2007年から積立投資していますが、特に不満はありません。もうちょっと信託報酬が低くなればうれしいなぁとは思うけれども。
そもそも信託報酬のコストを気にしなければいけないほど投資していないし、誤差の範囲です。乗り換えるのも手続きが面倒なのでやってません。
セゾン投信の口座へログインすることはほとんどないので、騰落についても全く気になりません!!ストレスフリーの投資です。
ポートフォリオのリバランスも勝手にやってくれるし、積立の手続きをしているので通常時は何もすることがありませんから、本当にラクです。
だけど世界のインデックスファンド(債券と株式)に投資するバランスファンドということもあり、大幅な値上がり益は全く期待できないけれども、この部分については想定内のことであるので全く問題無しです。
最近、少し気になるのがセゾン投信のグローバルバランスFと同じような投資信託で世界経済インデックスファンドという投資信託です。
今までは興味もなかったので詳しく見たことはなかったけれど、新興国市場にももう少し投資した方がいいのかもしれないと思うようになりました。
世界経済インデックスファンドの基本的な組入比率は、地域別(日本、先進国、新興国)のGDP(国内総生産)総額の比率を参考に決定するらしい。
世界経済全体の発展を享受するという特徴を持ったインデックスファンドです。
この2つのバランスファンドでどのような違いがあるのか調べてみました。
Contents
世界経済インデックスファンド
世界経済インデックスファンドは、各地域のGDP総額の比率により組み入れ比率を変えるので、セゾン投信よりも新興国市場の割合が大きいです。
世界経済に占める各地域のGDPシェアの変化に応じてポートフォリオの構成比が年1回見直しされます。
世界経済インデックスファンドの主な投資先
セゾン投信のバンガード・グローバルバランスFでは新興国の割合が株式の4.7%しかないけれども、世界経済インデックスFの場合は債券、株式併せて35%もあります。
これから伸びていくであろう新興国の割合が多いということは、投資家によっては好き嫌いが分かれそうですが。
参考情報として新興国市場の成長について書いてありました。
こういった資料を見てしまうと、新興国にもある程度は投資しておいた方がよいのかなぁとも思いますね。
世界経済インデックスファンドのポートフォリオの構成
セゾン投信のバンガード・グローバルバランスFと同じで株式と債券で50%ずつで似ていますが、中身はかなり違います。
世界経済インデックスファンドの方が新興国への投資割合がかなり大きいです。
【2016年12月28日時点でのポートフォリオ構成】
市場動向などを鑑み、各資産や地域別の基本組み入れ比率が変更になりました。
資産別比率 | 変更前 | 変更後 | 変化 | |
---|---|---|---|---|
債券 | 国内債券 | 5.0% | 5.0% | 0% |
先進国債券 | 27.5% | 30.0% | 2.5% | |
新興国債券 | 17.5% | 15.0% | -2.5% | |
株式 | 国内株式 | 5.0% | 5.0% | 0% |
先進国株式 | 27.5% | 30.0% | 2.5% | |
新興国株式 | 17.5% | 15.0% | -2.5% |
地域別比率 | 変更前 | 変更後 | 変化 |
---|---|---|---|
日本 | 10% | 10% | 0% |
先進国(除く日本) | 55% | 60% | 5% |
新興国 | 35% | 30% | -5% |
世界経済インデックスファンドの信託報酬
長期間積立を続ける時に重視したいのが、コストです。
世界経済インデックスファンドの信託報酬は年率0.54%(税抜0.5%)です。
解約時には信託財産留保額として換金申込受付日の翌営業日の基準価額の0.1%がかかります。
世界経済インデックスファンドのリターン
気になるのがセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドと世界経済インデックスファンドのリターンではないでしょうか。
下の図の赤線がセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドで、青線が世界経済インデックスファンドの基準価額の推移です。
5年チャートで見てみると、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの方がリターンは良いですね。
ここ数年は新興国はダメダメですから仕方ないのかもしれません。
【世界経済インデックスファンドの年間収益率の推移】
【セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの年間収益率の推移】
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投資信託への投資の際には積立投資をおススメしています。
なぜなら自分の意思とは関係なく自動的に積み立ててくれるからです。世界経済が低迷していたりすると円高になって為替差損がでたり、基準価額が下がり含み損が増えたりします。
そうなると人は弱いのでまだまだ下がると思って追加投資することに拒否反応をおこしたりしますから、そういったことを回避するためにも積立投資がおすすめです。
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