「二月の勝者」の感想と子どもの進路別教育費、私立vs公立 – 長期投資でのんびり資産運用

「二月の勝者」の感想と子どもの進路別教育費、私立vs公立

NHKでも取り上げられたらしい中学受験がテーマの【二月の勝者ー絶対合格の教室】を読んでみました。

大学入試改革に伴って、2020年にマーク式のセンター試験が廃止されます。

大学入学共通テストになるのですが、今までの知識重視の試験から、思考力・判断力・表現力などを評価する方針で、マーク式のみならず記述式の問題が導入されるようです。

この入試改革にいち早く対応している私立の中高一貫校が注目されているそうですよ。

また最近は、大学入試改革を嫌ってなのか、慶応、早稲田を中心とした大学付属が人気のようです。

学校によっては付属の大学への進学の権利を残したまま国立大学などの他大学を受験可能なところもあります。

まだ連載が始まったばかりですが、中学受験塾の裏側も織り交ぜながら話が進んでいくので非常におもしろかったです。

まずは、塾講師の刺激的なセリフで始まります。

「君たちが合格できたのは父親の経済力、そして、母親の狂気」

経済力は言うまでもないですが、母親の狂気もですか…。

確かに、中学受験は親が9割などといわれていますし、早熟で大人な考え方ができる小学生でなければ、膨大な量の課題を一人で計画を立てて進めていくのは難しいと思います。だから、普通の小学生は親の手助けが少なからず必要になります。

小学校のときの同級生で灘中に進学した人がいるのですが、小学生とは思えないほど大人でした。身体も大きく、行動も大人。まるで先生が二人いるかのような感じでしたね。

お子さんが中学受験する予定だったり、中学受験させようか迷っていたり、中学受験に少しでも興味のある人は読んでみてはいかがでしょうか。

どこまで本当なのかはわからないけれども、塾の裏側を知ることができるので、かなり面白いです。

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第一志望に合格するのは3割

二月の勝者に書かれていることを参考にすると、都内の小学6年生10万人のうち、2万5千人が中学受験に挑みます。

つまり、4人に1人が中学受験するということ。

しかし、第一志望に合格するのはたったの3割と書かれていて、中学受験の厳しさがわかります。しかも、中学受験にトライする子どもは小学校ではトップクラスの成績でしょう。

その集団の中で争うため、どうしても競争は激しくなります。

男子なら開成・麻布・武蔵、女子なら桜蔭・女子学院・雙葉を東京御三家という言い方をよくするようですが、その他にも男子なら駒場東邦や女子なら豊島岡も同等レベルかな?

最難関は国立の筑駒(男子校)でしょうか?

神奈川や千葉までいれると、渋谷幕張や聖光学院、栄光学園もトップ校で、これらの名門中学に合格するのは受験生の1割ほどらしいです。

そして、トップ校合格者の6割を輩出する塾が実在しているのですが、マンガの中では名前を変えてますがSAPIXのことでしょう。

ただ、マンガの中では一部の出来のいい子を中心にして、下はバッサリ切る授業内容と書かれていました。本当かどうかはわかりませんが。

まぁ、二月の勝者ー絶対合格の教室を読んでみると、中学受験でトップ校に合格するのは想像以上に厳しいのだなということがわかります。

物語の舞台となる中堅塾で御三家確実といわれていた子どもが、試験当日にあまりの緊張のために体調を崩し、保健室受験になった結果、不合格になるシーンは読んでいて辛いです。

塾にとって子供は金脈?

二月の勝者ー絶対合格の教室では受験塾の裏側も垣間見ることができます。

受験塾は子どもの将来を売る場所で、金脈を獲りに行きますよ。というセリフに驚きますし、親はスポンサーと言い切ってます!

また、塾業界の裏用語の「お客様」と呼ばれる生徒たちのことについても書かれていて、かなりリアルです。

私立中高一貫校へ進学した場合の費用の目安

確かに中学受験はお金がかかります。

入学前の塾代で約250万円~300万円ほど。塾によっても違うでしょうが、特に6年生の一年間では約150万円を塾に支払います。

塾以外にも個別指導や家庭教師にお願いする家庭だと、さらに金額は跳ね上がります。

そして、合格した後も費用はかかり続ける。

以前に進路別にいくらの教育費が必要なのかを記事にしたのですが、公立中学の場合は3年間で約135万円、一方で私立中学の場合は約390万円です。

そして、公立高校は約116万円、私立高校は約290万円。

中学受験して入学するような私立中高一貫校に進学すると、6年間で700万円必要となるみたいです。

小学生時代の塾代と中高の6年間の費用はトータルで約1000万円かかると考えてよいと思います。

関連記事 教育資金はいくら必要?目安を知り、いくら貯めるかを決める!

ある程度の経済力がなければ子供を私立中高一貫校には通わせられませんが、私立中高一貫校のカリキュラムは魅力的なのです。

凡人こそ中学受験をすべき?

二月の勝者ー絶対合格の教室で、「凡人こそ中学受験すべきという」という塾講師のセリフがあります。

これはどういうことでしょうか?

詳しくはマンガを読んでもらいたいのですが、スポーツや芸術・音楽などの才能がものをいう分野に比べ、勉強の方がリターンを得やすいということです。

東京大学合格者ランキング

参考までに、2018年の東大合格者数ランキングのトップ15校を載せておきます。

高校 合格者数 現役合格率
1位 開成 175人 29.15%
2位 筑波大学付属駒場 109人 49.38%
3位 麻布 98人 20.07%
4位 91人 31.96%
5位 栄光学園 77人 28.9%
6位 桜蔭 74人 24.68%
7位 聖光学院 72人 24.24%
8位 東京学芸大学付属 49人 6.59%
9位 海城 48人 12.81%
10位 渋谷教育学園幕張 48人 8.6%
11位 駒場東邦 47人 11.59%
12位 浅野 42人 13.9%
12位 ラ・サール 42人 14.22%
14位 早稲田 38人 10.07%
14位 筑波大学付属 38人 9.96%

出所:インターエデュ

筑駒すごいです。

1学年約160人(中学で120人募集、高校で40人募集)でこの実績ですから。

東大合格者の多い上位15校を見てみると、国立の3校を除いて全ては私立中高一貫校。しかも、高校入試での募集をしていないところが大半です。

こういうランキングを見ると、いろいろと考えさせられます。

まとめ

二月の勝者は、中学受験に興味のある方であれば、非常に楽しく読めると思います。

かなり面白かったので、早く続きが読みたいです。

待望の2巻の予約ができるようになりました!
早く読みたいです。

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