長期投資は確実に儲かるというのは幻想 – 長期投資でのんびり資産運用

長期投資は確実に儲かるというのは幻想

長期投資をすれば必ず儲かると信じている人はいるかもしれません。

私は長期投資で確実に儲かるとは決して思わないです。

長期で見れば株式市場は右肩上がりなので、市場全体に投資するインデックスファンド(ETFや投信)に投資しておけば、将来的には利益が得られると勘違いしている人もいるかと思います。

だけど、現実はそんなに甘くはないと思うのです。

以前にも長期投資でも確実に利益がでるわけではないという記事を書きました。

長期投資でも確実に利益がでるわけではない
長期投資であれば安全とか、確実に儲かるというのは違うと思うんですよね。 投資に確実な事なんてありません。 ただ短期投資に比べれば...

そこでも書いてあるのですが、日本市場でいえば20年以上の長期投資においてはインデックスに投資していても利益は得られていない可能性があるのです。

ドルコスト平均法で毎月定額を投資していたとしてもですよ!!

だから長期投資であれば必ず儲かるなどというのは幻想なのです。

では、どうすれば資産運用で儲ける(利益を得られる)のでしょうか。

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投資対象は選ばなければならない

日本の株式市場にバブルのピークで投資を開始した投資家は、コツコツとインデックス投信の積立を実施していたとしても、大して儲かってはいないと思います。

N225-longrun-chart-2016

25年以上も投資を継続しているのに、報われてないなんて悲劇です。

大卒で社会人になって定年退職するまでには40年もありません。それなのに25年投資してほぼトントンの投資成績とか、もしかしたらマイナスというのは資産運用としては失敗ですよね。

そうならないために気を付けなければいけないことを考えてみました。

アセットクラスの分散投資する

バブルのピークで日経平均に投資するインデックスに投資を開始した投資家は残念なことになっています。

一方で米国のS&P500インデックスの投信にでも投資していれば、大成功です。

SP500-longrun-chart-2016

こんなことになるなら、素直に米国株に投資していたらよかったと思うかもしれません。

たまたまこの期間だけに限定してチャートを眺めてみると、圧倒的な差があるけれど米国株のインデックスに投資していたとしても30年ほど株式市場が低迷していた時期もあるので、不運にもそういう時期に遭遇してしまったら、米国よりも日本に投資していた方が良かったとなるのです。

1929年の株価のピークで投資を開始すると、その後の世界恐慌で30年近く前回の高値を上回ることができていません。

だから米国株のインデックスの投信に長期で投資していれば必ず儲かると考えるのは間違いです。

儲かる確率を上げるために必要なのは、アセットクラスを分散させることです。

ただ、今は世界同時株安がおこるので株式投資で日本市場と海外市場で分散させていても昔ほど効果はないのかもしれません。

実際にリーマンショック時は株式市場はどこも壊滅的でした。

2001年以降の世界の株式市場のリターン
前回までアセットクラス別のリターンや米国市場のセクター毎のリターン、新興国の株式のリターンについての記事を書いてきました。 株式投資を...

関連記事:2001年以降の世界の株式市場のリターン

投資した後も必ず割高ではないかの確認をする

投資を開始後は常に”割高ではないか”の確認をした方がよいと思います。

何をもって割高であるかは、投資家によって異なるとは思いますけど。

明らかにバブルだなと思うならば、一旦は税金や手数料を支払うのはもったいないけれど利益確定しておいた方がよい気がします。

難しいのがインデックスファンドの売り時です。

以前にも記事にしました。

インデックスファンド積立の売り時っていつ?
投資は一般的に買いよりも売りの方が難しいといわれています。 私も10年以上投資をしていますけど、確かに売りはかなり難しいです。運よくほ...

関連記事:インデックスファンドの売り時っていつ?

インデックスへの投信積立をしている人の売る基準ってどんなものなのか興味があります。

私にはETFであれ投信であれ、インデックスファンドの売り時はよくわかりません。

唯一、積立を継続しているセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、積立開始時に決めた売りの基準を満たした時に段階的に売却して利益確定しています。

その売却が正しかったのかどうかは、今もよくわかりませんが。

超長期での株式のリターン

20年や30年での株式投資では運が悪ければ失敗に終わることもありますが、さらに期間を延ばして100年くらいの超長期でみるとおそらく報われるでしょう。

長期間にわたる資産運用でのパフォーマンス
投資をする上で知っておきたいのが、どのアセットクラスに投資すれば好パフォーマンスが得られるのかということ。あくまでも過去のパフォーマンスです...

関連記事:長期間にわたる資産運用でのパフォーマンス

投資に確実なことなんて何もない

長期で投資していたら必ず儲かるということではないですが、儲かる確率は高いと思ってます。

だから長期投資を実践しているのです。

私の場合は老後資金のための資産運用では米国株を中心とした配当金再投資をしていますが、儲かる確率は高いと思っているから実行しているだけであって、将来的には失敗に終わる可能性もあります。

失敗に終わればそれはそれで受け入れることができます。自分で納得した投資だから。

注意したいのは思考停止した状態でダラダラと投資しないこと。

常に自分の頭で考えて投資を実践していく必要があると思うのです。皆が買ったから自分も買おうとか、皆が売ったから自分も損切りしておこうとかではなく、ちゃんと自分で考えて実行に移すことが必要。

自分で考えて投資したのならば、失敗したとしても次の投資にその失敗を活かすことができますから。

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